『ちょっとRAID』
2007 年 4 月 30 日

今、家のバックアップ用のパソコンにRAIDを構築中だ。

RAIDというのは、ハードディスクを2基つないで、1個目がぶっ飛んでも、2個目で作業を継続できるというシロモノだ。単なるコピーではなく、BIOSレベルで2個のHDDを1個のペアに認識させたり、あーしたりこーうしたりと、すごくイケてる感じのシステムだ。なんでもHDDがぶっ壊れても、2基目でまったく同じ状態で作業の継続ができ、しかも交換用のHDDを買ってきて接続すると、また勝手にミラーリングをはじめてくれるというものらしい。(まだ使い始めていないので間違っているかもしれません)

こりゃすごい!と思い、カミさんに
「これ、2台のHDDのかたっぽをかたっぽに全部コピーして、かたっぽが壊れてもかたっぽで、まったく同じ状態で使えるんだって。すごくない?」
と言ったら
「え?なによ、今はそうなってないの?」
とあっさり言われ、悔しいので、今晩中に2台のパソコンを両方ともRAIDにすることにした。

、、、、と、書いているうちに、あっさり1台目が完了した!一応マザーボードのマニュアルをダウンロードして、印刷して、トイレでざっと読んでやったら別になんと言うことは無かった。
マイコンピュータを見たら、2基目のHDDは見えない状態になっていて、RAIDの管理用ユーティリティーで見たら、ちゃんとRAIDが構築されているようだった。。。

僕は半年くらい前に、家用のパソコンを2台、 かなりお金をかけて新調しました。

1台目はCPUがCore2DuoのE6600、MSIのマザーボードに、ビデオカードがGeForce7950、メモリー2GB、HDDは250Gが2基、17インチLCDが2基。あとはスピーカーやら、マルチドライブだ、カードリーダーだ、UPSとかくっつけて、なんとLCD抜きで、95000ペソ。こんな高いパソコンを買ったのはもちろん初めてだ。多分もう3、4年は買い換えないと思います。

2台目はCPUがAMD X2 +3800、MSIのマザーボードに、ビデオカードがGeForce7600、メモリー1GB、HDDは250Gが2基、17インチLCDが2基。こっちはLCDを入れて、40000ペソ。これもかなりの値段です。

全部GIRMOREで組み立てで買いました。非常に調子がいいし、真っ黒で格好いい。おかげでパソコンにはかなり強くなったと思います。

以下、ちょっとパソコンに関して、ウンチクをたれてみたいと思います。
【CPU】
マルチタスクに強いといわれるCORE2DUO、AMDX2ですが、はっきり言って、Pen4 2.6Gとの差をまったく感じませんでした。差が出るというのは、バックグラウンドで音楽ファイルのエンコードをしながら、PDFファイルを100ページくらいつくりつつ、3次元かなんかをバリバリをいじくるときなのでしょうか。
こんな使い方をする人は、ヒジョーにまれと思います。
相当なCPUパワーを必要とする3次元CADとかなら別なのかもしれませんが、ほとんどの場合は、安いCPUでもまったく差が出ないと思います。

【メモリ】
CPUにお金をかけるのなら、メモリをできるだけ増やしたほうがいいです。
メモリは腐りません。壊れません。メンテナンスがいりません。すごい部品です。
今のメモリーはDDR2という規格なので、持っているパソコンがDDR2仕様ではない場合は、マザーボードごと買い替えの時期だと思います。
ブランド品のメモリーを買う必要は無いけれども、片面チップはやめたほうがいいと思います。
安い店で買うと、必ず片面チップが出てきます。ハングしたりして、イヤになります。

【ビデオカード(ビジョカード)】
フィリピン人が、一番こだわるパーツです。
彼らはゲーム好きなので、CPU以上にビデオカードにこだわります。
「おまえの、ビデオカード何?」「たったの128だよ」
というような会話が非常によく聞かれます。128というのはビデオカードのメモリーのサイズで、この数字が高いほど良いのです。いまは256とか512が主流です。8Mとか、32Mというのはもう化石です。
普通、メーカー製のパソコンはビデオカードは”オンボード”といって、マザーボードに性能の悪いビデオカードが一体化されていますが、フィリピンではオンボードのビデオを使っているとかなり馬鹿にされます。別個で、思いっきり高いビデオカードを差すと、かなり自慢できます。僕も自慢したくて無理してしまいました。

僕はゲームはしないのですがLCDを2基つないで使うので、7000ペソくらいの高いビデオカードを買いました。おかげで、2枚とも非常に映像がクリアで、高い部品を買って良かったと思います。

【HDD】
最近は本当に安いです。気の毒なくらいです。日本では1テラバイト(1000G)も5万円で発売されました。
あまり大きいと、フォーマットやデフラグにものすごく時間がかかってしまうので、僕は余り好きではありません。小さな容量のHDDをこまめにデフラグしたり、再フォーマットするほうが、パフォーマンスを維持できます。会社では、データは普通、サーバーに保管するので、大容量は不要です。ほとんどのスタッフは、MP3とデジカメの写真で、すべてのHDDを食い尽くしますので、300Gでも500Gでもきりがありません。

【サウンドカード】
サウンドカードはビデオカードと並んで、フィリピン人がこだわるアイテムのひとつです。
私は以前までサウンドカードを使ったことがなく、エプソンとかソーテックのオンボードのサウンドしか使ったことがありませんでした。CDをかけたって、AMラジオみたいな音しか出ませんでした。

ところが。
サウンドカードの威力は本当にすごい。しかも1000ぺそくらいで買えてしまう。
メーカー製のパソコンではなく、マザーボードメーカーのマザーボードを買うと、けっこういいサウンドカードがついてくるのですが、これに3000ペソくらいのAltek Lansinのスピーカーをつなげると、もう、ものすごくいい音。
これでiTuneでどんどん音楽を落として音楽を聴きながら仕事をすると、非常に気分がいいです。

私はiPodを買ったときに、AppleのiPod HiFiという、白い、豆腐みたいなスピーカーを5万円か6万円くらい払って買ったのですが、もう最悪の音でした。詐欺に近い商品です。
こんなものより、3000ペソのスピーカーでパソコンで音楽を聴いたほうが、はるかにいい音です。

フィリピン人がサウンドカードにこだわる理由が良くわかりました。

【モニター】
液晶。デジタル接続。これに限ります。最近は19インチのワイドばかり売っていますが、17インチの2連の方がぜんぜん使いやすいです。

【キーボード】
7000円も出してFilcoのマジェスティックとか言うのを買いましたが、ちょっと俺には合わなかったなぁ。
タッチが軽すぎで、しかもキーを1/2押し下げるだけで入力されるので、押し間違いが非常に増えました。
3ヶ月くらい使って、やっと慣れてきたのですが、どうやら、キーを叩くのではなく、「撫でるように滑らせる」というのがコツのようです。いまだに練習中です。
でも、確かにキーボード自体の質感が非常に良くて、これを使うとパソコン付属のキーボードにはもう戻れないと思います。今度日本に帰ったら、ちゃんと店頭でいろいろなキーボードを比べてから買いたいです。

