書類を作ってサインをもらって提出するまでの道のり
2012 年 1 月 16 日

(フィリピンの場合)

1日目:ある書類を提出する必要があることが判明する
2日目:その書類のひな形が無いか、知っていそうな人に聞いて回る
3日目:誰も知らないことがわかる
4日目:自分で書類を作成する
5日目:サインをもらうため、サイン者に電話をするが、不在。
6日目:再び電話をするが不在。
7日目:やっとつながって、明日来るように言われる。
8日目:言われた時間に行くが、相手が外出中で会えず。書類を置いてくる。
9日目:「サインができたらピックアップするので、連絡をください」と相手の秘書に伝える
10日目:連絡無し
11日目:連絡無し
12日目:こちらから連絡すると、「サインしたのでいつでも取りに来い」と言われる
13日目:書類を取りに行ったが、秘書が病欠
14日目:再び取りに行き、無事ピックアップ完了
15日目:サインに不備があることに気づき、もう一度届ける
16日目:こちらから連絡すると、「サインしたのでいつでも取りに来い」と言われる
17日目:終わったと言われて再び取りに行くと、なぜか、サインが終わっていない。
18日目:連絡無し
19日目:連絡無し
20日目:再び取りに行き、無事ピックアップ完了

(日本の場合)

1日目:WEBサイトから書式をダウンロードし、相手にメールで送る
2日目:指定された時間に書類を取りに行くと、相手は不在だったが、秘書から無事、書類を受け取り終了。

誇張はしているが、だいたいこんな感じ。

職についているまともな人の仕事っぷりがこんな感じなので、全体として、日本の20分の1くらいの生産性しかない。

ハイテクなんて使わなくても、伝言をきちんとするだけで、生産性が倍くらいは上がると思う。

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2011年、わけわかんねー大賞
2011 年 12 月 22 日

2011年は、進出企業の立ち上げ業務をいくつかやった。

それに伴い、社外のフィリピン人の組織と接することも多くなり、いろいろ不可解なことに遭遇するようになった。

社内のフィリピン人は大変使いやすいが、社外のフィリピン人は、本当に本当にわけわかんない。

というわけで、2011年、わけわなんねー大賞のノミネート作品。

ま、そんなたいしたことないですが。

■わけわかんねー大賞ノミネート出来事 その1

書類を1ヶ月ほったらかし。

ある場所で、ある事業立ち上げのための、建築許可の手続きでの出来事。

市の建築許可を得る前に、そのビルのアドミの許可が必要で、さらにその上部のデベロッパーの許可が必要、という流れだった。

その「上部のデベロッパー」ってのが、なぜか1ヶ月間、書類を放置。

施主が、工事業者が、我々が、何度ビルのアドミへフォローしても「放置」

で、ある日突然、許可がおりた。

デベロッパーもお小遣いを欲しくて、放置しているのか?

内部のコミュニケーションミス?って言っても、何度もしつこくフォローアップしてるんだぜ。

あれは今考えても、わけわかんない。

■わけわかんねー大賞ノミネート出来事 その2

存在しない資格者を指定する、PEZAでの建築許可。

PEZAは市役所と異なり、かなりスムーズに物事が運ぶのだが、それでもわけのわからないリクワイアメントがある。

1つは、「工事業者のPCAB指定」

「工事業者はPCABを持っていなければならない」、というやつなんだけど、そんな認定を受けた業者なんて、ほとんど存在しないらしい。

そんなものを、ただの内装工事に一律に求めるなつうの。

これを回避するには、「施主が直接工事管理をし、責任を持つ」、という書類を差し入れればよいのだが、ここで2つめの問題。

「安全管理責任者の有資格者を任命しろ」

はい。

これもさんざん探したんですが、そんな資格をもってるやつなんて、フィリピンにはいないんですわ。

結局、

「そんな有資格者、存在しねーわ
 どうしてもっていうなら、資格者の名前と連絡先のリストをPEZAが提出しろや
 だせねーんだろ?
 じゃあ免除しろや。わかったか、ゴルァ

というレターを書いて、解決。

さすがお役所仕事、わけわかんねー

■わけわかんねー大賞ノミネート出来事 その3

とっくに着金している海外送金を「そんな送金は無い」と言い張るメトロバンク

これは、本当に参りました。

着金した日本からの「ペソ」送金を、メトロバンクの担当が気を利かせたつもりなのか、こっちが指定した円口座ではなくペソ口座に入金。

ところが、海外送金は本店が一括で扱うらしく、支店の担当に聞いてもそのへんの事情が分からないらしい。

結局銀行へスタッフが足を運ぶこと3回。電話を掛けること、数知れず。

結局、着金していることが判明したのも、メトロバンクが自力で調べたわけではなく、送金元のUFJ東京三菱からの電信メッセージのコピーを提示して、やっとわかった、というグダグダっぷり。

13年住んだ経験から言いますと、フィリピンの銀行員はほぼ全員、バカです。

メトロは特にレベルが低いです。

複利計算とか、たぶんみんな知らないです。

■わけわかんねー大賞ノミネート出来事 その4

これは特定の出来事ってわけではないのだが、「見積りを取る」というのは、フィリピンではすごく大変な作業。

パソコンの仕入れのために、たまに見積りを取るのだが、最低でも3日くらいかけないと見積りが取れない。

ほとんどの原因は「調べてから連絡する」と言ったっきり、連絡が来ない、というもの。

あれってフィリピン全土に言えることなんだけれども、本当になんなんでしょうね。

それ放置したら、君はどうやって商売するのかと。

以上です。

ちなみに、日本人が直接、外部のフィリピン人と接触して物事を進めるのは「ほぼ不可能」です。

少なくとも私は絶対に直接口をきいたりしません。

血管がもったいないですから。

なんか、一段と、防御力ばかりが身についたような気がする2011年でした。

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会社の就業規則の3大チェックポイント。
2011 年 12 月 16 日

ボヌスの査定をするために、6月から11月までの出勤データを集計させたらびっくりした。

規定の時間(8時間X22日X6ヶ月=1,056時間)を働いたスタッフが、3人しかいねぇ。

他15人、全員、規定打席(8時間X22日X6ヶ月=1,056時間)に達していない。

なんて楽ちんな会社なの。

最低労働だったやつは、6ヶ月で798時間。

32日間も休んだ計算。

エグゼクティブやのう。

リーダーを呼んで、

「こいつ、すげーんだけど、仕事の采配難しくないの?」

と聞くと

「大丈夫です。締め切りは間に合ってます」

との答え。

あっそ。じゃあ、いっか。ムダに座っていられても困るし。

短時間労働ランキング2位のスタッフは、6ヶ月で808時間。

なんと6ヶ月間で欠席21日、半休22回。

なめとんのかと。

こっちはさすがに「采配に問題有り」だった。

例えば、住宅の展開図を、何人かでいくつも書くような場合、こいつだけは期間内に1住戸しか終わらせられない。

他のスタッフは、3つ、4つやってるのに、1住戸。

もうなんか、警告書を書くのもめんどくさいので、同期入社の8分の1の金額にしてやった。

嫌でしたら、出口はあちらです。

ボヌスなので、たとえゼロであっても1ミリも訴えることはできない。

会社の規定で、有給休暇を8日間しか与えていない。(フィリピンの労働法規では5日。)

