PLDTの顛末。
2007 年 10 月 30 日

この国ではPLDTに対応するためにどの会社も専属の秘書を置いているんじゃないか、と思えるくらい、PLDTは雇用促進に役立っている。

会社に入れた、3000ペソのDSL、最初の月の請求書を見ると12000ペソとなっていた。

自分「なんじゃ、これ、なんで12000ペソもとられるの?」

秘書「8000ペソのプランにアップグレードされたようです。それの1ヵ月半分だそうです。」

自分「なんで勝手にアップグレードされちゃったの?戻すように言って!。」

秘書「以前、『アップグレードしてスピードが遅かった場合、もとに戻せるのか』と問い合わせをしたら、それをアップグレードの依頼と勘違いして、アップグレードしたようです。」

自分「・・・なんだかわかんないけど、3000に戻して。こんなウンコ回線に8000ペソなんて払えないから。」

秘書「戻すのには12000ペソ払った上に、さらに5000ペソかかるそうです。」

自分・・・唖然

その後、秘書とPLDTの担当者で何度も電話でやり取りしたが、話は平行線。

言った。言わない。言った。言わない

;*******

もう1件。

自分の家の電話回線が、開通した翌日に、請求書が届き、それを見ると、1ヶ月前の分まで請求されている。

「なんでこれ、つながってもいないのに、請求書が来るの?」

こっちの方はPLDTの間違いということで、わりとすんなり解決。

しかし、回線を引くのに2ヶ月くらいかかった。

本当にPLDTというのはある意味、偉大な会社だ。

;******

DSLのいわれのないアップグレードの件で、さっき、PLDTのオフィスまで行ってきた。マカティオフィスではなく、ジュピターのトヨタの辺にある、廃墟のようなオフィスだった。

オフィスの奥に、デーンと構える、メタボ男がボス。

自分「ちょっと困ってるんだ、助けてくれ。」

メタボ「どうしました?」

自分「3000のプランを申し込んだんだけど、担当の人が勘違いしちゃったみたいで、8000のプランになっちゃったんだよ。元に戻すのも金がかかるとか言われて、困ってる。ナントカしてくれ。」

メタボ「あ、そう。おーい、リンちゃん、こっちへ来なさい。この人たちの申込書も持ってきて。」

リン「これです。」

その申込書を一目見るなり、

メタボ「あれ、アップグレードの申込書に、この人のサインが無いねぇ」

リン「だって、電話でこの人たちが依頼したんですもの。」

メタボ「いいかい、僕たちのポリシーでは、サインが無いものはだめなんだ。サインと、IDのコピー。これは必要だよ。」

リン「はい。」

メタボ「じゃあ、了解です。この請求書は変更できないのでとりあえず払っていただき、よく月以降に調整になります。」

自分「ダウングレードの5000もいらないね?」

メタボ「大丈夫いりません。」

(なんだ、意外にすんなりじゃねえか)

;*****

解決。(っていうか、こんな当たり前のことに、何でこんなに疲れなきゃいけないの?)

10年前の俺なら、オフィスで怒鳴り散らしていただろうな。

でもこのへんは、10年もいて、本当に自分で上手になったと思う。

相手のボス級と話すときは、相手がどんな会社であろうと、絶対に丁寧に対応すること。

これは絶対の絶対の絶対の絶対。

もちろん、Sirをつけて呼ぶ。

最初に握手。

笑顔。

「なんとかしろ」と苦情を言うのではなく、「あなたの助けが要る」

担当者の逃げ道をふさがないよう、「きっといろいろあって混乱したんでしょ」とかばってやる。

苦情のレターも秘書に作らせて持って行ったけれど、それもかなり手を入れた。

相手の担当者の間違いをひたすら追求するような書き方は消させて、相手が抵抗無く読めるような内容にした。

逃げ道をふさぐな。

私が28歳のとき、ある事件を通して、このことを学びました。

加賀谷さん、元気ですか?

俺もいやらしい人間になったもんだ(爆

コメント (4)