ああ、なんかたくさん書いちゃった。

と思ったら、もう1個忘れていました。

【ケース】

今まで省スペース型とか、もっと小さいキューブ型とか使っていたんですが、小さい箱というのは本当にロクなことが無いです。
拡張性が無い。冷却が悪い。
今使っているやつは、もうすごいです。
デカいファンが2基ついてます。前から吸って、後ろから吐いてます。
前から吸った空気が、HDDを直撃していて、がんばって冷やしてます。
見ていて気持ちがいいです。
面白いことに、DVDドライブがSONY製で、SONYのロゴが見えるので、パソコン自体がSONY製に見えて格好いいです。

おしまい

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『ちょっとStarbucks』
2007 年 4 月 28 日

会社に通っているときは、Strabucksにはよく行きました。

ここ2年くらい、飲んでいたのはいつも同じで、アイスラテのグランデサイズにエスプレッソを1杯追加して、バニラシロップをポンプで2回というものです。もう500杯は飲んだと思います。

これを注文するときは

“Ice Latte Grande Additional shot two pumps vanila”

となります。

ところが。

店によって値段が違う。5軒に4軒は160ペソ、たまに140ペソという店がある。

どうもシロップの扱いが曖昧な店員がいるのです。

マカティの某Strabucksで140ペソだったので、
「本当に140か?他のところだと160なんだけど」
と聞くと、店員同士顔を見合わせて、140ペソで間違いない、と言いました。

そして、今日、South Super Highwayで同じものを注文したら、160でした。すかさず
「シロップ2杯は、チャージするの?140の店もあるんだけど」というと
「はい、P20かかります」
「グランデサイズには、シロップ何杯までついているの?」
「4杯です」
「おれは4杯じゃなくて2杯なのになんで追加なの?」
「それでも追加がかかります」
(????)

何を言っているのかわからないので、もうちょっとベテランそうな子に聞いたら、
「シロップの追加はP20で、そのP20で4杯まで入れられる。そのかわり2杯でもP20です。シロップはもともと、アイスラテには含まれていないです」

とのことでした。
(だったらそう言ってくれよ)と思いつつ、P20ペソは払いました。

Strabucksは、別にコーヒーがうまいわけでもないのですが、いつどこへ行っても不愉快な店員がいないし、味がいつも同じなので、私はかなり利用しています。マニュアルや社員教育の賜物だと思います。

それでも「シロップの値段がスタッフによって曖昧」、ということを発見して、なんだかちょっとうれしい感じです。
お勧めのStrabucks教えてください。いつもガラガラで車が止められるところがいいです。

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アンケート:フィリピンで行っている業務の難易度
2007 年 4 月 27 日

(不具合があったので直しました)

フィリピンで行っている業務の難易度は日本の業務の難易度を100とすると、どれくらいなのか教えてください。

日本と同等のもの(難易度100)をフィリピンでやろうとしている人が「フィリピンはぜんぜんだめだ」と言うのと、
日本で行う業務の一部だけを切り取って(難易度60)やろうとしている人が「とても優秀である」と評価するのとでは、もともと目指している目標が違うために、話が噛み合わないことがあります。
例えば建築設計の作図業務の場合、マンションの平面詳細図を作成するという作業があります。日本の熟練者であれば、デベロッパーの仕様書と一般図をポンと渡せば、その仕様を全部理解し、わからないところは適宜判断して詳細図をまとめることが要求されます。ときには部分的に設計してしまうこともあります。また指示はほとんど口頭もしくは、類似物件の資料を渡すのみです。
このやりかたで、同じようにフィリピンに発注できるのであれば難易度は100です。
誰かが間に入って情報を噛み砕き、フィリピンに伝えるのであれば、難易度は70くらい。
もっと情報を整理して、もはや書くだけという状態にまでしてから発注するのであれば、難易度は20とか30になると思います。

ちなみに、以前働いていたところでは、40か50くらいかな。それでもかなり大変でした。

深く考えても良くわかりませんので直感でお願いします。

フィリピンに発注している業務の難易度は、日本で行っている業務の難易度を100とすると、どれくらいの難易度ですか。

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アンケート結果:アウトソーシング拠点をつくりなおすなら
2007 年 4 月 24 日

6日ほど前に今、アウトソーシング拠点をつくりなおすなら、やはりフィリピンを選びますか?』というアンケートを行いまして、実に123名の方にお答えいただきました。ありがとうございました。

結果は下記のようになりました(アンケート自体はまだ進行中と思います)。

vw_001.gif

私はこれをみて、けっこうびっくりしました。ダントツで多いのが「フィリピン」。次が、中国でもベトナムでもなく「日本回帰」。3位が「ベトナム」。上位に来ると思っていた中国はわずか2票。

一応、考察をつけてみました。

●秘密の花園フィリピン?

フィリピンにいる人は、自分で望んでフィリピンにいる人もいれば、会社に派遣されて気づいたらフィリピンにいた、という人もいます。
いろいろ小さなストレスはあるにせよ、「なんだ、けっこうみんなおおむね楽しくやっているじゃんか」というのが最初の印象です。

ここで仕事をして、本当にいやな思いをしていたり、希望を見出せなければフィリピンに票を投じるとは思えないので、84票というのは「とりあえず、うまく行っている人の数」「フィリピンをなんらかの形で肯定的に捉えている人の数」あるいは「ほかの国にはあまり興味が無い人の数」と考えてよいのではないかと思います。

昔、「フィリピンは秘密の花園」という言葉がありました。つまり日本ではとにかく危険というイメージしかなく、みんな来るのがいやなのだけれでも、来て見ると、あれれ物価は安いし、ゴルフはたくさんできるし、夜の遊びも楽しいし、治安なんてぜんぜん問題ないし、スタッフも明るいし、フィリピンけっこういいじゃんか、となる。親会社には「こんなところ最悪だ、たまらん、早く帰りたい」と言っておきながら、「実はあと5年くらいいたい」と思っている人がけっこういたものでした。それを総称して「秘密の花園」という言葉が生まれたのですが、この言葉は非常に面白いと思いました。

今回のアンケートでは、そういう「秘密の花園」的な評価が出てきたのかな、と考えています。(私は、こういったフィリピンの「来てみなければわからない良さ」「穴場的感覚」が非常に好きで、これからもずっとアジアのマイナーな存在であれば良いのにと思っています。)

●国内回帰!