おそらく、他の会社より極端に少ないこの有給休暇、人件費に直結する。

どういうことが起こるかというと、半年くらいでみんな有給を使い切ってしまい、後半は減給をくらいながら休むのである。

なので、8月くらいから給与の総額が目に見えて減っていく。

かといって、仕事が終わらないという訳ではないので、お財布に優しい。

会社の就業規則の3大チェックポイント。

1.有給をバカみたいに与えない。
2.毎年昇給しますとか、無駄な約束を書かない。
3.退職金をあげるとか、書かない。←最初から労働法規で決まっている

就業規則をリセットできるのは、スタート時のみですから、「もう書いてあった」という人は諦めよう。

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社員の募集。1時間に3人が送って来る。
2011 年 11 月 8 日

AutoCADのライセンスが3本も余っちまったので、CADの社員を募集している。

日中は1時間に3人くらい、レジュメを送ってくる。

丸2日間で、120人送ってきた。

そういえば、前回の「たかじん」で、田島陽子が、「女性の社会進出」を訴えていた。

田島陽子はどうしようもないが、「女性が優秀」というのは本当だなと思う。

私のところでは、女性しか採用しないので、男性のレジュメは一切、見ることさえしない。

女性の安定度は、抜群です。

この作戦のおかげで、オペレーション自体は、実に安定している。

(こいつも、そろそろ辞めて、シンガポールとか行っちゃうんだろうな)

なんていう心配が皆無。

日本でも、パチンコ屋とか、雀荘とか、競馬場にいるのって男ばっかりだもんな。

男は、ファンタジーばっかり追い求めるから。

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やっぱ社員は自分で面接しなきゃだめだわ
2011 年 10 月 11 日

正社員になったばかりの5人のうち、2名が退職届を出してきた。

そのうち1名は、一ヶ月くらいまえに解雇しようとして、断念した社員だった。試用期間が2日過ぎていたため、弁護士のやろうに解雇をとめられた。

「辞めてもいいぞ、ていうか、辞めろ電波」を発していたら、受信していたらしく、辞めてくれた。

もう一人は、先週、仕事中に、急に呼吸がしづらくなったとかで、病院につれて行った社員。静養するため、やめるらしい。

あれぽっちの残業で、体壊しちゃうんですかね。20歳ちょっとの若さなのに。

まあ、日本人の社長が、勤務中のラジオの件で、けっこう怒ってたので怖くなっちゃったんだろうと思う。

実は、まだ自分は、この最後に入社した5人の名前と顔を、しっかり覚えていなかった。

21人しかいないのに、3人くらい名前があやふやってのは、けっこうやばい。

入社試験から面接まで、社員に選ばせたせいか、なんか愛情みたいなのがわかなかったみたいだ。

やっぱり違うんだな。

他人が選ぶ種類の人間と、自分が選ぶ人間の種類が、なんか、ちがう。

おれだったらこんな無表情なやつ選ばないのに。

いままで気づいていなかったけど、よく笑う子を、自分は選ぶ傾向がある。

あと、外見も。

社員に選ばせると、なんか、ちょっと違う方向へ行ってしまう。

だから、次回は、やはりきちんと自分で選びます。手抜きせずに。

すみませんでした。

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中小企業向けの給与計算サービス
2011 年 9 月 27 日

たまたま今週は、2つの取引先に、給与計算用パソコンをセットしてきたので、そのご紹介。

1:自前のタイムカードプログラムを入れたパソコンを置かせていただきます

2:従業員様が出勤、退出するたびに、そのプログラムをポチってもらいます。

3:データは逐一ネットでこちらに送られてくるので、締め日になったら、当方で給与や残業、税金・SSSなどの天引きを計算して給料日に明細を送ります(もしくはお持ちします。会計士ではありませんので、税金等の数値を計算するのみで、法的な担保は、顧問の会計士に依頼してください)

4:月額P15,000+VATです(20人程度まで)

タイムカードプログラムというのはVisualBasicを使って作った、ごく簡単なもので、それをネットで同期を取るという簡単な仕組みです。
初期投資はパソコンが1台と、エクセルのみで、それも当方で用意するので、お客様の初期負担はありません。

給与以外にも、休暇日数の管理、社内ローンの管理なども行います。

離れていても、データを通して出勤・帰宅時間の様子が逐一わかるというのは、けっこう面白いです。

このサービスには隠れた爆弾機能があります。それは

「従業員がブツブツ文句を言っているのが、当社のスタッフを通して、日本人の上層部に筒抜けになる」

というものです。

「これはまずそうだな」というような情報が耳に入った場合、実際には、

従業員様 → 当社事務スタッフ → 私 → 日本人担当者

というルートでお伝えします。

『普段、何も不満を言わないので、ウチの会社はすごくうまくいっている』、と思っているのは日本人だけ。

従業員は、いろいろと細かい不満を抱えているものです。

私の会社なんて、従業員に陰で何を言われているか、恐ろしいです。

その大半は、非常に些細で、経営から見ればどうでも良いことなのですが、放置すれば大きくなるであろう問題は、小さいウチにつぶさなくてはなりません。

このような、「不満を伝えるルート」を用意しておくことで、日本人~フィリピン人間の労使の風通しは、格段に良くなり、定着率の向上・会社に対する評価がアゲアゲになるなど、効果は大きいです。

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円高で5600ペソ突破。四の五の言わずにフィリピンに箱を作っとけ。
2011 年 9 月 14 日

今日、1万円が5600ペソを突破。

個人的に5600を経験するのはこれが初めて。

これはもう、四の五の言わずにフィリピンに箱を作るべき。

この3ヶ月で、3つ会社を作った。

こんなハイペースは、始めて。

そのうち2つは、箱つき。

オフィスを借りて、設計をして、内装工事までコーディネート。

円に換算すると、ヒジョーにお得感がある。

登記・事業許可のプロセスとしては割と明確で、BPO系であれば、一直線である。

コネがいるとか、賄賂がいるとか、そういうことは特にない。

さてフィリピン人のおさらい。

長所を3つ、短所を3つ。

【長所】
1:性格が素直
2:性格が素直
3:性格が素直

【短所】
1:基礎学力が低い
2:思考が苦手
3:判断が苦手

え?やめたほうがいいんじゃないかって?

それは、あ な た し だ い

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仕事中に携帯でラジオ聞いてるバカ社員
2011 年 9 月 8 日

日本でも、こんな社員っておるんかのう?

