遠隔マネジメントで2週間
2017年6月15日

日本の一人オフィスからフィリピンの37人をマネジメントするという、ちょっと変なことを始めて2週間。

今日、NTTの固定電話が引けたので、実務のための大きな準備は、ほぼ終わってしまった。

A3スキャナ
とにもかくにもA3スキャナが無いと仕事ができない。
フィリピンにいるときは、どうしても手頃なA3スキャナが手に入らず苦労した。
ウィーンとスキャンするものならいくらでもあるけれど、シャカシャカ連続でスキャンしてくれるやつとなると、高価な複合機をリースするしかない。

日本では、A3複合機の一番安いやつということで、沖電気。

http://kakaku.com/item/K0000892730/
こいつを椅子の真横におき、座ったまま、腰をひねるとスキャンもプリントもできるようにした。
A3スキャンのスピードも申し分ない。素晴らしい。

TEAMVIEWER

フィリピンにいる社員とのファイルのやり取りには、メールも使わないし、スカイプに貼り付けもしない。私のほうから、フィリピンの社内のファイルサーバーに入りこんで、今までと同じように、あるべきフォルダに、あるべきファイルを置く。という方法を取っている。
今までのスタイルを1ミリも変えない。
対面せずに、スカイプとpdfだけで仕事をするスタイルは、2年間にわたって練習したので、違和感なし。
そのためには、このチームビューワーはとっても便利。フィリピンに置いてきた自分のPCを遠隔で操作できるので、社内のネットワークにも簡単に入ることができる。

このTEAMVIEWER、すごいんですよ。誰が何やっているのか、つなげばわかる。
ほう、こいつはこのPJの展開図を書いてるのか。
という感じ。マウスが動いている様子まで見える。
いつでも予告なしに私がつなぐことができるので、社員の方は気になるはず。
仮に、ばれないようにこっそり動画を見たりして、そこに僕がたまたま、つないだら…。

SPROUT
遠隔マネジメント体制にする3ヶ月くらい前に、出退勤管理のSPROUTを導入。
指紋で出退勤のログをとり、出勤状況はWEBで見ることができる。
出退勤の改ざんは、できない。これは精神的に良い。

一日の動き
ヘビーな資料は深夜に用意をして、スキャンして、ファイルサーバーに突っ込む。
で、リーダーにはスカイプで
「今いれたから、明日からやれ」
と送る。真夜中だろうが土日だろうか、関係なく送っちゃう(その代わり返事はしなくて良い)。
ヤバめの仕事だと、ちゃんと早めに来るので、予告しておくと、効率が良い。
朝になると、だいたい質問がくるので、私は朝の10時までには席につく。たいていパンツいっちょ。
昼ごろまで、火の粉を振り払う対応をして、シャワーをあびて、夕方はちょっと眠くなるので仮眠。
夜中にまた資料作り。以下繰り返し。
社員から見ると、
「あの社長、いつ寝てるのか?」
となる。

 

以上、参考に、なりませんね。

 


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ヤマダ電機の洗濯機の設置がすごかった
2017年6月11日

洗面所が超せまいのに、ドラム式洗濯機を買ってしまった。

洗濯パンに乗っかる寸法であるのは分かったが、そこまでに至る経路がめっちゃ狭い。
入らなかったら、廊下に放置して帰っちゃうのか?
洗面所に入ってからどうやって転回するのか?
転回中、人が立つスペースはあんの?
75kgの本体をこんな狭いところに突っ込めるの?
排水ホースが先?設置が先?
設置の兄ちゃんは、養生材とか持ってくるのか?
接続するホースやらなんやら、付属品は持ってくるの?
「設置というのは置くだけです。あとはやってください」とか言うんだろ?
一度も下見してないから、「○○が足りないから、一度戻ります」とか言うんだろ?
「カッターありますか?」「ドライバーありますか」とか聞いてくるよな、きっと。用意しといたほうがいいな。
ボコボコに壁にぶつけて、「んじゃ!」って帰るんだろ、どうせ。
廊下もゴミクズだらけで帰るだろうし、掃除機も充電しとかないとな。

いろいろ考えたらまじで眠れなくなり、

原寸大の型紙を作って、転回できるか実験したり、
粗大ゴミ置き場からダンボールを拾って、ドア枠や出隅を自分で養生したりして配達を待った。

「ピンポーン」

来た!