一方、無視できない「国内回帰」の20票。これは重いです。

この票の裏には
「フィリピンはだめだ品質が上がらない」あるいは「フィリピンだけでなく海外はどこもだめだ。日本でやったほうがよい」
「日本も最近はかなり値段が下がっているので、もう海外でやる意味が無い」
というような意味が込められていると思います。
この票を入れた人のほとんどは、実際にここで日本とかかわりのある仕事をしている人だと思うので、3倍くらいの重さで見たほうが良いかもしれません。(退職して仕事をしていない人がこの票を入れるとはあまり思えないので)
いずれにせよ、身の引き締まる思いがします。

●ベトナム9票、インド5票、その他3票、中国2票

このメルマガを見ている人は、何らかの形でフィリピンとかかわりのある人ばかりだと思うので、その国の国民性がいかに仕事に影響を与えるかを身にしみて感じている人がほとんどであると思います。そういう意味でベトナムは、英語が通じないなど問題があったとしても注目されているのではないかと思います。一方、機密漏洩、反日デモなどで日本との関係が取り沙汰される中国に票があまり入らないというのも、納得できます。かなり冷静な票の入り方だな、と感じました。

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経営者・企業・お店をご紹介ください、取材をします。
2007 年 4 月 21 日

突然ですが、本を書こうと思います。

といっても、メルマガを本にするのではなく、フィリピンでお仕事をされている方、事業をされている方を12人ピックアップし、取材を行い、1冊の本にして出版したいと思います。

題して
『プロジェクト”P”』 フィリピン発 12のマネジメント

このタイトルは、さっきジョギングしながら考えました。大真面目です。

出版社に相談したわけではありません。とにかく出版する、ということだけ決めました。

8年間の駐在生活を通して、「ああ、この人の話をもっと聞いて、文章にまとめたい」「この会社のやり方をもっと知りたい」と思ったことが、何度かあります。しかし、会社に属していたため自由に時間を使うこともできず、ずっと心の内にしまっておりました。

今は晴れて自由の身ですので、半年くらいの時間をかけて取材を行いたいとおもいます。

つきましては、「この人の話を聞いたらいいんじゃないか」「この会社はけっこういいマネジメントをしている」「この店のオーナーはちょっと哲学持ってるぞ」という人物・企業・お店などをご存知でしたら、読者のみなさんから推薦をお願いしたいです。

私が本にまとめたいのは、
「その人物や企業とフィリピン人とのかかわり」です。それはたとえば、労務管理の方法であったり、カンパニーポリシーであったり、「こうするべきだ」「こうしてはいけない」というような信念・哲学であったりすると思います。(取材したいのは本人の苦労話ではなく、マネジメントです。)
一応、推薦していただく大まかな条件としまして

1:日本人あるいは日系企業であること。
2:フィリピンで今も現役で働いている方。
3:フィリピン人スタッフが現在も10名以上いる。
4:場所はマニラ、セブ、ダバオどこでもかまいません。
5:特定の人物はでなく、企業でもかまいません。飲食店やカラオケ店など業種も問いません。
7:経営上、そこそこうまくいっていること。(立派な哲学があっても、大赤字だったり、毎年スタッフが30%くらい辞めてしまうというのでは説得力がないので)

という感じです。
実際の取材は、平日の午後で、何度か訪問させていただくことになると思います。

もしひとつも推薦をいただけなかった場合は、私のごく限られた人脈のなかから数名をピックアップし、その方から芋づる式に次の方を紹介してもらって進める方式にします。(あくまで他薦にこだわります)
みなさんどんどん推薦をお願いします。よろしくお願いいたします。

たくさん来るとうれしいです。

OffshoreCad&Management
林 秀生 info@offshorecad.com.ph

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アンケート:アウトソーシング拠点をつくりなおすなら
2007 年 4 月 18 日

以前から気になっていることをアンケートでみなさんに聞いてみたいと思います。
メルマガでも同時配信します。
どんどん、ご回答をお願いいたいます。

今、アウトソーシング拠点をつくりなおすなら、やはりフィリピンを選びますか?

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今、アウトソーシング拠点をつくりなおすなら、やはりフィリピンを選びますか?








結果を見る

締切:2007年04月26日18時00分
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マカティは東京でアラバンは名古屋?
2007 年 4 月 16 日

オフィスをどこに構えるか、というのはまだ悩んでいて、いまだに「アラバンかそれより南でシコシコやる南案」と「やっぱなんてったってマカティでしょのマカティ案」とで、なかなか決心がつかない。
僕はあまり物事を決めるのに悩まないのだけど、こればっかりはかなり悩む。ギャンブルに近い。

会社を辞めると決めるずっと前から、南で仕事をしたいと思っていたのだが、家賃を調べたら意外に高いということがわかりびっくりした。それでいまだに様子を探っている感じ。

南案のメリットは、人間がまだ純朴で、空気がきれいで、渋滞が無く、家からも近く、家庭的な感じで仕事ができるのではないか、ということ。デメリットは、オフィスが少なく、家賃が高く、募集をかけても応募してくる絶対数がかなり少ないのではないかという不安。
マカティ案のメリットは、オフィスが余りまくっていて、家賃も安く(といっても15%減くらいか)、どの地方からも等距離にあるため人を集めやすい。デメリットは空気が汚く、渋滞が多く、給与水準が高く、競合する企業が多いためスタッフの目が肥えていること。だからスタッフはちょっと生意気。

ベテランの砂川さんの話では、モンテンルパ市(アラバンがあるところ)は役所関係のやり取りが楽で、マカティは大変とのことだった。「マカティは何に関しても東京なんですよ。」という砂川さんの言葉は、非常に印象深い。

昔のフィリピン人スタッフとの会話で、「オフィスは決まりましたか」と聞かれて、いつも「どっちにするか決めてないけど、アラバンがいいなぁ」と言うと、決まって、「アラバン?Very Far!」といわれてしまう。「お前、Very Farって、お前が働くんじゃねえから関係ないだろ」というと、「いや、アラバンどこからも遠い。マカティはどこからも近い」「新聞広告でマカティとアラバンが同じ条件だったら絶対マカティにいく」という。
もちろん、ハワイではあるまいし、どこからも遠いなんていうのは彼らの思い込みに過ぎないのだが、面白いことに、全員が「Very Far」と言う。

僕がどうしてわざわざ南にこだわるのかというと、マカティで働くフィリピン人のattitudeと、アラバン、サンタローサ、カビテのattitudeはぜんぜん違う気がするからだ。それは前から感じていたのだが、実際に住んでみて、買い物をするだけで、やっぱりなんか違う気がする。一言で言えば、まだスレていなくて、親切で、フレッシュな感じ。こういうスタッフを育てて仕事をしたい、という気持ちになる。

確かにマカティはどこからもアクセスが良く、人は集まりやすい。その分優秀な人材もあつまるはずなのだが、それはもう過去の話だ。募集したって、いまはなかなか履歴書は集まらない。その中でよいと思った人間といったって、所詮はゼロから1年半は教育しなければ使い物にならない。
つまり、どうせゼロから教育するなら、1歩先を言っている人間を雇おうが歩き始めたばかりの人間を雇おうがあまり関係ない。どうせなら性格がいいほうがいい。海外に行くための経歴を積むためにマカティで手ごろな企業を物色しているやつらより、田舎でノホホンとしている人間の方が、1年半後には上になるんじゃないか、と思うのだ。いや、こればかりは自信は無い。。。