仕事中に、携帯電話のラジオだかなんだかを、イヤホンを片耳にして、ラジオ聞いてやがった

残業中に、静かに仕事してるのに、時々、数人が同時で笑ってやがる

今日で3回目くらいなので、その場で全員の携帯機器没収。

リーダーも含めて全員。

明日から、業務中の携帯機器は全て受付で預かることにした。

ラジオ聞きながら、仕事に集中できるとはとてもおもえんわ

しかも、幼児レベルの集中力しかねぇくせに。

フィリピン人って、やっぱ、神経が20本くらい抜けてる。

だから、こうして、いまだにGDPが低くて、

給与レベルが低くて、

俺みたいのが、こうして商売やってられるんだけんどな

感謝してる。

あーあ、こいつら自分で就業規則、増やしてやがんの

冬のボーナスも、半分にしてやるわ

ざまみやがれ

俺は痛くもかゆくもねぇわ

仕事中にラジオを聞いてもかまわない会社を探せや。

アホンダラ。

お客様に、本当に申し訳ない。

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さすが日本のゼネコンが設計したオフィスはちょっと違う
2011 年 8 月 5 日

私のオフィスの近くにある、とあるオフィスビル。

お客さんが契約するというので、自分の目で見てきた。

鹿島の設計部が設計したらしい。

どうりで、そんじょそこらのオフィスとは違う。

外見はどうってこと無いのだが、フィリピンのなんちゃってデザイナーが設計するビルと大きく違うのは

■共用部に給湯室がある。

■床スラブが30ミリのフカシコンクリートになっていて床配線が可能

■蛍光灯と空調吹き出しが一体になっていて、そこらじゅうに吹き出しがあるため、間仕切りの位置の制約がほとんど無い。

地味~に良く考えられてる。

給湯室の存在は日本では普通なのだが、フィリピンには、まず、無いといってよい。

各テナントが自前で給湯室を作る。わたしのオフィスも作った。

作らない場合は、トイレの洗面所でコーヒーカップを洗わなくてはならない。

雑用係が、タライにたくさんコーヒーカップを入れて、トイレで洗っていたりする。

カップラーメンのカスを流したり。

ウザいったりゃありゃしない。

床スラブのフカし。

予算があれば、ビル側であらかじめOAフロアを敷くのだろうが、フィリピンのビルオーナーというのは、こういう、いつ壊れるかわからないものをビル側の所有物にしたがらない。

なので、テナントのために、ビル側がOAフロアを敷いておくという感覚が全く無い。

そんなものはテナントにやらせればいい、という考えなのである。

たぶんそういう理由で、フカしコンクリートで落ち着いたのだろう。

これはあるとないとでは大違い。

LANや電源を床に埋められるのだから。

システム化された空調吹き出しも、使いやすい。

どこに会議室を置いても、空調の吹き出しが、何個かは入るので、余計な工事が不要だ。

オフィスの専門家の意見がきっちりと反映された設計だ。

今度は、地下の駐車場のレイアウトも見てみたいのう。

きっと、効率よくまとめているに違いない。

日本人の設計は、質実剛健。チャラチャラしていない。

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超スピード オフショア設立
2011 年 8 月 3 日

今、日本からお客さんがいらしていて、IT系のオフショア企業の設立を進めている。

木曜日に、こちらに来られて、
火曜日に、オフィスを何軒か見学。なんとその日のうちにオフィス決定。
水曜日に、口座開設。資本金を日本から送金。オフィスの測量。手付けの支払い。
木曜日に、SEC提出。内装設計屋と打ち合わせ。
来週、ご一行帰国。

決めるの超はやい。

私はあまり外に出ないのですが、口座を開設する銀行のマネジャーの顔と、借りるオフィスだけは、この目で一応、確認してきました。

おっけーでござんす。

明日は内装設計の打ち合わせを私の事務所でやります。

ここに、打ち合わせ室をつくってぇ、

ここが受付でぇ。

こういうのって超楽しい。

超音波メジャーを持っているので、10分もあればオフィスの測量は完了。

それをCADオペに渡せば、15分くらいでラフな図面が出来る。

基本設計まではあっという間。

ビルのアドミに図面を要求していたら、何日かかるか分からない。

最近は、ホテルに泊まらなくても、こんな格安の部屋を借りられるんです。

マカティルーム http://makatirooms.com/

1泊、たったのP2,000。(WEBサイトでは2500だが実際は2000でOKなのだそうだ)

コンドミを複数所有しているオーナーがユニットを、レンタルしている。

金払う→鍵もらう→使う

以上。

場所もグリーンベルトの周囲に、4カ所か5カ所あり、超便利。

これ、面倒くさい思いして、コンドミを借りなくてもよいかもしれない。

ベッドメークが、火曜日と金曜日のみ、行われるのだとか。

これでいいよね

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いまから3人の従業員を正社員にする。
2011 年 7 月 21 日

さっき、3人と正社員契約した。

これでやっと、正社員が18人。

たったの。

時間がかかるのう。

「フィリピンでは、社員を正社員にすると、ああだこうだ、色々と大変なので、正社員にすべきではない」

という言葉は、本当によく聞かれるが、まったくおかしな話だ。

正社員にしないよ、だけどイロイロ厳しく言うよ、では全くバランスが取れない。

正社員にしねーで、どうやって社員をシバくのかと、小1時間問い詰めたい。

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いまから従業員を一人解雇する。
2011 年 7 月 20 日

昨日でちょうど6ヶ月の試用期間が終わった社員が3人いる。

今日から全員を正社員にしようと思っていたのだが、そのうちの一人が今日、問題を起こした。

あるところから作業を依頼されて、オフィス以外の所に派遣していたのだが、そこで業務中に客先の従業員とずっとおしゃべりをするなど、勤務態度が悪かったらしい。

相手先のマネジャーから

「気分がわるいので替えてくれ、彼女は送ってこないでくれ」

と言われてしまった。

正直、パフォーマンスが低く、『正社員にするにはちょっとどうかなぁ、かといって、また採用して教育してってのも面倒だし、正社員にしてもだんだん良くなるだろう』くらいに思ってはいたのだが、やっぱヤメた。

法的には、契約書があろうがなかろうが、試用期間を1日でも超えれば正社員となる。

厳密に言えば、今日が正社員1日目。

う~ん、ひょっとしたら、揉めるかもしれない。

でも、彼女が社に戻り次第、解雇することにした。

揉めたらその時はその時だ。

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日本から視察の方々が10人来た。
2011 年 7 月 15 日

日本から視察の方々が10人来た。

三宅さんの視察コースの一つに入れていただいたみたい。

全員の方と名刺交換をしたわけではないが、税理士さんや金融関係の方、韓国の上場企業の社長など、いろいろ。

スターバックスのコーヒーは用意できませんでした、すみません。

ちゃーんと、朝一番に、ラミール氏に掃除機をかけてもらったので、オフィスもキレイキレイだったよん。

みなさん、とっても楽しそうでした。

「いつからいるんですか」
「家族は」
「奥さんは日本人ですか」
「おいくつですか」

となぜか僕自身の質問が最初に出てきて

「なぜフィリピンに?」
「賃料いくらですか」
「この会社にいくら使ったんですか」
「なぜモニターが2つあるんですか」
「採用したらすぐ仕事ができるんですか」
「同業他社はいっぱいあるんですか」
「朝は何時にくるんですか」
「営業はどうやってやるんですか」
「オンナ遊びにハマったりしなかったんですか」

質問が一杯出てきて、取材されているみたいで楽しかったです。

で、みなさん、「フィリピンで真面目に仕事をしてきたこと」を証明するために、かならず証拠写真を撮られます。

ちなみにラミール氏の掃除機かけは、やっぱりすごかった。

机の上のものまで整頓されているし、

パソコンの給気部分のホコリまで吸い取ってあった。

オフィスに入った瞬間、いつもと違ってた。

すごいわ。

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フィリピン進出に手頃なPEZAビル。
2011 年 7 月 13 日

アヤラ通りにある、Sky Plaza。別名、伊藤忠ビル
鹿島建設のデザインらしい。
PEZAビル。手頃な大きさで空きがあるっぽい。
私のオフィスのすぐ近く。

 

Enterprise Tower。
大成建設施工。施工中にカーテンウォールを落っことしちゃった。
PEZAビル。手頃な大きさで空きがあるっぽい。
私のオフィスのすぐ近く。

 