各スタッフのプロジェクト時間を集計する。
2007 年 10 月 28 日

PJ時間の集計は、どのようにされていますか。

以前、いろいろと探したのですが、なかなかいいものがありませんでした。

PJ時間集計プログラムを自前で作成しましたのでご紹介します。

目的は、誰が何のPJの何の部分に何時間かかったかを、リアルタイムで知ることです。

Visual Basic Excelで作成しました。

1028-2.gif

まず、朝出勤したら、この画面でINの記録をします。ID番号と暗証番号を打ち込むと、サーバーのファイルに記録されます。

1028-4.gif

これは各スタッフの日誌の画面です。

毎日のINとOUTの時間を読み込んで、働いた時間の部分だけ、オレンジ色のバーが現れます。

日報を書くときは、そのオレンジ色の部分をマウスでなぞります。

1028-3.gif

マウスでなぞると、マウスイベントが発生し、別の台帳からPJのリストを読み込んで、このようなダイアログが現れます。

実際にやった仕事を選んで、OKを押すと、オレンジ色のバーの下に、いま選んだ内容が記録されます。

1028-1.gif

これがPJの台帳と、集計を兼ねたファイルです。

新しい仕事が来るたびに、この台帳の項目を増やします。項目を増やすと、さっきのダイアログに反映されます。

第4レベルまで項目を設定できるので、例えば、

品川プロジェクトの、 オフィスビル棟の 平面詳細図の 3階

というように設定できます。あるいは

品川プロジェクト・オフィスビル棟の 平面詳細図の 3階の 訂正作業

というような設定方法でもOK。何でもかまいません。

現在までの全員の時間を知りたいときは、すべての日報を読み込んで、集計します。

この例では、Cユニットの平面詳細図に19.25時間かかっており、Jiroさんが16.5時間、Saburoさんが2.75時間かかっていることがわかります。

;*****

実際に会社にいた時間とPJの集計時間との誤差が、理論上ゼロとなるので、正確な把握ができます。

通常、「このPJ何時間かかった?」とスタッフに口頭で聞いて、「8時間でできました」という答えが返ってきた場合、それは全く正確ではありません。

朝来て、パソコンが起動するまでの時間、チェック待ちでぶらぶらしている時間、お茶を入れてのんでいる時間、パソコンの調子が悪くて、調整している時間、リーダーから指示を受けている時間、なんだかんだと加えると、自分では8時間で終わらせたつもりが、実際は10時間くらいはかかっているものです。

しかしこのプログラムを使えば、朝来た時間から帰るまでの時間を、何らかのPJ(あるいは「手待ち」という項目もPJのひとつとして登録できます)に充てなければならないので、かなり正確にPJ時間を把握できます。

;*****

これは以前いた会社で私が作成したものを、大幅に変更して、現在、私の会社で使っています。

会社にきたら、各スタッフが勝手にINの記録をし、勝手にPJの記録をしているので、手間が全くかかりません。

INとOUTに記録漏れがある場合は、秘書が専用のパスワードでIN-OUTを記入します。

IN-OUTの記録は2時間おきにバックアップをとっているので、改竄してもバレます。(まあ僕の前でそんな恐ろしいことをするスタッフに出会ったことはありませんが)

;*****

もともと勤務時間プログラムを先に作り、上記のPJ集計の機能をあとから付加させたので、もちろん月間の勤務時間、残業時間などの集計、給与計算、SSS、TAX計算、ローンの天引き、有給休暇の取得状況などもできます。

これを使って小遣い稼ぎでもしようかと思ったのですが、専門ではない上、エラー処理などいろいろと難しい点もあり、時間も思うように取れないのであきらめました。

プロの方に、もっといいものを作っていただけたらなぁ、と思います。

コメント (14)

赤福、ミートホープ、そんなに悪いのか?
2007 年 10 月 27 日

赤福、ミートホープ、そんなに悪いのか?

フィリピンに長く住んでいると、牛肉偽装程度の嘘はったりなんて、日常生活のそこらじゅうに氾濫しているので、これらの事件がすごくささいな出来事に思えてしまう。あれほどの大事件として扱われる日本は、やはり神経質な国で、平和な国なんだなぁと、つくづく思う。

一番面白いと思うのは、豚肉やいろんな肉を混ぜても誰も気づかないという点。

みんな普通に、安い、おいしい、と思って食べてたわけだ。しかも食中毒の被害も出ていないみたいだ。

それって、すごい技術ではないか!

中には牛肉0パーセントの牛ミンチもあったそうで、DNA鑑定をしてわかったそうだ。

DNA鑑定しなければわからないということは、それはほとんど牛肉といっていいんじゃないか(爆

本来捨てるはずの部位も、おそらく絶妙な割合で混ぜ込んだのだろう。

なんともエコロジーな会社ではないか。

大体、日本人は捨てなくてもいいものを、どんどん捨て過ぎなんだ。

赤福。

会長の方針は「三つ売るより一つ残すな」という方針だそうだ。すばらしいじゃないか。

売れ残りのアンコを冷凍して再利用するって、普通の感覚だと思う。

それを隠していたから、こんなに叩かれているのだろうが、じゃあ赤福の包装紙に「この赤福は売れ残りのアンコの再利用です」って書いて半額で売ったら買ってくれるか?

誰も買わない。日本人というのは、1日でも賞味期限の長い牛乳しか手に取らない人種だからだ。スーパーで最前列に置かれた、1日だけ賞味期限の短い牛乳は誰も手に取ってくれないので、廃棄せねばならないそうだ。

そもそも賞味期限が切れた食品って、そんなに危険なのか?

マニラには、日本の食材を扱う店が何件かあるが、普通に賞味期限を何ヶ月も過ぎたものが、普通に陳列されていて、普通にみんな買っている。もちろん、我が家も買って食べている。賞味期限なんて、ただの「参考値」。切れた瞬間に、とたんに腐り始めるわけではない。

そもそも、日本の賞味期限というのは、安全に安全を見越しているのか、厳しすぎる。

逆に、豆腐だけはマニラで買うと、すでに腐っていることがよくある。だから豆腐を食べるときは、一つ口に入れて、腐ってないか確認してから飲み込む。

腐っていたら、「あ、これダメだね」といって、全部捨てて、終わり。

僕がよく使う、ある店のお弁当も、いつもキャベツが腐っている。だからキャベツは口に入れて確認してから食べている。

そんな生活をしていると、日本の消費者が滑稽で、神経過敏に見える。

味の違いなんて自分ではちっともわからないくせに、商品に貼ったラベルを信じて「やっぱ牛コロッケはうまいねえ」なんていって食べているのだろう。なのに、いざラベルと中身が違うらしいとわかるとぎゃーぎゃー騒ぐ。(牛100%のコロッケを作って食べたことが無いので、牛100%の味なんて実は知らないのだ。)

いや、騒いでいるのはマスコミだけか?