それと、スモッグで覆われたマカティに突入するのが最近すごく億劫になってきたのも大きい。

で、今日、感じた新傾向。ひょっとしたらマカティで働いているやつらはラグナとかカビテを完全に馬鹿にしているんじゃないか!?ということ。いや、絶対にそうに違いない。
フィリピン人はとにかく、中と外とをはっきり分けて考えるから、そうに違いない。

という話をカミさんとしていたら、
「ホント、東京の人って名古屋を馬鹿にするのよね。馬鹿にするなら東京に帰れって感じ。名古屋は名古屋で快適にやってるんだから、ほっといてって感じよね。東京のどこがいいのかしらね。だいたい東京生まれの人って、そんなにいないでしょ。自分のほうが田舎もののくせしてね」
と言われた。いや、名古屋の話をしているんじゃないんですけど。。。
でも、言いえて妙だ。マカティは東京で、アラバンやサンタローサは名古屋とか広島か??
上記のコメントを地名を置き換えると、
「ホント、マカティで働くフィリピン人ってアラバンを馬鹿にするのよね。馬鹿にするならマカティに帰れって感じ。アラバンはアラバンで快適にやってるんだから、ほっといてって感じよね。マカティのどこがいいのかしらね。だいたいマカティ生まれの人って、そんなにいないでしょ。自分のほうが田舎もののくせしてね」

そういえば、医者をやっているフィリピン人の友人から「マニラの患者はお金を値切ったり、物で払おうとしたり、めんどうくさいけど、LIPAやサンタローサの患者はスッと現金で払ってくれる。南のほうが支払能力が高い」という話を聞いた。

というような情報を総合すると、アラバンが遠いとか、能力が高い人が集まらない、というフィリピン人スタッフの言葉は、偏見がかなり入ってることになる。とうことは、どういうコメントを聞こうが、まったくあてにならないということになる。

ラグナの人間はマカティの人間とぜんぜん違う!という感想があれば教えてください!
あと、ビコール州の人はとても純朴でいい人が多い、という話も聞いたことがあります。これもどなたか教えてください。

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『ちょっといい加減な家具に、カミさんついにキレる』
2007 年 4 月 15 日

ちょっといい加減な家具屋に、追加で注文したテーブル3つが届きました。

が、あまりにいい加減な仕事に、ついにうちのカミさんがキレました。

怖くて書けません。

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『ちょっと携帯電話を』
2007 年 4 月 14 日

携帯電話をなくしました。スターバックスで携帯を手に取ったのが最後の記憶で、忽然と消えました。

でも、便利なんですね。電話の代理店に行って、シムカードを150ペソで買ったら、前の番号はそのまま使えるようになりました。私は携帯電話に関してほとんど無知なので、ちょっと驚きました。
これなら、携帯電話をなくしても、すぐにSIMを買えば番号はまた使えるので、いちいち全員に連絡する必要が無かったな。。。

サンセルラーを身内の連絡用に使ってますが、まあまあ使えます。サン同士なら、つながりやすいような気がします。あと、都会にいないと、電波が弱いらしい。うちのカミさんは、1階から2階にいる僕に「ご飯できたよ」と携帯電話で連絡してきます。いくら無料だからって、トランシーバーですか。
請求額があまりに少ないので、「今月は払いにこなくていいです。ツケときます」という請求書でした。

でもやっぱサンしかもってないというのはちょっと不安なので、どうしてもスマートかグローブと併用しないとなりません。じゃあトータルであまり変わらないじゃないかって_?僕はあまり経済活動や人付き合いをしてないので、ほとんど通話が身内だけなんです。だからサンセルラーはけっこうあってます。でもフィリピン人は、サンセルラーのような2流はすごくバカにしますね。しかし、なんで貧乏人は携帯にこだわるんでしょうか。。。

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『ちょっと韓国人へ』
2007 年 4 月 13 日

「すべての韓国人住民へ
お知らせ
バランガイ・アヤラ・アラバンとアヤラ・アラバン・ビレッジ・アソシエーションは、アヤラ・アラバンに住む韓国人住民に対し、非常に重要な規則・条例に関する説明を行うので、韓国国籍の住民は5月4日午前9時にアヤラアラバンのナラ公園にお集まりください。
以上」

だそうです。

韓国人たちはいったい何をしたんだろう???

いろいろ悪い話は聞くけれど。

集会にまぎれこんでみようかしら。

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ちょっとウツだな
2007 年 4 月 12 日

昨日は、勤めていた会社の同僚の帰任パーティに呼ばれて、マカティまで行ってきました。

9時半ちょうどで集まりは終わり、全員が一瞬で帰宅してしまいました。

ぽつんと残った日本人4人で、久しぶりだし、スターバックスに行きました。

後任の先輩が、私にこうボヤきました。

「今日、明日までの急ぎの仕事を日本から頼まれてさ、スタッフに頼んだんだけど、できないって言われてさ。
でもあいつら5時になったら、全員パソコンでゲームはじめたんだよ。
ゲームする暇あるなら、この明日までの仕事できるじゃないかって思って、リーダーにちょっと文句言ったら、『もう5時ですからゲームするのは自由です』って言われちゃったんだよな。前からそんな感じだった?ちょっとショックだったな。」

明日までの仕事を、無理して差し込むかどうかはけっこう判断が微妙なところで、私なら入れるときもあるし、入れないときもある、という感じでした。内容によっては残業しなくても明日始めればできるものもあるので、ゲームをやめさせて残業させるべきかどうかは、一概には言えません。ただ、ものすごく士気が高まっているときっていうのは、こっちが「これ断るべか」とリーダーに言ったとしても逆に「いや、これくらいならできます」といってくることのほうが多かったような気がします。

そのこと自体よりも私が気になったのは、そういえば久しぶりに会ったスタッフ全員がなんとなくトロンとしているというか、覇気が無いよう見えたことでした。

これはただの印象なので、すごく高密度で仕事をしているのかもしれません。人間の印象というのはあてになりませんから、ひょっとしたら見当違いかもしれません。

ただ、いったんフィリピン人スタッフに「この会社は仕事が楽な上にきちんと給料ももらえるいい会社だな」と思われると、どんどん会社が食い物にされていきます。食い物にされるというのは、尻尾を捕まれないくらいのぎりぎりの成果品だけ出しておきながら、権利だけは立派に主張し、会社のパフォーマンスが落ちていく状況のことです。
一旦こうなってしまうと、非常に建て直しは難しい。楽なので、スタッフも会社を辞めなくなります。成果品の品質というのは客観的なデータで指摘するのが非常に難しいので、「俺たちはちゃんと時間通りに来て、ちゃんと仕事をしている」と言われてしまえば、立場が弱い。一方、一度与えてしまった既得権益はずっと続けていかないと、どんどん文句を言ってくるのがフィリピン人です。
こういうスパイラルに陥ると、非常にややこしい話になります。