JAKAビル。
なんか、ショボい外観ですが、改装済みなので、もうちょっと格好いいです。
手頃な大きさがあいているみたいです。
OffshoreCadとかいう、CADで図面を書くすごい会社が入っているそうです。

 

賃料は、㎡あたり860ペソ~974ペソ。(Association Dues込み)
いまは円高ですから、㎡あたり1620円~1840円。
坪にすると、5340円~6070円/坪。

150㎡を、一番高いSky Plazeで借りると、最初に5ヶ月分いるとして、
150 x 1840 x 5 = 1,380,000円
これで床は確保できます。

会社登記・事業許可などはどこに頼んでも30万円~40万円の代行手数料で取得できるので、あとは、パソコン、内装費用などを加えれば、海外拠点が出来ちゃいます。

まとめると

□オフィス契約に必要なお金(150㎡) 138万円
□会社登記・事業許可代行費用・法定費用 40万円
□パソコン10台・家具10セット 100万円
□内装 借りる物件により ゼロ~150万円
————————————-
合計 278万円~428万円

→500万円くらいの資本金で、海外拠点完了。

PEZAビルを狙っている企業は当然、日本人5人で会社を設立するでしょうから、会社を乗っ取られる危険もなく、たいへんクリーンな法人を持つことが出来ます。現地パートナーを探す必要なんて、これっぽっちもありません。

人気のボニファッショエリアは、200㎡~300㎡といった大きいオフィスが多く、手頃な大きさのPEZAビルは無いそうです。

不動産に関するお問い合わせは、不動産屋さんへお願いします。

ほのぼの不動産→http://www.asahi.ph/

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従業員のボヌスを算出するためのエクセル関数
2011 年 7 月 11 日

先月はカネが無く、意地でも出していた夏のボヌスを払うことが出来なかった。

やっと、今週、払うことができそうだ。

ボヌスを出すのはコレが4回目。

いつもエクセルに数値をぶっ込んで、算出している。

自分の中では、給料とボヌスは次のように分けて考えている

給料・・・その人の能力。評価。Evaluation。車でいえば、車の性能。
ボヌス・・・こなした成果。車で言えば走行距離。

なので、

ボヌス= 性能 X 働いた時間

ボヌスをたくさん取るには、スキルを上げて、かつ長時間働くしかない。

「なぜ、私はあの人よりベテランなのに、ボヌスが低いのか」

というよく[ある質問その1]には

「その子は確かに君より低いが、君より長時間働いている。
 結果として、成果=走行距離が多かった。」

と言えば、相手は黙らざるを得ない。

では、たくさんボヌスを取ろうと思って、ダラダラ仕事をして長時間労働をしたらどうなるか。

性能が低い、と見なされるので、結局、ボヌスは増えない。

ボヌスとは何なのか、というのは自分でシッカリ決めておかないと、自分でワケがわからなくなっちゃう。

「あれ、確かにこのスタッフの言うとおりだな、1000ペソ足そう。」
「あれ、そうすると、ここがおかしいな、こっちには2000ペソ足そう。」

となって、だんだんとつじつまが合わなくなってくる。

邪念、というか、独断が入り込んでよいのは「評価」の部分だけで、ボヌスには邪念を入れない。

というようにしている。

画像クリックで、エクセルがダウンロードできます。

こんな算出式は、マンパワー系の業務にしか使えませんが。

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フィリピン生き残りセット
2011 年 7 月 2 日

こういうのを考えた。

フィリピン生き残りセット。

これだけあれば、フィリピンで事業をしていくのに困らないだろう、というセット。

中を開けると・・・

いいとおもったら、ずーーーーーーーっと同じ人を使う。

これだけ集めるのに、たぶん、10年かかる。

あと

忘れちゃならんのが、ラミール。

だな。

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弁護士もよくわかっていない会社設立
2011 年 6 月 22 日

昨日、弁護士事務所へ行った。

会社設立の話をしていたら、

「輸出70%超で外国人100%の会社OK」

のことを弁護士ちゃん達は全く知らなかった。

この特例を知らない人は多い。

「おたくにSEC頼んだらいくらなの?」

と弁護士ちゃんに聞くと

「5万~8万ペソ」とのこと。

彼らがやるのは「会社登記のみ」。

高い。。。

これで事業登録までなにから何までやってくれれば安いのだけど、会社登記のみやって放り出されても、ねぇ。

会社登記っていうのは、文字通り登記だけなので、それだけで営業は出来ない。

事業開始までを100%とすると、ほんの最初の25%くらいの手続きにすぎない。

それでも、「俺たちにやらせろ」となかなか営業熱心な弁護士ちゃん達であった。

このテの公的機関への申請ものは、他人、特にフィリピン人に代行を頼むと、何が何だか本当にワケが分からなくなる。

「○○○だそうです」
「なんで?理由は?」
「わかりません、とにかく○○○だそうです」

こんなの日常茶飯事。

「○○○じゃないとダメなんだそうです」
「ソースは?」
「友達が言ってました」

「○○○ペソ必要だそうです」
「根拠は?計算式は?」
「ありません。とにかく○○○ペソだそうです」

日本人のお客さんは、このあたりの「なぜ」「どうして」に大変こだわる。

「とにかく○○○だそうです」では説明にならないし、自分も納得がいかない。

私が3年ほど前、自社のPEZA申請をした時は、自分でやれば良かったのに、なぜかある会計士を使ってしまった。会計士を使わないと出来ない、と思い込んでいたのである。

そのバカ会計士が

「PEZAとれました。4年間のTAXゼロ%はダメでしたよ。
 あなたの会社は5%からスタートです。
 どうしてかって?さぁ。
 はい、おわったので金ちょーだい」

と言ってきたのである

4年間のTAXゼロが認められないというような、超重要事項を報告もせずに勝手に進めるとは、なんたるあほっぷり。

血管キレまくったが、それで取って来ちゃったのだからどうにもならない。

これ以来、フィリピン人に申請を頼むのはやめようと心に誓った。

この会計士はこの1件で、出入り禁止。

多分、弁護士さんを使っていろいろ申請代行をしてもらっても、ストレスが溜まるばっかりなんだろうなぁ、と思った。。

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フィリピンで会社設立 | 3-2 税務申告の基礎知識
2011 年 6 月 17 日

■フィリピンの税務は大変シンプル

フィリピンの税務は、非常にシンプル。日本に比べると、50分の1くらいしかルールがないのではないかと思われる。
しかしながら、実務的な流れを総括したドキュメントが皆無に等しいため、外国人にとっては、「何が何だかわからない」という印象がある。
フィリピンでの税務においては、基本的に下記の書類を提出するだけで全てが足りる。
実務においては、これらはすべて「会計士」と呼ばれる人が計算をし、書式を埋めて持ってくる(あるいはメールで送ってくる )ので、小さな会社では、社内でこういった書式を作成する必要はない。
大きな会社では、社内会計士が書類を作成する。

フィリピンには税理士という職業は無い。

会計士の費用は、P3000~P8000/月程度。業種によって異なり、小売り系は高く、ITのようなサービス系は安いようである。(仕入れや売上げなどの伝票の数が多いと高い)