一般の消費者は、実は、どうでもいいと思っているのかもしれない。

さっき京都のお袋とスカイプでこの話をしたら、お袋はこんなことを言っていた。

「ミートホープはえらいで。工場からゴミがでーへんそうや。ぜーんぶ入れてまいよる。だいたいやな、牛100%ってのは、おいしくないんや。豚とかいろんなのと混ぜた方がおいしいんや。こんな食糧難の時代なんやから、どんどん使わなあかん。」

「赤福かて、きちんと日本の冷蔵庫で保管しとるんやから、腐るわけあらへんやろ。捨てんの、もったいないやんか。ほんま日本は幸せな国やわ。赤福はサッカー場とかに寄付して、立派なのつくっとるんやで、えらい会社や。」

ミートホープも赤福も、僕は経営者の材料に対する、ある種の愛というか、強い思い入れを感じるなぁ。

コメント (1)

のりのりでAutoLISP。

あまりにお金の減り方が速いので、夜中に急に怖くなり、むっくりと起きだして、1月から10月までの10ヶ月の間に、使ったお金を全部エクセルで書いてみた。

。げ。。。ほんとに使ってた。

生活関係で、10ヶ月で700万円以上使っていた。

家賃190万。中古車150万。学費70万。生活費が毎月30万として300万。

それに会社関係で投資額が430万円に達したので、1年もたたずに1千万円使った。

それでもスターバックスに行く俺。

雀荘にたとえれば、徹マンしようとお金を財布に入れて雀荘に持っていったが、最初の半ちゃんで持ち金がなくなってしまったような感じだ。でも余裕を見せようと、無理して食事かなんかを注文しているような感じかな。

自分で会社をやるには、現実問題として、1千万なんていうお金はあっという間ということがよくわかった。

売り上げは、たまたま依頼された仕事があって100万円ほど仕事をしたが、そのうち外注に払ったお金が半分。事務所経費で30万円。残り20万円。まだ仕事を請けるつもりが無かったのだが、経費が出たということでよしとしよう。(でも入金は2ヶ月以上も先。。世の中厳しいのね。)

;******

請けた仕事は人にやらせて、昼間はずっとプログラミングでノリノリ。

今日は建築関係の人には、とてもわかりやすいと思われるLGSを書くコマンドを作った。

lgs2.gif

よせばいいのに、詳細バージョンとシンプルバージョンを選べる。

ピッチは303と405の2種類で選ぶ。

lgs.gif

LGSの2本線をあらかじめ引いておいて端点-端点-厚みの順でクリックすると、このようにLGSのブロックが挿入される。ミソは、幅によって50 65 75 90 100mm幅のLGSのうち、間隔に入る最大のものを勝手に選んでくれるという点と、最後の1個がクルリとこっちを向くという点。もちろん、最後のピースが最後から2番目のLGSとぶつかってしまうようなときは、最後から2番目のLGSを最後の位置に持ってきて、クルリと回す。

こういう軽鉄のマークを入れたり、躯体のハッチを入れるのって、作図するものにとってすごく楽しいんです。手間がかからない上に図面の密度が急に上がったような感じがするんですね。

複雑そうに見えるコマンドですが、実は非常に簡単で、200行程度。じっくり集中できるのであれば1日でできます。

私が作っているコマンドはすべて、どんな会社のレイヤーにも対応できるように工夫をしてあります。

SCVのレイヤー設定ファイルがあり、その中に『躯体は○○というレイヤー名で色は何色で印刷スタイルは何で線種は何』、という情報をすべて書き込んでおきます。実際のプログラムコードでは、レイヤー名ではなく、”躯体”というキーワードを使って書くので、会社が変わってもSCVのレイヤー設定ファイルさえ書き直せば、プログラムを書き直す必要がありません。

パンパンガにすむプログラマーとの連携も、最近は非常にうまくいっていて、かなりスピードアップしてきました。

1度しか顔をあわせたことが無いので、どんな顔をしているのか忘れてしまいました。でも毎日メールが来て、どんどん仕事を投げると、どんどん作ってきます。あいかわらずロジックセンスはいまいちですが、ものすいごいやる気を感じます。

彼のロジックがひどい、ということはわかったので、彼には下ごしらえだけをしてもらい、それに僕が付け加えるという方法で、ものすごくスピードが上がりました。
たまに、簡単なものは最後まで書かせるのですが、あまりにひどいときは自分で全部書き直し「あまりにひどかったので書き直した。これが最終形」と言って、最終形を返送します。すると、相手もそれをよく見て、次の成果品には、きちんと反映されているときもあります(いつもではないけれど)

メールだけでのやり取りで、こんなにうまくいくものなんだ、と驚いています。

『これを売ったら儲かるかなぁ』とか考えないこともありませんが、それよりもなによりも、楽しい。

実るかどうかもわからないことに、ひたすら情熱をかけていますが、まあ、たまにはこういうのもいいですね。

お金なんて、無くなったらまた働けばよい。

コメント (3)