「あ、なんかうるさい日本人(俺のこと)がいなくなって、仕事も楽で、給料もまあまあもらえるし、こりゃいい湯だな」ってこいつら思いはじめてやしないだろうか。。。
フィリピン人ていうのは、こっちが全力で走っていると、一生懸命ついてきてくれるけど、ふっと力を緩めるとダラーンとなるところがあります。(まあ、どこの国でもそうだけれども)
昔の会社がどうなろうと僕には関係ないのですが、いずれフィリピン人を雇って仕事を始めるときに、昔の成功体験は忘れたほうがいいな、と感じました。最初は数年間、また全速力で引っ張らないと、とても立ち上がらないな、と肝に銘じました。

家についてもそのことばかり、気になって、気分が悪くなってしまいました。

まあ杞憂であればよいのですが、フィリピン人のいやな面を、ちょっと思い出してしまった一日でした。

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ネコでもわかるといいな、『mapcarとlambda』

AutoLISPのプログラミングをしていて、最初にぶち当たる壁が、mapcarとlambdaという関数の使い方です。

いくらググっても、わかりやすく説明している文書が無く、当然、書籍にも記載が無く、私も理解にはすごく苦労しました。
しかし、一旦理解すると、非常に便利な関数です。プログラミングの行数が省けるだけでなく、おそらく処理スピードもあがるのではないか、と思います。今回はこのmapcarとlambdaです。

■mapcarとlambdaの効用

mapcarとlambdaは、たとえると、「5個の小麦粉から5個のケーキを連続的に作る」という関数です。
ところが面白いのは、そのケーキの作り方を一度しか説明しないことです。
似たような繰り返し動作をする関数に、foreach 関数がありますが、これは内部的には、5個の小麦粉それぞれに対し、同じケーキの作り方を5回説明していることになり、なんとなく美しくない。ところが、mapcarとlambda方式だと、「lambaでケーキの作り方を1度だけ定義」し、「mapcarで実行させる」ことになり、非常に効率的です。

■実際の書き方

実際の関数の形はこうなります。例として、1 5 7 3 8という各数字に5を加える操作です。

(setq MyList (mapcar ‘(lambda(x)(+ x 5))(list 1 5 7 3 8 )))

→(6 10 12 8 13)
これはこのように読むことができます。

(setq ケーキ5セット (mapcar ‘(lambda(x)(ケーキのレシピをxを使って説明))(小麦粉5セット)))

いくつかのポイントがあります。

1:まず、mapcarとlambdaは5つの具から5つの成果品を作る関数であって、5つの具から1個の成果品を作る関数ではない。つまり材料が5つあれば、結果も5つです。それがリストにひとまとまりになって返ってきます。なので、1 5 7 3 8を全部加えた数を知りたい、というときはmapcarとlambdaではなく、applyという関数を使います。この点が、混同しやすい点です。
2: (setq MyList (mapcar ‘(lambda(x)( までは考えずにとにかく書く。
‘(lambdaのように、アポストロフィがついていて、この意味は何だろう、と気になって調べたりするとドツボはまります。
あまり考えずにここまでは一気に書く。ちなみに式の中で使う変数が小麦粉だけ、というように1種類ならlambda(x)ですが、「小麦粉と卵」というように2つの場合はlambda(x y)と書くだけです。
3:その後に続くのは、ケーキのレシピ=「実行する関数」ですが、何行にわたってもかまわない。とにかく、xと使った形式で、普通のLISP形式で式を並べればよい。途中にif文があろうが、cond文があろうがかまいません。
4:最後に、計算の材料となる(list 1 5 7 3 8 )を続けるのですが、そのまえに、括弧がきちんとあっているかが重要です。つまり、計算の材料となる(list 1 5 7 3 8 )を続ける前に、‘(lambdaに対応する括弧を終わらせなくてはならないということです。普通は、LISPエディターや、秀丸などのエディターを使ってプログラムを書くので、いちいち括弧の数を数える人はいないと思いますが、(+ x 5))の最後の括弧は、’(lambdaの括弧がハイライトされるまで入力させないといけません。mapcarとlambda式のエラーはほとんどこの括弧の不一致で起きます。
5:最後にやっと計算の材料となる(list 1 5 7 3 8 )を書き、あとは、(setq に対する括弧がハイライトされるまで閉じ括弧を必要なだけ入れて終わり。

■ ‘(quote)の使い方

例として
L1=(1 2 3)
L2=(4 5 6)
のときに、それぞれの要素同士を掛け合わせる関数は

(mapcar ‘(lambda(x y)(* x y)) ‘(1 2 3) ‘(4 5 6))
(mapcar ‘(lambda(x y)(* x y)) L1 L2)

となります。このように、関数部分(* x y)が、”*”という関数とx、yという変数以外に何も無い場合に限って、

(mapcar ‘* L1 L2)

と言うように書き換えることができます。
ほかには

(mapcar ‘(lambda(x)(car x)) L1) は
(mapcar ‘car L1)

(mapcar ‘(lambda(x)(print x)) L1) は
(mapcar ‘print L1)
lambdaを理解したいときに、’(quote)を使った式とlambdaを使った式を同時に見せられてしまうと、非常に混乱するのですが、私はあくまでlambda(x)(xの式)を最初に理解し、そのあとで特殊な場合にのみ’(quote)を使った式を使える、と理解したほうがわかりやすいと思います。(’(quote)には、「その後に続く文字を評価せずにそのまま引用する」みたいな意味があるようですが、そんな説明を聞いてピンと来る人は天才だと思います。)

■難しい2重mapcar

L1= (((A (2 3)) (A (3 5))) ((B (1 3)) (B (7 9)) (B (5 1))) ((C (4 7)) (C (4 1))))

というリストがあったとして、その頭の部分だけを取り出して、((A A)(B B B)(C C))というリストを得たいとき、これはかなり頭がごちゃごちゃになるのですが、2重mapcarが出てきます。

まず((A (2 3)) (A (3 5)))というところだけに着目し、ここから(A A)を取り出す式を考え、それを全体にmapcarさせるという手順になります。

x=((A (2 3)) (A (3 5)))から(A A)を取り出すには
(mapcar ‘car x)

これを全体に繰り返すので

(mapcar ‘(lambda(x) (mapcar ‘car x)) L1)

となります。

■さらに難しい2重mapcar

L1=(((1 2) (2 3)) ((3 5) (6 2)) ((3 6) (3 1)))

というような6個の点の座標が、変則的なリストになったものがあったとして、これらの点全部に対し、何かの操作をしたいときはこうなります。
簡単のため、点を中心に円を書く関数を(MyCircle 点)で定義されているものとすると、

(mapcar ‘(lambda (y) (mapcar ‘(lambda(x) (MyCircle x)) y )) L1)

となります。しかし、ここまでくるとなかなか直感では書くことができず、かなり試行錯誤が必要になります。
うまく動いたときは、どこかにメモっておいたほうがいいですね。

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『ちょっとe-Pass ちゃんとしてました』
2007 年 4 月 10 日

e-Passの利用履歴をもらいました。

確認、確認したところ、

1件を除いてちゃんとあっていました。
(1件だけ、2倍の課金をされているところがありました。アラバン C5を65ペソのところ130ペソ引き落とされていました。しかし、この65ペソを回収するのに、65ペソ以上かかるんだよな。。。きっと)