「狭いのでちょと苦労すると思います」
「入ればなんとかなりますから
中でお待ち下さい。」

中を一瞬見て、転回方法だけちょっと考える兄ちゃん。
僕が作った養生材なんていらないらしく、外してしまった。

全て杞憂でした。

廊下で、開梱。
ドアストッパー持参。
ドライバーも、カッターも持ってきてる!フィリピンじゃないんだここは!

そのあとは分厚い毛布に本体を乗っけて、スルスル~

僕が、廊下のダンボールが他の人の邪魔にならないか見に行って戻ったときには、もう洗濯機はスッポリはまりつつあるところでした。

この狭いスペースにハメこむ技は、毛布を敷きながら、ズリズリっとやって、一人が本体を持ち上げている間にもう一人が毛布を抜く、みたいなテクニックでした。
排水は、設置したあとで下のパネルを外し、外科手術みたいな感じでつないでいました。
工具持参は当たり前、ネジの位置すら覚えているようで、ノールックネジはずしでした。
撤収したあとには、廊下にはゴミひとつなし。
一瞬の出来事。

フィリピンに長くいすぎた私にとって、この、ほんの20分ほどの彼らの仕事っぷりには感動で涙が出てきた。

日本のインフラを支えているのは、こういう人たち。

 


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雑用がサクサク片付く国¥
2017年6月9日

日本へ来て1週間。
一人なので、事務の雑用はもちろん自分でやっている。

3日連続で郵便局に行きました。

日本の郵便局、すごいです。非効率の象徴といわれることもありますが、あれはすごい。
用事で出かけたついでに、郵便局を見つけたら、帰りがけに寄ればそれで一つ雑用が終わる。

切手というプリペイド式、ポストという無人集荷方式、これで相手に封筒が間違いなく届く。すごい。

フィリピンには郵便はありません(あるけどない)から、LBCという民間の宅急便を使う。
誰か使いの者ををLBCの店舗まで歩いて行かせて、支払いをし、戻ってきたら小払いの精算ですから、かなりの手間がかかる。
そういう雑用係を雇わないと、雑用が片付かない。
で、その雑用係がなんだかんだと、問題を起こしてくれるので、雑用が別の雑用を連れてくる。

日本なら、切手をはって、どっかのポストにポンで終わり。
50分の1くらいの手間。

横長の、振込票?っていうのか、あれを使ってどっかに金を払うシステムも良くできてる。
EMSもマカティなら2日で届く(これはマカティも頑張ってくれてる)

郵便局はすごい。

日本はサクサク終わってきもちいい。


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一人事務所完成¥
2017年6月4日

快適だ。通勤なし。

起きてから寝る直前まで仕事。

土日もお盆も仕事。

やる仕事があればいいんだけど。

それが問題だ。

 

 

 


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東京の生活初日
2017年5月31日

無事、賃貸契約は終了し、さっそくたちあがった自宅兼事務所がこちらです。

少々机が小さいですが、1~2年はこれでなんとかなると思います。

築10年の物件だけど、フィリピンの新築物件よりもキレイで高機能。

フィリピンとの差に驚くばかり。

電気、水道は、すでに使える状態。入居者がネットか電話で「使い始めるよ」と東京電力と水道局に連絡するだけ。
ガスは電話すれば、即日、開通工事をしにきてくれる。
20時~21時で時間指定した宅配は、20時ピッタリに玄関で待っていた。
人生初の宅配BOX、カパ。感動。

不動産屋さんは、1時間かけて重要事項や、諸々の設備の使い方を説明してくれた。
全て完璧でございます。

フィリピンで通常6ヶ月かかっても中途半端なものしかできないけれど、日本だと1週間位でちゃんとしたものが揃っちゃうんですね。

成田のABCカウンターで、ゴールドカードのクレジットカードがあれば、スーツケースを無料か500円で宅配してくれます。海外で使ったレシートを見せてくれというので、スタバかどっかでカードを使って、レシートを取っておいたほうがいいです。