正社員を雇うということは。
2007 年 10 月 21 日

正社員を雇うということは、たいへんなことです。

給料のほかに

13ヶ月ボーナス。

冬のボーナス。

退職金。

有給休暇。

社会保障。

全部足すと、1年間正社員を雇うには16ヶ月から17ヶ月分の給料が要ります。

こりゃあ、雇用者側の手がすくみます。

これら、月給以外の分を、普段の売り上げからためておかなければならないから、どうしても月給を抑えざるを得ない。

売り上げが、ある月に高かったとしても、ホイ臨時ボーナスだ!なんてバラ撒くわけにも行かない。仕事が無いときも、しっかり出て行きますから。

じゃあ、完全出来高制で、例えば、売り上げの50%を給料で払うかわりに、ベネフィット一切無し。

13ヶ月もなし。有給も退職金もSSSもなし。いわゆるフリーランスだけども、率がやたらに高い契約はどうか。

こっちの方が、経営側とすると、気が楽だ。みんないっぱい残業して、売り上げがどーんとあったときは、どーんとばら撒く。無ければ無いなり。恐怖の12月の到来のために、備蓄する必要がない。

従業員側からみたらどうか。

たくさん仕事が来て100時間くらい残業した場合、正社員だと数千ペソの残業代をもらって、税金を多く払って、それで終わり。

完全出来高制だと、そのまま倍くらいの収入になる。かなり高額の報酬を手に入れられる。

反面、正社員ではないので、一種の不安定さがつきまとう。

世の中がボーナスのシーズンでも、自分たちは蚊帳の外。

20000ペソの正社員と、30000ペソの契約社員というのはほぼ同じ年俸になると思うのだが、フィリピン人はどっちが好きなのかな。

コメント (8)

ちと、疲れた
2007 年 10 月 20 日

ちょっと疲れがたまってきた。

朝は9時か9時半くらいまでおきられない。

おきたらシャワーを浴びて、口におにぎりとかを入れて、コメダのコーヒーをわかす。

コーヒーを持って、下のオフィスへ行く。

1時まで仕事して、家で昼食。

2時半ごろオフィスに戻る。

7時半ごろ家で夕食。

その後もオフィスと家を行ったり来たり。

2時に寝る。

最近は、TRICKというドラマにはまり、1話だけ見たりする。

秘書とスタッフと運転手がいるので、雑用を全くしなくてよいので、すごくいい。

でもやらなければいけないこと、やりたいことがいっぱいある。

1日が30時間くらいあればいいのになぁ・

毎日湯船につかりたいなぁ。

コンビニのデザートが食べたいなぁ。

コメント (2)

やるじゃねぇか、プログラマー
2007 年 10 月 18 日

僕が使い始めたプログラマーから2回目の請求がメールで来た。

おそるおそるファイルを開いた。

5600ペソ。

やった。

俺の意図が伝わった。

4つのプログラムを依頼し、たくさん指摘をして、10日くらいでやっと4つできた。

自分ならまあ3日くらいかな、と思っていたので、時間200ペソx10x3=6000ペソくらいが妥当だろう、と思っていた。

でも、何度も書き直しさせたので、ひょっとしたらかなりの金額を請求してくるのではないか、とずっと心配していた。

1週間を超えたところで、

「ええと、4つで何日くらいかかるかな?

急いでいないけど、請求がちょっと心配で。。

2日くらいだと最高。(2 days would be the best..)」

というメールを送った。

婉曲のwouldなんて使っちゃって、トーンを抑えまくり。

相手の返事は、

「心配しないで。調べている時間とか、直している時間はカウントしないから。」

とは返事が来たものの、具体的な数字は来なかった。

僕はずっと、考えていた。

もし、1万ペソとかだったら、もう高すぎて続けられないので、それは払うことにして最後にしようと決めていた。
だって、自分で作れば3日でできるもの。(ただ忙しすぎてその3日が確保できないのだが。。)

しかし、もし相手が本当に頭のいいやつなら、続けることのメリットを選んで、適切な金額を出してくる可能性もあるかもしれない。
こうやってプログラムをやっているだけで、勉強になるし、自宅で好きな時間に仕事ができるし、第一、無職の身分で自分の技術をこれほど見てもらえる機会などそうそう見つけることなどできない。

逆にもし、彼が典型的なP(フィリピン人の蔑称)なら、ここぞとばかりに吹っかけてくるだろう。

さあ、どう出るか。

と思った結果が、僕の想定より少し安い5600ペソだった!

安かったので嬉しかったのではなく、こういう骨のあるフィリピン人もいるんだな、大切にするべ。と思った。

彼はメールの文面から察するに、僕の依頼で仕事をするのが非常にやりがいがあると感じているような気がする。

僕が添削とかコメントを出すたびに、もの真剣にそれを理解する。

面白いのは、絶対に参考コードを丸写しせずに、全部形を変えて盛り込むのだ。

そして必ず、「これからもフィードバックを必ずくれ」、という。(他人のコードを読むのって、すげえ大変なんだけど。。)
新聞募集で、たまたま引っかかった彼ですが、すごく大切な付き合いになる確率が、今日で80%くらいになった感じ。
これですよね、フィリピンの醍醐味は。

コメント (5)

稼ぎたければ、図面を丸めろ
2007 年 10 月 17 日

駐在員は、すげー儲かると思った。

この話題はある意味、タブーだと思う。

海外赴任、というか、飛ばされて驚いたのは、デデーンと給与明細に加わった海外手当てのでかさだ。

28歳の当時で、25万円くらい、毎月の給料のほかにくっついていたのである!