自販機での購入履歴、1月から今までの利用履歴、すべて記録されています。

いやあスッキリしました。

情報を寄せていただいた方、ありがとうございました。

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『ちょっとe-Pass 何とかならんか』
2007 年 4 月 9 日

高速道路のe-Pass、何とかならないものでしょうか。

ロードが無くなって、自販機で券を購入し、電話をかける。
買ってから10分後とか20分後に料金所を通ると、赤ランプのままです。
どうもチケットを買っても、それが有効になるのに、30分くらいかかるみたいです。
一番頭に来るのが、黄色ランプを経由せずに赤ランプになってペナルティ追加。
これは頭にきます。
たとえば、マカティで乗った時には青ランプなのに、アラバンで出るときに赤になってしまう。
小銭なんて用意していないから、後ろに行列できまくって、クラクションならされて、係員は
「ロードが空だよ、空」
「乗ったときは青ランプだ、そっちこそ2重取りしてるんじゃないのか?」
と言い合いですが、ブースの男にこんなことを話してもまったく意味が無いですね。

ピーピーって音が2回鳴るときもあるし。

絶対に怪しい。

というわけで、明日はe-Passオフィスに行って、ここ数ヶ月間の明細を出させようと思います。

すんなり明細とか出すのかな???

今日から使用履歴の記録をつけはじめました。

ほんと、フィリピンに住むと自己防衛本能が発達しますね。

食べ物を買う前に賞味期限を確認したり
魚を買うときは腐ってないか。
医者の言ったことを全部ググって確認したり
横断するときは左右確認
ものを買ったらレシート確認
約束したら相手の名前確認
怪しい話も確認、確認
電話に出る前には相手の番号を確認確認
確認、確認。何でも確認と。
命と財産を守るためには、何でも自分で確認確認。

それに比べれば日本で生活する人は、守ってもらうことに慣れすぎですね。

ところで富士サウナのトイレの水はなぜ出ない?6年間、水が出たのを見たことが無い。

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『ちょっとしゃれにならないペソ高です』
2007 年 4 月 8 日

これは円 ペソレートを5年のスパンで表示したものですが、なんでしょうこのV字回復ならぬ山型下落。。。

しゃれになりません。
005.gif
円のペソに対する価値
3年前だと1万円入金があれば5000ペソくらいにはなったのに、いまや4000です。
20%も下落しているので、日本に成果品を輸出しようとしている人には、大変な話です。
私が初めてフィリピンに来たころは、1万円が2800とかだった記憶があるのですが、そこまで行っちゃったりなんかするのでしょうか。

0061.gif

ペソのドルに対する価値

これは、ドル ペソの5年推移です。

ぼくはいつか銀行の偉い人の講演会を聞きに行って、その人が
「ペソはドルに対し毎年確実に5%下落していく通貨ですので、ペソで預金をするということはまず考えないほうがいいでしょう」
と言っていました。

確かに正しかったようです、2,3年前までは。。

当時、持っていたお金を素直にドルに変換して、金利が4%だ嬉しいな、なんて思っていたのですが、ペソに変換して考えると4%どころか15%くらい消えたことになります。堅実と思った方法が裏目に出るとは、泣けてきます。

いや待て、ペソで考えないで、落ち目の円で考えればいいのか?
こうすれば逆に2,3年で15%くらい増えたことになる。
しかし、これは円に両替して初めて実感できるんだよな。。。

3つの通貨がからんでいるので、わけがわかりません。
007.gif

円のドルに対する価値

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ネコでもわかるといいな、『AutoLISPのリアクターの作り方』
2007 年 4 月 7 日

試行錯誤の末、簡単なリアクター(Reactor)の作り方の基本がわかりました。

リアクターというのは、CAD上で何かのイベントが発生したときに、何かを行わせることだ。
たとえば、○を書き、その面積を文字で横に書く。
○の大きさが変わったときに、「あ、○の大きさが変わったぞ」というイベントを感知して、面積を表す文字を自動的に書き換える、というようなことができる。
その他には、図面を保存しようとした瞬間にブロックをパージするとか、
角度寸法を表す度分秒の代わりに「13%」というような表現を使って角度を表して、その角度をグリグリ広げると自動的に計算しなおして「25%」というように書き換えるようにする、といった使い方ができる。

ここまでは、そんなに調べなくてもわかるのだが、ここからが非常にわかりにくい。
なぜなら、わかりやすく説明した文書が、この世に存在しないからだ。AutoCADのヘルプファイルはよくできているけれど、専門用語やら、抽象的表現が多すぎて、具体的な説明に乏しい。なので、ここでは思いっきり具体的な説明を試みようと思う。

■リアクターの概要

下記の例では、赤い○と、その面積が書かれている。
ここで、赤い○の大きさを変えると、あら不思議、面積が自動的に書き換わる。

reactor02.gif

reactor01.gif

これはオブジェクトリアクターといい、自分で指定したオブジェクト、ここでは赤い円をAutoCADに監視させている。

つまり「”監視する対象”が”こんな動き”をしたときに”どこそこのプログラム”を実行したまえ!」をプログラムすることがリアクターの設置というわけだ。、

ここで”監視する対象”がリアクタータイプで、この例のように図形だったり、あるときはマウスの動きだったり、あるときはシステム変数の変化だったりする。この例のように、対象が図形の場合は「オブジェクトリアクター」と呼び、対象がマウスの動きである場合は「マウスリアクター」と呼ぶ。
ヘルプファイルによると、リアクタータイプには19種類あり、この中から選ぶことになる。

:VLR-AcDb-Reactor
:VLR-Command-Reactor ←これがコマンドリアクタ
:VLR-DeepClone-Reactor
:VLR-DocManager-Reactor
:VLR-DWG-Reactor
:VLR-DXF-Reactor
:VLR-Editor-Reactor ←これがエディターリアクタ
:VLR-Insert-Reactor
:VLR-Linker-Reactor
:VLR-Lisp-Reactor
:VLR-Miscellaneous-Reactor
:VLR-Mouse-Reactor
:VLR-Object-Reactor ←これがオブジェクトリアクタ
:VLR-SysVar-Reactor
:VLR-Toolbar-Reactor
:VLR-Undo-Reactor
:VLR-Wblock-Reactor
:VLR-Window-Reactor
:VLR-XREF-Reactor

次に、”こんな動き”のことを”イベント”といい、この例の場合、”図形の変更”というイベントを監視している。リアクタータイプごとにたくさんのイベントがあるので、ヘルプファイルから好きなものを選ぶ。ちなみにオブジェクトリアクタが監視できるイベントには次の13種類がある。

:vlr-cancelled
:vlr-copied
:vlr-erased
:vlr-unerased
:vlr-goodbye
:vlr-openedForModify
:vlr-modified
:vlr-subObjModified
:vlr-modifyUndone
:vlr-modifiedXData
:vlr-unappended
:vlr-reappended
:vlr-objectClosed

最後に”どこそこのプログラム”、これがリアクターと呼ばれるもので、普通に(Defun MyProgram ()…….)という形で表現された、言ってみれば単なる関数である。