また、シングル(個人事業)であっても、コーポレーション(株式会社)であっても、出す書類に変わりはない。

使用する用紙 報告内容 申告時期 詳細 対象企業
2550M 売上げ報告
Value-Added Tax Declaration
(VAT)
毎月 売上げを報告し、VAT計算し、納税。 VAT企業
2550Q 3ヶ月ごと 上記の通年報告。
修正があればここで修正する
2551M 売上げ報告
Percentage Tax return
(パーセンテージ)
毎月 売上げを報告し、パーセンテージTAXを計算し、納税。 非VAT企業
2551Q 3ヶ月ごと 上記の通年報告。
修正があればここで修正する
1601C 従業員の給与に対する所得税
COmpensation Withholding Tax
毎月 従業員から源泉徴収した所得税を申告し、納税。 全て
1604CF 年度末 上記の通年報告。
修正があればここで修正する
アルファリストを添付。
1601E 拡大源泉徴収
Expanded Withholding Tax
毎月 家賃、外注費用について、相手への支払いから源泉徴収した場合は、それを申告し納税。
かわりにBIRからはCertificate of Creditable Tax Withheld At Source(2307)を受領する。
全て
1604E 年度末 上記の通年報告。
修正があればここで修正する。
1702Q 法人税
ITR
3ヶ月ごと 法人税の申告と納税。
ITR(Income Tax Return)。
アイティーアールと呼ばれる。
全て
1702 年度末 上記の通年報告。
修正があればここで修正する。
1605 更新費用 年度末 年間P500をBIRに支払う。 全て

■経営者は何をチェックするか

売上げ報告

ここでは毎月の売上げを報告するので、その金額が自分の感覚と大きくかけ離れていないかをサインする前にチェック。
金額がおかしいと思ったら、「ここのブレイクダウンは?」と会計士に詳細を示させる。

毎月の報告で間違っても、3ヶ月ごとに修正できるので、それほど深刻ではない。

従業員の給与に対する所得税の源泉徴収申告

これはすでに従業員から天引き済みであるはずなので、天引きした金額と、このフォームで納める金額が同じであるかどうかがチェックポイントとなる。
これも会計士が、各従業員からいくら天引きしたかの表を示してくれるはずなので、ここで間違えることはあまりない。

拡大源泉徴収

ここでは、家賃、外注費用(会計士・弁護士などの費用もここに含まれる) から源泉徴収した額を申告する。基本的に、毎月毎月同じ項目・数字が並ぶことが多いので、見ればすぐにわかる。

法人税

これが一番重要で、会計士から直接、算出根拠を聞くこと。
売上げに関しては、毎月報告している数字の集計であるため、それほど問題は無い。
経費部門は何をどのように計上しているかが分かりにくいため、よくヒアリングする。
特に、減価償却の考え方は、日本と異なり会計士にかなりの裁量が与えられているため、減価償却のリストを提出させるなどして、よく打ち合わせする。

いずれも、サインをする前に、「これは何の申告なのか」「毎月の申告なのか」「4半期申告なのか」くらいは自分でわかるようになるべきである。
「この日本人は何も知らない。何でもサインする」と思われると、様々なところで不正を誘発したりするので、多少の「知ったかぶり」をすることも重要だ。
日本とは違い、この国にはこういったしくみを、親切に順序立てて説明できる人はほとんどいないので、自分でしつこく会計士に聞いて勉強するしかない。

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もしも高校野球の女子マネージャーがラミールの『日本人マネジメント』を読んだら
2011 年 6 月 10 日

もしも高校野球の女子マネージャーがラミールの『日本人マネジメント』を読んだら

※ラミールとはうちの運転手です。

■10年間遅刻しない
■10年間病気をしない
■10年間お金をちょろまかさない
■車の中で待機しない
■食事をいつ取っているかわからないくらい、いつのまにか食事を済ませる
■主人がドアを閉めてから自分もドアを閉める
■必ずおりてきて、荷物を持とうとする
■雨が降っていたら傘を持ってきて乗せてくれる
■店などで主人を待つときは、遠くから出口を監視、主人が出てきたらすぐに手を振って合図する
■車にぶつけた跡が無いか、毎朝チェックし、あれば報告する
■子供の見張りとかもできる
■掃除をさせたら天下一品。いままで使ったどのメイドよりもキレイに掃除。←NEW
■引っ越しをさせても天下一品。傷つけてはいけない物を養生したり、なにが大事か知っている。←NEW
■在庫チェックとかをさせてもやっぱり天下一品。スピードは遅いが、キッチリ・バッチリ。←NEW
■主人を乗せている間に家族から電話がかかっても出ない。
■おつかいに行くときは、コミュートする(車ではなく交通機関を使う)
■その時は駐車場のガードマンに鍵を預けて、主人が車を使えるようにしておく
■おつかいから戻ってきたら、「戻りました」と報告する
■ガソリンは待機中などを見計らって満タンにし、乗せている途中で「ガソリンがありません」とか言わない
■E-Passのロードは、事務から金を受け取り、いつの間にか補充してくれる
■車の登録、オイル、タイヤ、バッテリーは交換時期を教えてくれる
■お金を借りるときはどこかでタイプしてもらい、封筒に入れたレターでお願いをしてくる
■でもちょっと気が弱く、すぐ横から入られる。

いつも思うんだが、こいつはどこで学んだのか。

「日本人マネジメント」とかいう本を隠し持ってるんじゃないだろうか。

その名はラミール。

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フィリピンで会社設立 | 3-6 ビザの基礎知識
2011 年 6 月 9 日

退職者ビザ取得要件の変更「何時か見た青い空」より

があったようだ。

ドル預金金利の低下に伴い、フィリピン政府も利息のピンハネでは食えなくなってきたようだ。

今回の改変により、

■35歳以上、50歳未満の人は5万ドルではなく、2万ドルを預けさえすれば良くなった。代わりに、年360ドルの手数料が必要。
■すでに預け入れしてSRRVを所有している人も、年360ドルの手数料が必要。

となった。

私の場合、家族の分まで入れると、年間460ドルの手数料がかかるのは、たいへん痛い

が、フィリピンに進出する人にとっては、これは追い風である。

フィリピンで事業を営む場合、1にも2にも大切なのは、誰にも頼らないでもよいような滞在ビザを所持することだ。というのも、入国管理局(イミグレーション)には逮捕権があるからである。

結婚ビザ → 配偶者に裏切られたらアウト
9d、9gなどの、会社にくっつけるビザ → 会社がスポンサーを降りたらアウト
観光ビザ → 労働をした時点でアウト
割り当て(クオータ)ビザ → 入手時に4万ドルの残高が本当にあったのかを、政府が調査中で、結果次第では剥奪もあり得る。そもそも割り当てビザ自体がやや怪しげな感じ。

というわけで、フィリピンで外国人が揺るぎない滞在資格を得るには、

自分で会社を作り、その会社がビザのスポンサーになる
SRRVを取得する。

が一番安全である。

しかし、小売や飲食をやりたい場合、日本人は会社の役員になることが出来ないため、自分で自分にビザを発給できない。

そこで、このSRRVの出番だ。

2万ドルといえば大金だが、取られて無くなってしまうわけでもない。

そもそも2万ドルが無いのであれば、フィリピンで事業をするのはもう少し後にした方がよい。

この新SRRV、私は強くお勧めする。

(出国時にお金を払う必要がないのもお得)

 

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フィリピンで会社設立 | 3-4 賃貸契約の基礎知識
2011 年 6 月 8 日