(なにこれ、こんなもらえんのかよ。。。)

ほんとにびっくりした。

同年代で海外に出たやつなんて、全くいなかったので、誰にもいえなかった。みんな、海外はけっこうもらえるらしい、とは知っているものの、具体的にどれくらいもらえるかなんて、誰も知らないのである。

僕は28歳で飛ばされたとき、貯金が40万円しかなかった。(これは貯金とは言わないか)

それが2年ジーっとフィリピンにいたら、500万円くらい貯まったのだ!

その後、海外駐在員はオイシすぎる、という議論が社内ででてきて、当然といえば当然なのだが、どんどん手当ては減らされ、10年たつと、10年前より少ない16万円程度になった。それでも16万円。すごい。

まあアフリカの僻地でダムや道路を作っているような人たちは、本当に苦労しますからこれくらいもらってもまだ足りないと思う。でもフィリピンのしかもマニラなんて、基本的になんの危険も無い。海外手当てなんて、なーんにもいらないはずなのだ。

海外はどの会社もコンドミ支給ですから、住宅費ゼロ。しかも、子供もいないのに、3LDKの高級コンドミとかに住んじゃって、何に使うんじゃーという感じです。(でも家族カーは自腹なので、みんなシビックかアルティス。)

しかも今のように物価は高くなかったので、買い物をするときに値段を気にする必要なんて無かった。

当時の上司は「俺、住宅ローン全部払っちゃったよ」なんてことまで言っていました。

まー会社の差こそあれ、駐在員はどこも基本的に金持ちです。

しかしここからが駐在員のイヤらしいところ。

まず、かならずみんな、金が無いフリをする。実にイヤらしいですねぇ。あるくせに。

駐在員が「うち、もうお金ないよー」と言った時の本当の意味は「これを使っちゃうと50万円貯金できるはずが40万円の貯金しかできないよー」という意味です。

自分の金を使うときはすっごいケチです。

それでも、身銭を切って、ちょっとでもスタッフやお手伝いさんに還元するならいい。

みんな使わないんだ、これが。

「あ、きみたち、今日は好きなもの食べていいよ。どんどん注文しなさい」

といっておいて、会社の経費。

(そのイクラ、俺が徹夜して書いた階段詳細図のカネだろがぁ、ごるぁああ)

と何度心の中で炎を燃やしたことか。

(経費を使いまくって飲み食いしていた当時の社長は若者から大顰蹙を買い、最後は孤独な状態で帰任したようです。)

部長格程度なら余裕で年収1500万はいきます。

そんなヤツが、運転手の給料の500円1000円の昇給を、上げすぎだの、甘やかすなだの言ってます。

深夜のタクシー手当てを30ペソから50ペソに値上げするのに、2年くらい話し合ったりします。

雲の上から、豆粒を眺めるような気分でしょう。

本当に人間というのはイヤらしい生き物だなぁと思いました。

サラリーマンで、巨大な責任を背負い込んで、苦労して苦労して出世するのは男として王道です。

僕もそうなりたかった。

が、物価の安い、人の行きたがらない外国(ニューヨークとかシンガポールとか物価のクソ高いところはだめです。東南アジアか中近東あたり)にポーンと出て、「いやだいやだ、帰りたい、最悪だ」とか言いながら、のうのうと5年くらいいる、これも実は勝ち組だったりします(爆

ま、そのためには図面でも企画書でもいいので、一発丸めてですね、客の頭に投げつけとけば、片道切符獲得です。

コメント (5)

どうしてフィリピンに来たのか、思い出した!
2007 年 10 月 16 日

メールをある方からいただいたおかげで、どうしてフィリピンに来たのか、思い出した!

ゼネコン設計部に入社3年目、28歳、本社から名古屋支店に計画転勤になった。

僕は、ある化粧品会社(メナー○化粧品)の工場を新築するプロジェクトを担当させてもらっていた。

プロジェクトは2年ほど続き、無事竣工。

オマケ工事として、中庭をもう少し感じ良くしたい、という要望があって、その案を作成して打ち合わせに臨んだ。

その打ち合わせの席で、相手の専務と打ち合わせをしていて、私が非常に失礼な態度を取ってしまい、そのペナルティでフィリピンに飛ばされたのだっ!そうに違いないっ!

打ち合わせの状況。

専務「この中庭の改装案をもってきたかね」

俺「はい、これです。」

専務「へえ。ああ、そうそう、埃が立つから、いまの芝生を全部コンクリートで固めてほしいんだよね。」

俺「は?コンクリートで固めちゃうんですか。」

専務「うん。そう。風が立つと、埃っぽくてさ。コンクリートだと、いいでしょ。」

俺(・・・こんなきれいに手入れされた中庭にコンクリートかよ。だったら自分で打てや。昨日の徹夜はなんだったんだ。)