また、赤い円の例で、赤い円のことを「オブジェクトリアクタのオーナー」と呼ぶ。オーナーは一人とは限らず、ひとつのリアクタに対し複数のオーナーがいたりもできる。

(vlr-owner-add reactor owner)
(vlr-owner-remove reactor owner)

で、オーナーを増やしたり、クビにしたりが簡単にできる。

■リアクターの設計

1: 第1の目標

面倒くさい説明を大幅に省くと(というか説明のしようが無い)、とにかく次の文章を本体プログラムの中に記述することが第1の目標となる。
この文章が実行された瞬間が、リアクターが生成された瞬間だと思えばよい。

(vlr-object-reactor (list 監視対象) 手土産 ‘((:vlr-modified . 起動させるプログラム名)))

分解してみていくと、

vlr-object-reactor
前述の19個の中から選んで書く

(list 監視対象)→赤い○
監視する対象がある場合はそのオブジェクトをVLA形式で入れる
マウスリアクターやコマンドリアクターの場合、監視する対象もクソも無いのでここは不要になる。

手土産→面積の文字
ここには好きなデータをAutoLISP式で入れることができ、イベント発生の暁には、そのデータを手土産にして「起動させるプログラム」を起動させることができる。
たとえば、赤い円が変更されたときに、書き換える文字の図形名などをここに手土産として入れておけば、「起動させるプログラム」の中で使うことができる。

‘((:vlr-modified . 起動させるプログラム名))
イベントをヘルプファイルから選んで:(コロン)のあとに書き、.(ドット)をはさんで「イベント発生時に起動させるプログラム名称」をここに書く。この「起動させるプログラム」は次の第2段階で作成する。

2: 第2の目標

起動させるプログラムの作成が第2の目標だ

起動させるプログラムは、普通に

(defun 起動させるプログラム名 ( AAA BBB CCC / )
(……….)
)

で書けばよい。
だが、ここで問題になるのが引数だ。
リアクターの種類によって、引数の数が2つだったり、3つだったり決められており、数が間違っているとエラーになる。
引数があるということは、この「イベント発生時に起動させるプログラム」は、呼び出された瞬間に何かの引数を無理やり渡されてくるということだ。
先の赤い円の例で言うと、「赤い円が起動させた犯人である」という情報が非常に重要な因数で、これが上の引数のうちの”AAA”にあたる。

因数の正体を探るために、princで、実際にどんな引数をつれてきたのかを見てみよう。

(defun 起動させるプログラム名 ( AAA BBB CCC / )
(princ “\n AAA : “)(princ AAA)
(princ “\n BBB : “)(princ BBB)
(princ “\n CCC : “)(princ CCC)
)

結果は、

AAA : #<VLA-OBJECT IAcadCircle 06cbfd84>
BBB : #<VLR-Object-Reactor>
CCC : nil

となる。

AAA : #<VLA-OBJECT IAcadCircle 06cbfd84>

これが、プログラムを起動させた犯人の正体で、確かに円らしき物体を表現している。VLA形式なので、eNameにしたければ
(vlax-vla-object->ename AAA)
とやれば、見慣れた図形名<Entity name: 7ef8dce0>にかわる。

ではこのBBB : #<VLR-Object-Reactor>はなんだろうか。このままだと得体が知れないので、おまじないをかけて正体を暴くと、

(vlr-data BBB ) : #<VLA-OBJECT IAcadMText 04d79404>

なんと、手土産に渡した面積文字の図形が出てきた。

結局、

(defun 起動させるプログラム名 ( 起動させた犯人 手土産データ CCC / )
    (起動させた赤い丸の変更後の面積を測って、手土産データの内容を書き換えるLISP)
)

こうすればリアクターの一丁あがりです。

***************

こうやって大まかな外枠を知ってしまえば、誰かが書いた一見難解なリアクターのコードも、わりと簡単に読めるのではないかと思います。

ほかには
■今の図面でリアクターがどうなっちゃっているのかを知る方法
■使わなくなったリアクターの掃除

などが重要になりそうです。
AutoCADもなかなか面白いと思いませんか。

(後日)

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『ちょっとバーベキュー』
2007 年 4 月 6 日

ちょっとバーベキュー。

フィリピン人は火をおこすのがうまいですね。そりゃあ毎日キャンプのような生活してるからって?

フィリピン人は、バーベキューを頼むと、必ず全部焼きます
食べるスピードが遅かろうが、人が少なかろうが、用意した食材を焼ききるまで一気に焼く。
この心理を分析するとなんだろう。。。よくわからない。
だから、けっこう急いで食べないといけない。

まあ、火をおこして、焼いてくれて、後片付けしてくれて、文句を言ってはいけません。

かるくバーベキューやるのって、お客さんが来たときとかも、なんとなく楽しいですね。
dsc_907.jpg

dsc_919.jpg

このバーベキューのグリルはどこかのスーパーマーケットで2000円くらい。
炭は、5,6人分を焼く量なら、20円か30円くらい。
焼いたのは、とうもろこしと、豚肉を串刺しにしたやつと、鶏肉のもも。5人分の合計で700円くらい。

こういうところだけ見ると、物価は安いですね。

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『ちょっと蚊帳の外』

”蚊帳の外”という比喩がありますが、これがその蚊帳です。

蚊取り線香の匂いがただよう中、扇風機がカラカラ回り、虫の声や風の音がする中で、蚊帳の中でみんなで寝る。

こういうことにものすごく幸せを感じます。

dsc_902.jpg

ちなみに僕は夜中の3時くらいに寝るのですが、蚊帳の外ではなく、中に入れてもらいます。

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『ちょっと会社登録といいたいけれど』
2007 年 4 月 5 日

会社の登録ができました、といいたいところなのですが、まだです。

銀行に口座を開設して、資本金を預けなければならないのですが、ここが非常にややこしい。
基本的な設立の流れというのは、わりと簡単で、

名前を確保

書類を書き書き

資本金を口座に預託

その証明書をもって申請

めでたく登録

なのですが、細かいところになると、やってみないとわからない、或いはやった人に聞かないとわからないことが結構ありました。
今回は、銀行に口座を開設するところで壁にぶち当たりました。

手続きを依頼している秘書(会社登録は初経験)から、
「SECは、銀行の口座開設をしないと受け付けないと言っているし、銀行はSECの登録が終わらないと口座は開設させないと言っています。どっちが先なんでしょう。」
という連絡がありました。

その後、ベテランの日本人の方々に電話で教えてもらったり、ほかの会社の秘書に助けを求めたりして、ようやく細かい手順がわかりました。

いわく、まず、Treasurer(=出納係。僕の会社の場合、フィリピン人の友人の妹さん)の名義で仮の口座を作る。ただし、代理人は不可で、必ず本人を銀行窓口に連れて行かないとならないのだそうだ。だから、超多忙な人を出納係にしちゃうと、連れてくるのが大変。またそのときには、SECの書類やら、「この銀行に資本金入れることに決めたぜ!」という書類とかが必要になる。