賃貸契約も、日本とフィリピンでは、大きく異なる。

■長く借りれば借りるほど家賃が高くなる

一番日本人に理解しにくいのがこの、長く借りれば借りるほど家賃が高くなる、という点。

オフィスなどの商業物件の場合、1年契約、3年契約、5年契約などがあり、家賃上昇率は複数年契約で5%~8%、1年契約だと10%が基本。

1年契約の場合、家賃上昇率を明記しないことが多いが、10%を言ってくるオーナーがほとんど。

物価上昇率を考えれば5%というのも分からなくはない。しかし心情的には、延滞もなくきちんと家賃を払い、トラブルもない優良テナントには、使えば使うほど安くしてほしいものだ。

貸す側の理論としては、「おまえ、儲かっているんだろ。だから3年も4年も借りていられるんだろ。じゃ、アップで払えや」

という感じ。とれるところからはどんどん取り、取れないところはすぐ追い出す。これが外国。

■保証金が家賃の2ヶ月~3ヶ月であり、日本と異なりかなり安い。

セキュリティーデポジット(保証金)は通常、2ヶ月~3ヶ月であり、10ヶ月分くらい預けなければならない日本とは、大きく異なる。

なので、物件を借りるのは比較的簡単、というか超簡単である。

ところが、オーナーが契約を更新しない、といえば、もう借りることは出来ない。内装に5千万かけようが、翌年、更新してくれなければ、その場所は捨てるしか無い。

仮に、「フロア全体を借りたい」というテナントがいたりすると、40%増しというような法外な率を提示して、追い出しにかかることもある。

複数年契約をしないまま、莫大な内装費を費やしたような場合、来年の家賃は、オーナーの言い値に従わざるを得なくなり、大変不利となる。

なので、保証金の安さとリスクの高さは、釣り合っているといえば釣り合っている。

ちなみに、複数年契約を途中で破棄し、撤退した場合、保証金は全額没収が普通。

■どれくらいのオーナーが保証金を返してくるか。

不動産屋さんの話では

・全額返してくれる人が5割くらい
・ちょい、引いちゃう人が2割くらい
・思い切り引いちゃう人が2割くらい
・全く返さない人が1割くらい

個人的には、ひどいオーナーに当たったことはないが、他の人の契約で、えげつない引き方をしてくるオーナーや、保証金返却を前に逃亡してしまうオーナーを目の当たりにしたことはある。

■前家賃

前家賃は2ヶ月程度。この前家賃を「いつの家賃に充当するか」というのは、契約によって様々。

最初の2ヶ月に充当、最終年度の最後に充当とか、いろいろある。

最初の頃は資金繰りが苦しいため、これは地味~に重要。

■工事のための無料期間

新築物件などでは、工事をするのに1ヶ月間程度、家賃ゼロにしてくれることがある。

すぐには使えない状態で貸しているのだから、当たり前と言えば当たり前なのだが。

ちなみに評判の悪いメガワールドは、床も天井もビルエアコンの吹出部分も無い状態でテナントに貸し、テナントにその部分を工事を負担させるという方法を好む。床も天井もすでに施工済みのところは、意図的に案内しないようである。

かつてイーストウッドの物件を見に行ったとき、床が廊下から30ミリくらい下がった状態(ビニルタイルも何も無い状態)で、ビルエアコンも冷媒管をバルブ止めした状態で、「ここしか空いていない」といわれ、唖然とした。

■前のテナントが未払いだと電話も引けない

実際に遭遇したことはないが、前のテナントがPLDTを未払いのまま出て行ってしまうと、テナントが変わろうが、その住所に電話を引けないそうである。

もっとも、そんな瑕疵物件を貸すビルを、そもそも信用できないが。

■コンストラクション・ボンド

工事の保証金と称して、着工時に工事金額の10%程度を、ビルが徴収する。

問題なく竣工すれば、全額返却される。

返却を受けるのも一苦労で、

「カネ返して欲しかったら、図面一式を提出出せや。アレも出せコレも出せ。」とビルに言われ、貸す側がいかに立場が強いかを思い知らされる。

■「居抜き」とは何なのか

「居抜き」で借りるというのをよく耳にするが、この居抜き、というのは実はよく分からない言葉だ。

古いテナントが、新しいテナントに売れる物といったら、エアコンと動かせる家具・什器類、蛍光灯のバルブくらいなものなので、「家具を買った」と言うのが正しいように思う。

 

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フィリピンで会社設立 | 3-5 小切手の基礎知識

日本の商習慣と異なり、フィリピンでは小切手を多用する。

取引で、ネットバンク経由での支払いは皆無といっていい。

相手の銀行口座に振り込む、ということも割合としては非常に少ない。

基本は、「なんでもかんでも小切手」

■銀行を出納帳がわりにつかう

可能な限り、全ての取引を小切手にすることで、銀行を出納帳代わりに使う事ができ、大変便利だ。

例えば、いま手元に、売上げ金の現金5万ペソがあったとする。
たまたま給料日だったとして、従業員に現金で給料を3万ペソ払わなければならないようなとき、
手元の現金5万ペソから給料3万ペソを払って残り2万ペソを預金するようなことはしない。

まず銀行へ行って、売上げ金の5万ペソを預金する。
同時に、3万ペソ分の小切手を事務係の名前宛て、もしくはCASHあてにして、3万ペソを引き出す。

という手続きを踏む。

これにより、金額を記帳させ、トレースできるようにすることで、会計上の説明がつきやすいようにする。

「現金には色がない」と言われるが、「売上げ金の5万ペソ」と「給料で支払う3万ペソ」を別々に記帳することで、あたかもお金に色がついていたかのように扱う。

どの会社もこのようにするので、銀行は、常にメッセンジャーボーイで一杯だ。銀行へ支払いに行く、税務署やSSSに支払いに行く、というのはフィリピンでは、メッセンジャーボーイの仕事の一部である。

■小払い用現金

手元に置いておく小払い現金は、事業の規模によるが、常に3万ぺソとか、5万ペソと定額を決めておき、事務係に管理させる。

その現金が残り少なくなったら、事務係が会社に申請し、使った分だけを補充するような流れにする。

初めてフィリピンに来たときは、「自分の会社宛に小切手を切って、現金をおろす」というのがよく分からず、何でこんなことをするのだろう、と思ったものだが、なかなか合理的な方法だ。自分の会社宛に小切手を切るのを、エンキャッシュ(現金化)という。

フィリピンビジネスをして間もない人を見ていて思うのは、現金の取引がやたらと多い。

現金というのは、困ったもので、本当に色が無いため、「あれは俺が出した」「いや私だ」というようなトラブルの元になったり、記録を残すことが非常にやっかいであったりする。(市場やショッピングモールのように、小切手を使えないか、あるいは使えるが確認のために3日かかるようなところでは、仕方ないが。)

■相手の口座に振り込み

基本はどんな支払いでも、小切手を切って相手に取りに来てもらう、のが基本だ。

この小切手などを集めて回るだけの従業員がどの会社にもいるのが普通だ。マカティの市街を、リュックサックを腹側に背負って歩いているのがたいてい、集金係だ。

相手が遠方で、取りに来られない、あるいは取りに行くスタッフを抱えていないような場合は相手の口座に振り込むこともあるが、その場合も、「相手宛ての小切手を切って、それを相手の口座に預金する」ので、小切手を切ることには変わりがない。