と血管が音を立てて切れる。

もともとその専務とはどうしてもソリがあわず、いや入社3年坊と大手化粧品会社の専務がソリがあうもクソもないのだが、どうもあまり好きくない人だった。

気づくと、手元にあった中庭の図面を、俺は手で丸め始めていた。

クシャクシャクシャ。。と

それを横で見ていた工場長(同じ化粧品会社)、顔色を変える。

俺「わかりました、コンクリートっすね。コンクリート打ちます。」

いや、正確には「うちゃあいいんですね」くらいの言葉を言ったのかもしれない。

その直後、工場長に呼び出される

「ハヤシ君、 あれはまずいよ。君の気持ちもわかるけど、あれはまずい。謝ってきなさい。」

俺「はい。。。」

その後、トボトボと謝りに言ったが、「君なんか知らん!」と目もあわせてくれない。

そりゃ当然だ。

完全に怒らせた。

設計部でも大事件になる。

後日、設計の部長が謝罪に行く。

部長「あ、オッケーだったよ。」

俺「本当にすみませんでした。」

部長「ま、気にするなって。あ、しばらく行かないことだね。」

これが、林君、図面丸めちゃった事件。メ化粧品、出入り禁止事件。

その数ヵ月後、フィリピンの駐在所で、若いのを探しているという話が浮上し、そのころは「誰が行かされるんだろう!」と、若者はその話で持ちきり。

「別に行ってもいいけどな」と仲間内でしゃべっていた翌日、部長に呼ばれる。

部長「うーん、君に白羽の矢があたってね。来週からでも行ってほしいんだ。いいよね。」

俺「・・・」

話は尾ひれがつき、「おまえ、専務の前で、図面ビリビリ破いたんだって?」「おまえ、図面を相手に投げつけたんだって?」と、先輩たちにはさんざんいじくられた。

あれから13年。

今でもカミさんとこういう会話をする。

俺「なんで俺たちフィリピンにいるんだ?」

妻「そりゃあんた、丸めちゃったからねー。しょうがないわよね。」

コメント (4)

300万円以上、逝きました。
2007 年 10 月 15 日

ブログで他人が成功している話とか、儲かっている話ほど、読んでいてつまらないものはありません(爆

失敗話とか、うまくいっていない話ってのは、けっこう面白いものです。

会社スタートして、投資額が昨日数えたら300万円以上いっていました。

内装工事もしていないし、大きなプリンターも一切買わずに、例のトナーレンタルをしているし、AutoCADもけっこう安く買えたので、当初考えていたより、全然安く上がっているようなつもりでいたのですが、ところがどっこい、300万。

細かい出費はつけてませんが、それもいれると350万くらいかな。

現金を当座預金にデポジットするときなんて、4センチとか5センチの厚さの札束が金庫から消えて、小切手に2、3回サインするだけで、さっきの4センチがなくなっちゃいます。それで買ったAutoCADなんて封も切ってません。

えいやー!っと目をつぶってサインしたりとか。

ま、投資ですから仕方なし。

仕方なし。

仕方なし。。。。

まー考えてみれば、日本でちょっとまともな車を新車で買えばすぐ350万だもんね。

それを考えれば、面白い買い物。

腐ってなくなるわけじゃなし。

どーってことないですよ。

どーってこと。

再びペソ高ですが、どうってことない。

どーってこと。

今年じゅうに大きな出費は終わらせて、来年からきっちり回収に向かいたいものです。

-500万は、ちょっといやだなぁ。それほど儲かる仕事じゃないから。。。。

聞いた話では、ある中堅エンジニアリング会社がフィリピンから撤退だそうで。なんでも、フィリピンでやるメリットなし、だとか。

人集まらん、集まってもやめちまう、ペソ高い、やってけねー・・・

全部、真実なので、聞いているだけでこっちまで気分が低下してきてしまうのですが、ここはいっちょ、自分を信じるしかない。

がんばりましょや。俺。

コメント (3)

最近はこんなサーバーを使うのだそうです。
2007 年 10 月 14 日

server2.jpg

ロジテック

server1.jpg

バッファロー

server3.jpg

IOデータ

ネットワークを専門にやっている人の話では、最近は、こういうNASとよばれるサーバー製品がたくさん出ているのだそうです。

何もWindows Server 2003を買ってクライアントごとにライセンスを購入しなくても、ファイルサーバーだけであれば、これで十分だそうです。

値段は、1テラ程度で10万円弱。もういまや、「テラ」ですよ、「テラ」。

アウトレットであれば5万円以下。

日本というのは、こういう新製品、新技術が、ドヒャーっと出て、もうユーザーが考えたこともないような機能をバンバンくっつけて、しかも安いところを探せば驚くほど安いし、すごいですわ。なんでパークスクエアやグリーンヒルズで売ってくれないんでしょうか。

これらの製品は、だいたいどれも、「あやまってファイルを消してもまた取り出せる」という機能がついています。

ロジテックにいたっては、64世代前のファイルまで取り出せるのだそうです。これは、もうすぐにあやまってファイルを消してしまう私のような粗野な人間にはもってこいで、涙が出るほどうれしい機能です。

昨日も、誤ってスタッフの出退勤記録をすべて消してしまい、呆然としてしまいました。これがあればそういうこともなくなるのかな。

コメント (7)