そのスーツケース宅配も、その日に着いちゃうんだから、すごい国。

 


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マニラでの生活もあと2日
2017年5月29日

日本の不動産屋のサイトはすごい。
膨大なデータ量、あらゆる条件で検索、絞り込みができて、情報もそこそこ正確だし、サイトによって値段が違うということもない。
写真も間取り図もあるし、どんな場所かはストビューで見ればわかるし、近所にどんな店があるかもわかるし、もう内見する必要すら無い。

ベッド、枕、机、カーペット、椅子、複合機、印鑑、一つ検索するだけでウジャーって出てきて、選び放題。
しかも、安い。全部が、安い。
フィリピンより、はるかに安い。完全に逆になっちゃった。
もちろん高いのもあるけど、安いのはそれ以上にいっぱいある。
しかもポチればおしまい。すぐ持ってきてくれる。配達時間の指定も自由自在。
必要なものが、なんでもネットでそろう。買い物天国。

どうやって選ぶのか、ちょっと調べると、また情報がウジャー。比較サイトがウジャーっ。
ありすぎて、1つ選ぶのに何時間もかかる。
夜行バスとか、印鑑といった、マイナーなアイテムまで、もう、ウジャウジャ。

会社の設立のしかただって、近くにいる税理士だって、ぐぐればウジャーっ。

電化製品はまだ買ってないんだけど、どうせどこに行ってもウジャーっ。
(もう、バカメイドに壊される心配はないので、包丁も炊飯器も掃除機も、安心して買える。)

どうなってんのこの国
どうしてこうなった


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マニラでの生活もあと3日
2017年5月28日

5月31日の早朝に東京に行き、もし契約が問題なく終われば、そのまま東京に3週間滞在することになった。
その後、マニラに1週間滞在、また東京に3週間滞在、という生活を繰り返す予定だ。
6月中には法人登記も完了するだろうが、少なくとも1年は自宅兼オフィスで一人会社。50歳を前にして、小さな部屋で小さなスタートアップだ。
厳密には、私が東京へ行くまでは賃貸契約が完了しないため、顧客には正式に連絡をしていませんが、契約が正式に決まれば改めてご連絡します。
場所は渋谷区千駄ヶ谷。

マニラの会社は、誰か日本人を置くわけでもなく、そのまま「無人」の状態での運営となる。
社員の半分以上は5年以上、リーダー連中は全員7年~10年、運転手のラミールにいたっては15年間も私のところに居座っているため、まあ一応の信頼関係はできているんじゃないかと。ここで、事情を知らない変な日本人を入れて、命令系統を複雑にするより、私が遠隔でリーダーたちと、今やっているように、直接指示を出した方がよっぽど効率的だろうと思う。

唯一の変化は、腎臓をこわして1年半、実務を離れていた、ノエルくんの復帰。こいつは日本語をかなり読み書き出来るので、僕の代わりに日本語を入力したり、図面をチェックしたりと、私のヘルパーになってもらう予定。これだけでだいぶ私の仕事は減る。

現在、CADオペたち30数名は、現在10階で働いており、私は12階にいる。彼らと顔を合わせることは、現在でも、1日に1回あるかないか。最近は、遠隔操作の練習のため、意図的に1週間で1度しか10階に降りないようにしているが、特に問題はない。というか、たまに降りると、誰かが買ってきたピザをみんなでキャッキャ言いながら食ってたりして、よろしくやっているようだ。
実務は、各リーダーと1対1でスカイプチャット。共通指示はリーダーだけのグループチャット。これで十分。

経理チーム7人は、現在、私の席の目の前で仕事をしているが、こいつらと私の間には、ほとんど会話がない。
CADのチームと対照的で、3年ほど一緒の部屋にいるのに、全く懐いてくる気配がない。金を貸してくれ、というのもない。なんとも不思議な人種だ。
仕事はどうやっているかというと、全部、紙かスカイプで箇条書きにして渡すという方法をとっている。
各人が5社分くらいの経理をやっているので、口頭で何かを聞いたって、どうせ即答できない。
作業をしているところに話しかけると、何をしていたかわからなくなってしまうので、「筆談」みたいな形をとっている。
なので、離れていても実務はなんとかなるだろう。
ただ、チームが仲良しという感じではないので、仲間割れなど、何かあるかもしれない。