相手の口座に振り込む場合、その相手は「振り込んだら振り込み証をスキャンしてメールで送れ」と言ってくるのが普通だ。

これは、ハッキリいってかなり面倒くさいので、相手が大家さんとか弁護士で無い限り、取りに来てもらうのが普通。

■先日付小切手 Post Ddated Check

家賃の支払いのように、1年分を12枚に分けて小切手を切って渡すことがある。

もらう方は楽なのだが、払う方は、うっかり残高を残すのを忘れたりして、管理するのが面倒くさい。

 

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フィリピンで会社設立 | 3-3 労務の基礎知識
2011 年 6 月 6 日

そんでもって、フィリピンの労務的なことなどについて書きます。

■社員に与えなければいけないもの

1: 給料(1日8時間。それを超えたら残業代)
2: 13ヶ月ボーナス(基本給の1ヶ月分を12月24日までに支給)
3: SSS, PagIbig(HDMF), Phil Health
4: 会社都合の解雇の場合は退職金を支給

これらは、契約が試用契約(probationary)であろうが、パートタイムであろうが、従業員という契約であれば必ず出す必要がある。

試用社員と、正社員で何が異なるかというと、大きくは

1: 有給休暇は試用期間中の社員には無い(年間5日)
2: 退職金は試用期間中の社員には不要
3: 試用期間中の社員は一発解雇可能

■給与計算

給与は、基本給と加給(Basic と Allowance)に分けるのが普通。
例えば、12000ペソの給料を
Basic 8400
Allowance 3600
と分ける。

Basic Salary とは
・所得税がかかる
・残業代の計算の元になる。
・13ヶ月ボーナスの元になる。
ので、Basicの額は、人件費に大きく影響する。
しかし、Allowanceとして認められる金額には上限(概ね30%)があり、いくらでもBasicを低くしてよいというわけではない。 (正確な数字は、後で調べます)

なお、マニラの最低賃金は、426ペソ/日。(2011/5/26より)

■残業代

Basic / (22日 + 8時間) = 時給

この時給をもとに残業代を支払う。

・8時間を超えた労働 1.25倍
・夜10時以降の労働(ND:ナイトディファレンシャル) 1.1倍
・土曜日・日曜日など会社が休日と決めた日の労働 1.3倍
・祝日であるが上記の休日ではない日の労働 2.0倍
・祝日であり、上記の休日でもある日の労働 2.6倍(=2.0X1.3)

の掛け率で残業代を支払う。これらは全て、掛け合わせで効いてくるため、例えば、ある土曜日が国民の祝日で、その日に出社させ、それが8時間を超え、かつ、夜10時を超えた場合、その10時以降の労働については

1.3(土曜日)x2.0(祝日)x1.25(8時間超え)x1.1(深夜)=3.575

となる。たとえば基本給が10,000ペソの人だと、

10,000 / 22 / 8 x 1.3 x 2.0 x 1.25 x 1.1 = 203 ペソ/時

という時給になる。

つまり、「祝日に出社させると会社が潰れる

また、残業代には所得税がかかる。

■13ヶ月ボーナス

・契約期間が1年に満たない場合は日割り計算。

■退職金

会社都合による解雇の場合には、退職金を支払う。解雇の理由により、支払額が変わる。
1: 省力化システム導入による人員削減の場合、1年勤務に付き給与1ヶ月分
2: 事業失敗による規模縮小の場合、1年に付き給与半月分、但し最低1ヶ月分。
3: 経営的損失が多大な倒産のような場合、退職金不要。

 

 

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フィリピンで会社設立 | 3-1 法人税の基礎知識

もう長くなると、フィリピンについて書くことがあまりない。

書けないことも増えてきた。

なのでフィリピンの税金のことなどについて書きます。

***************

■事業者が払う税金は大きく3つ

1: 売上げごとに払う税金

VAT企業:年間売上げが1.5M(数値はあとで確認します)以上の事業者は、売上げごとに12%。いわゆるVAT。
VATじゃない企業:売上げがそれ以下の事業者は、売上げ税3%。いわゆるパーセンテージTAX

このどちらかを払う。

通常、フィリピンの企業が税務署に申告している売上げは10%~30%程度と言われている。
みんなまともに、VATを払っていない。

どちらも、オフィシャルレシート(オーアール)の発行をもって、課税されるので、オーアールを発行しないで、領収証っぽい紙切れで「はい領収証」と渡せば、事実上、VATが発生しない。
「オーアールいらねぇから12%まけろや」という交渉も成り立つ。

オフィシャルレシートには、必ず「official receipt」と書かれ、通し番号が打たれ、「BIR permit No」が記載されている。
そうでないレシートは、全て、アン・オフィシャル・レシート。よく目にするProbationary Receiptは、オフィシャルレシートではなく、それを受け取ったら、いずれOfficial Receiptに交換してもらわなければならない。

POSレジから出てくるレシートは、レジの機械そのものがBIRのチェックを受けたものであれば、official receiptと印字することが出来る。

VAT企業が発行するレシートには、「VATが含まれます」と記載され、そうでない企業のレシートには「このレシートはnonVAT専用です」と記載されているので、すぐ見分けがつく。

また、売上げがどう考えても年間1.5Mありそうな企業が、nonVATレシートを発行している場合、売上げを正しく申告していない可能性がある。

ちなみに教育機関などVAT免除が認められている業種があり、こういう企業は売上げが大きくてもnonVATである。

また、外貨建ての売上げにはVATもパーセンテージTAXもかからない。ただし、海外から送金された記録が必要。

売上げ申告は毎月申告する必要があり、提出する書式は【あ と で】。ゼロであっても要申告。

 

2: 1年間の利益に対して払う法人税

法人税は、1年間の売上げから経費を引いた利益に対して課税される。
利益によって幅があるようだが、おおむね30%だと思えばよい

実際の納税は、3ヶ月に1回行われる。

1st Quarter 1 2 3月 の利益に対して6月頃納める(ちょうど先週くらい)
2nd Quarter 4 5 6月 の利益に対して9月頃納める
3rd Quarter 7 8 9 月 の利益に対して12月頃納める
4th Quarter というのは無く、かわりに通年の税金を12月末で確定させ、これを4月に払う。

各4半期で支払った額は期末で調整できる。

PEZA企業の場合、法人税はBIRとCITYHALLに、約半々くらいに分けて納める。

提出する書式は【あ と で】

 

3: 毎年1月に、ビジネスパーミットの更新時に払う事業税らしきもの

1月は、全ての企業が一斉にビジネスパーミットの更新を行う必要がある。
その時に、1年間の売上げに応じた料金を支払う。

この計算式がかなり謎で、いままで計算式を見たことがない。

売上げの1%に満たない金額で、概ね0.5%程度と思えば良い。

また、料金は市によって異なる。

PEZA企業はこの事業税がないので、ビジネスパーミットの更新時に払う費用は激安となる。

 

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10月25日(月)はフィリピンの休日
2010 年 10 月 20 日

10月25日(月)はフィリピンの休日となりました

よろしくお願いいたします。

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ゲリラ昇給
2010 年 9 月 9 日

今日は、何人か給料を昇給した

昇給は全くのゲリラ的に行ってる

就業規則にも、雇用契約書にも、昇給については一切書いていない。

普通は、年に1回何月に昇給、とか書くんだけど

これやると、ほら、「あがって当然 キリッ」「何で今年は上がらないのか」

ってなるから。

社員ってのは、必ずさ。

だから書かない。

あと同じ4人を昇給するにしても、最初2人、翌月2人のようにずらすことで、優劣を付けることもできる

評価シートとか、目標設定とか、かったるいこと全くやらない

フィリピンでは

評価=カネ

でなければならないから、「てめえの給与明細が俺の評価だ」ってことで終わり。

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フィリピンにおける会社設立に関して
2010 年 7 月 5 日