最大接続数10台は想定外。
2007 年 10 月 13 日

パソコンをLANでつなげてファイルを共有する。

サーバーソフトを使わないで、ただの”共有”だけでこれをやったら、大変なことになった。

Windowsは10名までしか、同時接続ができず、それ以上接続しようとすると、「最大人数に達したため、接続できません」となってしまうのだ。

ああ、これは全く、私の想定外でした。

10名というのは一瞬なのです。ネットワークに詳しい友人に聞いたところ、「ファイルを直接、サーバー代わりのPCから開いているだけで”接続”とみなされる」のだそうで、CADオペがもし10人以上いて、全員がサーバーからファイルを開いていると、それだけで上限に達してしまうのだ。

これを回避するために、ファイルを自分のPCに落としてから作業するという方法があるが、著しく効率が落ちるし、ファイルの上書きの危険性があるので、どうしてもこの方法は使うことができない。

すると、サーバーソフトを買うしかない。

うううう、ビルゲイツめ、よくできている。

サーバーOSがまたいろいろな商品があってややこしい。

Linuxはどうか知らないけれど、Windowsのサーバー用OSは2000Serverと2003Serverがあって、それを買うだけではだめで、接続するPCごとに1つのCALと呼ばれるライセンスを購入せねばならんのだ!そのライセンスが1台あたり、4000円 5000円。

なんか、ドラゴンクエストで、ナントカの石を5つ集めないと次へ進めません、みたいな感じ。

いったいどこまでお金を取られるのだろう。

これにはまだ続きがある。現在 2000Serverのサポートは終了しており、販売もしていない。新品で買えるのは2003Serverのみだ。ところが、多くの人が2003Serverを購入して、2000Serverにダウングレードするそうだ。

なぜか。

いろいろあって面白いですね。

コメント (0)

AutoLISPとVisual Lispではどちらが速いか。
2007 年 10 月 12 日

プログラムのかなりマニアックな話です。

今日はプログラマーの書いたコードをいつものように添削して返送した。
本来、向こうのほうがプロであるべきで、僕が添削して教育してやるというのもへんな話なのだが、プログラマーの書いたコードが、ちょっと私には受け入れがたい手順であったため、前面書き直しをさせた。

すごくガッツがあるプログラマーで、自宅での勤務時間記録を送ってきたり、かなりちゃんとした人物なのだが、ロジックそのものは、B級だ。

並行な2直線を任意の数で等分する線分を書くという、数学的にはめちゃくちゃ単純なものなのに、その各線分の端点を求めるのに、直接Polarコマンドで求めてしまえば良いものを、中点と中点を結んで、法線ベクトルを出して、それと別の線分との交点を出して・・・みたいなことをやっていたので、真っ赤にしてしまった。

vw_080.gif vw_081.gif

そのほかにも、点を計算→線を引く→ 点を計算→線を引く→点を計算→線を引く→というリピートを行っていたので、そうではなく、(点をすべて計算)→(すべての線を作図)というような、大量生産方式に変えろ、と伝えた。

相手は私の意図を勘違いし、「Vla-addlineコマンドのほうが、あなたの使うEntmakeコマンドよりも速いそうです!それはVla-addlineが最新のコマンドだからです」

というようなことをメールに書いてきた。

私はVla-addlineコマンドではなくEntmakeを遣えなどと一言も言っていない、と伝えた後、「本当にVla-addlineの方が速いのか?うそだろ」と疑問に思い、早速サンプルプログラムを作って比べてみた。私はしつこい日本人だ。

線を10万本引くプログラムをつくり時間を計測した。

驚くことなかれ

vla-addline 10.609秒
Entmake 2.87秒

Entmakeコマンドの方が3倍速いという結果だった。

以前、純粋なVisual Basic と、AutoLISPで比較した場合も、AutoLISPの方が10倍くらい速かった。
(ObjectARXだと、その100倍くらい速い。)

つまり

ObjectARX >>> AutoLISP > Visula Lisp >> Visual Basic

なのである。

「Vla-addlineの方が速い」とのたまったプログラマーには結果を送って、「あまり勝手な思い込みはしない方がいい」と伝えておいた。

こういう実験を一度でもしておくと、確信をもって進められる。

ちなみに上記のプログラム程度だと、2時間くらいで作ってほしかったのだが、悪戦苦闘し丸二日かかってしまった。

まあ、これでたくさん勉強してあとでその分、貢献してくれればよいのだけど。。。

最初に依頼した3つのプログラムは1万ペソの請求でした。最初だけは交渉せず、気持ちよく払おうと決めていたし、相手には「僕は交渉しないから、リーズナブルな金額を送れ」と伝えたら、この金額だった。

今後も、こんなに高いと、ちょっと継続して依頼することはできないなぁ、とちょっと困ってしまった。

自分でやれば速いのだけど、忙しくて時間がとてもとれないので、自分の分身だと思えば仕方がないのかもしれない。。

それにしてもお金がかかります。

;Vla-addlineで線を10万本書く****************:

(defun c:makeline()
(defun times (/)
(setq s (getvar “DATE”))
(eval (* 86400.0 (- s (fix s))))
)
(setq aa (vla-Get-ModelSpace (vla-Get-ActiveDocument (vlax-Get-Acad-Object))))
(setq m 0 date (time))
(repeat 100000
(setq Pt1 (list (* m 100.0) 0))
(setq Pt2 (list (* m 100.0) 500))
(vla-addline
aa
(vlax-3d-point Pt1)
(vlax-3d-point Pt2)
)
(setq m (1+ m))
)
(setq date (- (times) date))
(princ “\n”)(princ date)(princ “秒”)
(princ)
)
(c:makeline)