その後、銀行から残高証明書をもらって、SECへ行く。
多分、それで会社登録の手続きは進むのかな、まだよくわかってない。

その後、銀行に戻って、いよいよ会社名義の口座を開設し、さっき作ったTreasurer名義の口座からお金を移し、晴れて完了なのだそうだ。「ほのぼのあさひ不動産の屋良さん」の話では、最近はマネーロンダリング防止のために、非常にこのあたりの手続きにはうるさいのだそうだ。
ちなみに僕は、「PSバンクだけがうるさいんだろ、別の銀行にもきいてみるか」と思って、メトロバンクに行って同じ事を聞かせたら、同じ回答が来た。

でも、個人的には、こういう厳格な手続きを踏むというフィリピンの姿勢には好感が持てます。きちんとやっていただきたいですね。

ほかにも「株式だか資本金だかの払い込み額は、日本人の場合は1/16ではなく1/4でなければならない」という情報もあり、これは休暇後に確認する予定です。

あとは、私のサインもちょっと問題がある。私のサインはパスポートも免許証も漢字なのですが、最近、銀行では基本的に漢字サインはすべて筆記体っぽいサインへの変更を求めてきます。ところが筆記体のサインが記載された有効なIDを一つも持っていないので、漢字サインと筆記体サインが並存してしまい、トレーサビリティーがなくなってしまう。
無職な私にIDを発行してくれるところといったら、ビレッジのアドミくらいしか思いつかないな。今度、ドライバーやメイドと一緒にIDを作ろうかと思ってます。

こういう手続き関係の資料というのは、フィリピンには成文化されたよいものが無いですね。
しかもちょくちょく変わるので、専門家の存在意義が出てくるのでしょう。

ちなみに、フィリピンに会社を作るといっても、外国への輸出が70%を超えれば、日本人5名でも設立できます。
私はローカルの仕事はまったくやるつもりはないので、会社概要には「輸出100%」と思いっきり明記しました。
ただ在住者が過半数でなくてはならないので、私はフィリピン人の友人2名を5名の中にいれました。
そういう点では、ちょっと気が楽です。

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命を削って仕事をしないでください
2007 年 4 月 2 日

5泊6日で日本へ行ってきた。

3月31日付で会社を退職したので、その手続きのために人事部へ行き、まあ、最後くらいはと世話になった人に挨拶をしてまわった。

本当に驚いた。
いまこうして、フィリピンの自宅でパソコンに向かっていても、そのときに会った、本社の人たちの生気を失った表情が次から次へ浮かんでくる。

あれはなんだったのか。職場?牢獄?地獄?

なんのためにそんなに働くの?

家族は怒らないの?

何が生きがいなの?

どうしたいの?

この世にもらった命をそういう風に使っていいの?

************************

親しかったKさん(推定41歳)と昼食をとった。
Kさんは言った。
「先週さ、あまりに疲れて、家のベッドで目を閉じた。目が覚めたときは2日後の同じ時間だったよ。48時間寝ちゃったんだ。
ベッドには自分の胃液が散乱してて、すごく汚かった。やっと今日、普通の体調に戻ったよ。
なんか、いろいろ野望をもっていた5年前のころが懐かしいな。君にあのころもらったメールを今でも読み返すよ。
今はプロジェクトが7つか8つあって、何がなんだかわからないよ。」

そのKさんの席の隣には、30歳くらいのSさんという女性がいた。この人は、毎日昼ごろ会社に来る。
そして深夜の2時か3時まで仕事をして、また昼に来る。会社に来ないこともよくあるそうだ。独身。

部長のTさんに会った。
「なんかさ、もう笑うしかないんだよね。忙しいとか、そういうの通り越して、なんか、こう、ボーっとするしかないというか。」

親しかったSさんに会った。
「あのプロジェクトをやっているときさ、2回、上司に直談判したんだよ。僕の上に誰かつけるか、下に2人つけるかしてください。じゃないと、僕にはもうできませんって。このプロジェクトが終わったら会社を辞めようと思ったんだけど、まだダラダラここに残ってるなぁ。」

とても世話になったDさんは、うつ病になり、2週間前に入院した。
最後は酒浸りになり、昼間から職場でアルコールの匂いを発しているのが自分でもわかったという。
そしてある日、過労で全身痙攣をおこし、それがきっかけで精神科へ相談した。
だれとも会いたくない状態が続いていたらしいのだが、僕になら会ってみる、と言ってくれたので、品川駅で会った。
多分、僕が会社を今週で辞めてしまうことと、すぐフィリピンに行ってしまうので、ちょっと元気を振り絞って、会ってくれたのだろう。

僕はそのDさんと、品川駅の改札口で会った。
あった瞬間、目から涙がどんどんあふれてきて、とまらなかった。
誰がDさんをこんなふうに追い込んだのか。
髪の毛が真っ白で、おじいさんみたいだった。
でもDさんは元気だった。
「おう、お前も涙もろいんやな。」という言葉がDさんの最初の一言だった。

それから僕たちは駅のスターバックスで2時間ほど話をし、昼ごはんを食べながらさらに2時間ほど話をし、そのあとは駅のベンチみたいなところで話をした。10時半から、病院の門限である4時半まで、ずっといっしょにいた。
いろんな話をした。
「俺、もう悟ったんや。病院で酒もやめてタバコも辞めて、ずっと考えた。もう、いままでのような仕事は絶対にしない。家族をもっと大事にする。設計はやめて、ほかの人のサポートにまわることにする。」
「やっぱり、幸せになるんやって、自分で思って思って思うことが大事やな。」
「こういう病気になって、俺はよかった。いろんな世の中のことが見えてきた。こういう病気になったのも運命やな。
こうしてお前と話をしているのも運命やな。お前が普通に本社で働いているんやったら、俺は今日こうしてお前とは会えなかっただろしな。運命や。」
「今日はよかった。いろんな勇気をもろた。ほんまに今日はよかった。」

**************************

今、日本は景気がよく、仕事がたくさんあるらしい。
でも以前とは違い、「健康的な忙しさ」というものが完全に失われたと、みんなが口々に言っていた。

仕事があるが部下がいない、相談できる上司がいない。
相談を受けた上司も、フラット化の名の下に、権限をすべて奪われてしまっているので、何もしてあげられない。
ただ「とにかくやれ」と言うしかない。
客の品質、価格、スケジュールに対する要求は、一昔前ではありえなかったような厳しさであるという。
社内にはチェック機能がありすぎて、完成しかけた設計が誰かの一声で、白紙に戻ったりする。

今、日本では、ほかの会社もこういう感じなのでしょうか。
僕は6年以上も日本で仕事をしていないので、よくわかりません。
確かに、電車で通勤するサラリーマンはみんな、疲れて見える。
でも昔は、体は疲れていても、気持ちは元気だった。

でも今は、みんな心も体も疲れている。

「命を削って仕事をしないでください」

これが、僕が15年間勤めた会社で、今この瞬間も働いている同僚たちへの最後の言葉です。

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