いない間の現金の移動については、会計士の勉強で習ったとおりの「職務の分離」をした。
白紙の小切手帳に署名をして置いていくのだが、経理の人物Aとは別の、人物Bに、その小切手帳を預けた。
円口座だけは、その人物Bが銀行に行っておろしてくることになっているので、円口座のWithdrawal Slipは、逆に人物Aに預けた。都合の良いことに、人物Aと人物Bは微妙に仲が悪いので、こいつらが結託して不正を働くことはまずないだろう。

ま、とりあえずこれでやってみて、あとは調整、と。


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喧嘩レター
2017年5月26日

ビルの10階と12階に部屋を借りており、そのビルエアコンの電気使用料に4倍の開きがある。

これについて、はじめてレターを書いたのが、2014年8月。
いっこうに改善もせず、法外な請求書を毎月送りつづけてくるビル側。

ビルを所有するのは某銀行なので、資産管理部に話を持っていった方が良いという助言があり、資産管理部にレターを書いた。

「おめーんとこ、相変わらず、すんげー請求書送ってきやがって、10階の使用料の4倍だぞ?隣のビルの使用料と比べたって、3倍だぞ?スプリットタイプのエアコンに換算したら13機をつけっぱにしてる計算だぞ?
 おめーらの対応なんて、もう待ってらんね-んだ。2つオプション考えたから、どっちか選べや
 1)うちのオフィスに冷気を供給するのをやめれ。自分のエアコンを使うから。そのかわりビルエアコン代は払わん。
 2)メーターにかかわらず16,000ペソ払うから、足りない分はてめーらでなんとかしろ

そして、さきほど、銀行の資産管理部から3人が来た。
まともな人間だった。
フィリピン人のまとも系は、議事進行がとてもうまい。

ビル管理をしているマネジャーがぼそぼそ言い訳を始めると

「すると、君は、電力メーターが壊れていると、結論づけるのか?」
「・・・yes sir..」
「AHU交換工事は何月何日に終わるのか?」
「・・・あ、ええと週末に始めて、ええと6月2日にあれして、ええと」
「コミットしろ。」
「・・・6月2日です、あ、はい」

で、次は私に向かって
「提示してもらった2つのオプションのうち16,000の根拠は何ですか」
「他ビルや10階との比較からリーズナブルな線を出した」
「そうですか。内部で検討した結果、オプション1はOKが出たので、それで良いか」
「それでいい。だけど今月のBILLだけは、昨日、16,000だけ払ったから、それで終わりにしてくれ。俺たちはもう何年も過剰な電気代を払った。そのかわり電力メーターが壊れているという話だが、過去の請求は全て不問にする。」
「それについては、持ち帰って検討する」

以上、打ち合わせ終わり。

やっと前に進んだ。

海外では、言うことをきかない相手を動かせるのはレターのみ。
ただし、相手を間違うと、何も動かない・・・


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日本・フィリピン どっちが手元に残るのか 税金・社保比較
2017年5月24日

法人の売上げ 1,000,000/月
役員報酬  650,000/月
経費 200,000/月
とした場合

日本

法人
法人税等合計金額 40,425/月
社保会社負担分  88,042/月
個人
所得税 27,042/月
住民税 33,900/月
社保個人負担分  88,042/月

お亡くなりになるお金合計 277,451/月 (27.7%)

フィリピン

法人
法人税等合計金額 43,809/月
社保会社負担分  3,969/月
個人
所得税 194,497/月
社保個人負担分  2,543/月

お亡くなりになるお金合計 244,818/月 (24.4%)

意外にも、大してかわらなかった。
3%の差で、日本の手厚い医療とインフラサービスがくっついてくると思うと、日本の方が割安??


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オフショアCAD恒例、入社試験結果。久々の満点。
2017年5月16日

コメント (245)

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