フィリピンにおける会社設立に関して、今日DTIで打ち合わせをしてきた結果。

これであってるだろうか。

フィリピンでは電話で打ち合わせをしても、テキトーーーーな事を言うヤツばっかりなので、実際に案件を持って行かない限り、絶対に正しい情報を得られないといっていいです。

問い合わせを受ける人間が、「よくわかってない」とか、「話を味噌もクソもごっちゃにして答える」ことが多い。

なぜ日本だと、どこに問い合わせても、みんなまともな答えをするのか。。これも不思議。

それはさておき、

A 個人事業
 A-1 小売り
  5年間の海外での営業記録
  海外に5店舗以上あること
  資本金250万ドル(約2億5千万円)
 
  であれば外国人が個人事業主となって小売りをできる
 
 A-2 卸売り・輸出入
  資本金20万ドル(約2千万円)
  
  であれば外国人が個人事業主となって卸売りをできる
  
B 株式会社
 B-1 小売り
  5年間の海外での営業記録
  海外に5店舗以上あること
  資本金250万ドル(約2億5千万円)
 
  であれば外国人が100%の外国企業を設立できる

 B-2 卸売り・輸出入
  フィリピン人60:外国人40まで
  その他条件なし
  

結局、超一流ブランド以外、小売りは出来ない、出資すら出来ない、と言ってよいようです。

ただ、卸売りとして登記を行った会社を使って、小売りを行う外国人は多いようです。

「何年もそれでやっている人がいる=やってもよい」ではありませんので、どうしてもやりたい人は、注意しましょう。

  

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フィリピン人の組織をうまく運営する方法。
2010 年 5 月 7 日

最近、より確証を強めたのだけど、

フィリピン人の組織をうまく(?)運営するために、重要なことは2点ある

1:労働条件でケチをしない

2:不満の吸い上げルートをつくる

たぶんこれだけで労務問題の90%は解決する

労働条件でケチをしない、というのは休日出勤とか残業手当などで、独自ルールを作らないで、普通に法律を守って払うということ。
ケチケチ独自ルールを作っても、浮くカネは、すげえしょぼいのに、悪い影響がすげえでかい。

不満の吸い上げルートは、誰か不満の聞き役を意識して作る。
その聞き役が、何か判断して従業員にモノを言ってはだめで、単にオームのようにボスに伝えるようなしくみをつくる

これ、かなりマジメな、豆知識な。

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BIR(税務署)の話
2010 年 3 月 29 日

まだ会社をやって間もないので、「税務監査(オーディット)」というものを経験したことがない

このフィリピンの税務監査呼ばれるものが、どんなものなのか、少しわかってきたので書きます。

まず基礎知識として(間違ってたらご指摘ください)

【毎月報告】

毎月、売り上げを税務署に報告する。
毎月の売り上げ報告は、法人税の支払いのためではなく、VAT(12%消費税)の支払いのためです。

また、同時に従業員の所得税も報告し、会社がまとめて支払う。
従業員の所得税の方は、天引きしたものを納めるだけ。

会社の経費は毎月の報告には含まれない。なので利益も申告しない。

売り上げだけの合計数値だけ報告し、VATを納める。レシートの提示などは一切不要。

PEZA企業はVAT無し。円やドルの売り上げもVAT無し。
VAT無しでも、報告は必要。

【四半期報告】

3ヵ月に1回、Quarterly Report という、四半期報告を行う。

四半期報告では、経費と売り上げから、利益を計算し、法人税を納める。

法人税は簡単に言って34%。PEZA企業は最初の4年はゼロ、その後は粗利の5%。

で、この四半期報告でも、BIRは、レシートがどうだとか、そういうチェックは一切行わない。

単に、申告された書類を受理し、窓口で支払いを受けるのみ。

【年次報告】

毎年、3月、6月、9月は四半期報告の月で、最後の12月は四半期報告の代わりに、年次報告(Annual Report)を行う。

この年次報告が一番重要で、ここでその年の税金が決定する。

で、会計士曰く、「ほとんどの企業は、3回の四半期報告は、全て赤字で報告し、年次報告でドバっと税金を払う」のだそうな。

その仕組みがよくわからないのだが、とにかく、途中の報告は、売り上げを大して報告せず、全て年末に調整するのだそうだ。

前年の赤字を今年相殺したり、もう終わっている毎月報告の数字を変更(Amend)したりもできるみたいで、結構、自由な感じ。

【税務監査】

数年たつと、税務署が監査に来ることがある。

だいたい3年前とか5年前の帳簿をチェックしに来る。

フィリピンの場合、ここで「税務署の役人に帳簿を開けさせるか、あけさせないか」という2つのやりかたがある。

帳簿を開けさせる場合、BIR職員は、帳簿の間違い徹底的に追求し、追徴金だとか、ペナルティだとかをどんどん加算していき、数万ペソの請求をする。

帳簿を開けさせない場合、帳簿を開けないかわりに、帳簿を開けていればおそらく見つかるであろう追徴金をマルっと15万ペソ、というように見積もり、15万ペソなら15万ペソを請求される。それで監査完了。これははっきり言って、裏のやり方。

これを、コンプロマイズ(妥協)とフィリピンでは呼ぶようである。

で、後者の、コンプロマイズの方法をいったん選択すると、翌年もBIRはやってきて、またコンプロマイズをさせに来る。その料金が15万ペソから20万ペソになり、翌年は25万ペソになるのだとか。

この金額は、業種や規模によって相場が違い、飲食ならこんくらい、日系企業だからこんくらい、というように決まっていると思われる。

別の日本人の会計士さんの話では、1回目のときに絶対にコンプロマイズせずに、まじめに対応し、不服なら裁判も辞さない構えを見せ、相手に「この会社は、めんどくせーから来年はやめよう。他にいくべ。」と思わせることが大事だとか。

私もそれを信じ、自分の会社の会計士には、

「僕はコンプロマイズは絶対しない。1回目は15万ペソでも20万ペソでも払うから、なるべくペナルティ食らわないように頼む」と伝えた。

いつも思うのだけど、会計士ってプロなんだから、ペナルティをたとえば半分保障します、とかできないのかね。

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フィリピンで、会社を作るよ。その8 資本金を預け、SECに提出する
2010 年 3 月 25 日

■資本金を銀行に預ける

先日、25万ペソの資本金を銀行に預けてきました。

これは、必ずTreasure本人が、本人の名前で口座を開設し、預金しなければなりません。

この口座は、SECから認可が下りた後、会社名の口座に切り替わるので、しばらくの仮の口座ということになります。

銀行からはこのような、「確かに資本金は預かったぜ」という証明書が出るので、SEC書類に添付してSECへ提出します。

このあたりの手順は、初めて会社を作ったときは、全く理解できませんでした。

Treasurerになっていただいた人は、何の会社なのか知らなかったようです。

なんだかんだいって、ここまで2ヵ月くらいたってしまいました。

SECの審査は2週間程度のはずなので、2週間くらい待ってみましょう。

今までの「フィリピンで、会社を作るよ」は

http://www.offshore-management.com.ph/knowledge/sec-1.html

にまとめてあります。暇なときに転記します(こういうのがJOOMLAだと楽なんだけどなぁ)

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