;Entmakeで線を10万本書く****************:

(defun c:makeline2()
(defun times (/)
(setq s (getvar “DATE”))
(eval (* 86400.0 (- s (fix s))))
)

(setq m 0 date (time))
(repeat 100000
(setq Pt1 (list (* m 100.0) 500))
(setq Pt2 (list (* m 100.0) 1000))
(SD:MakeLine Pt1 Pt2 “0″)
(setq m (1+ m))
)
(setq date (- (times) date))
(princ “\n”)(princ date)(princ “秒”)
(princ)
)
(defun SD:MakeLine (Point1 Point2 theLayer / )
(entmake (list
‘(0 . “LINE”)
(cons 10 Point1)
(cons 11 Point2)
)
)
)
(c:makeline2)

コメント (0)

フィリピン人の喜ぶことは全部やる。
2007 年 10 月 10 日

会社で働くフィリピン人の喜ぶことは全部やる。

遅刻の規定。
7時から9時半の間で、いつでも出社してよし。来た時間が、働き始めの時間。午後は3時半過ぎたら帰ってもよし。
でも、月間で平均8時間以上にならなければアンダータイム。
これはいわゆるフレックスタイムですが、管理がすげー楽。
遅刻だなんだ、とぎゃーぎゃー言わなくてすむ。
まあ、遅刻に関しては、経営者それぞれの考え方があり、何が正しいかなんて議論しても始まらない。僕はこれが一番いいです。自分がいいと思ったものを、信じて続行すればいいですね。
どうせ、毎日が残業の日々なので、朝はねむい。
そういう時は、ぐっすり眠って、元気バリバリでくればいい。

休暇を使う場合の理由不問。
どうせ、現金に換えられない休暇から消化して行くに決まっているので、エマージェンシもシックもバケーションもごちゃ混ぜで「休暇」。これも管理が楽。その代わり、年末に残った休暇は、0.5日相当で現金化。
基本的に会社は楽しい場所であり、毎日行きたいと思える場所にしてしまえば、本当に休まなければならないときに休みを取るようになるので、理由なんてそもそも関係がなくなる。

カップラーメン食べ放題。ソフトドリンク無料。

これもお得な感じでいいです。

夕食支給。

小さい会社でも、近所の路上のメシ屋に配達させれば、キャンティーンなんていりません。大テーブルで、みんなで残業食を食べれば、みんなニッコニコ。

あとは、まだ実現できないけれども、ドミトリー。

深夜の場合の車での送迎。

インターネットを職場の机で使わせるかどうか、これも議論のあるところですが、仕事が忙しければネットで遊ぶヒマもないので、チャットくらいは大目に見てもいいのかな、という感じがする。既得権利だと思われると、撤去するのが大変なので、そのへんは工夫が必要か。

音楽、携帯、これはもちろんOK。

職場に外線でかけてくるのは、少ない回線数だと、回線がふさがってしまうので、ちょっといやだな。

コメント (8)

AutoCADとかWindowsのライセンス。
2007 年 10 月 9 日

先週は、WindowsXP Proのライセンスを8本買い足した。

1本あたり、現地で7300ペソ。もちろんOEM版。

そして今日は、AutoCADLT2007を6本買う予定だ。

;***************

AutoCADというのは、元締めのAutoDESKに認定された販売店でしか買うことができず、フィリピンには数社しかない。

先日、ある店に、「明日までに買わないと、47000ペソから58000ペソに値上がるよ」といやらしいことを言われたので、他の店での状況を調べようと、販売店の名前を全部調べ、すべてに電話をかけた。

会社の名前を言ってしまうと、小売店が一次取次店に在庫の照会などを入れた場合に、 作為的なことをされる可能性があるので、秘書には「会社の名前は言うな、お前の個人の名前だけ言え。在庫がない場合も、一次取次店に問い合わせはしなくていいと言え」と伝えた。
AutoDESKというのは、本当にいやらしい会社なので、どんな作為的なことを仕掛けてくるかわからないので、私は警戒している。

値段は店によって、ものすごいばらつきがあった。

今は2008LTに入れ替わっているので、2007LTというのは売れ残り在庫しかない。

最安値はセブの某店で45,000ペソ。在庫2。

次点がマカティの某店で、45,500ペソ。在庫4。

ただし、どちらの店も、それがなくなると、取り寄せをせねばならず、53,000ペソ程度に値上がるのだという。だいたい、終わろうとしているバージョンの値段が上がること自体、理解できない。

店の気分が変わらないうちに、購入指示書をFAXし、ブツを他に売らないようにおさえておいた。

AutoDESKというのは、そのアコギな商売の仕方ゆえに、ユーザーの間でもヒンシュクをかっている。

例えば、日本で買ったAutoCADはそのほかの国で使うことができない、と仕様許諾に盛り込まれている。
他の国で使う場合は、その国の代理店に落ちるはずであった「利益相当分」を現地の代理店に支払わなければならない、というものすごく身勝手なルールを設けている。R版の場合、その金額たるや、約20万円である。たとえば、日本で60万円で買ったAutoCADを、フィリピンに持っていって使いたいというときは、シンガポールかどこかの代理店に20万円を追加で払え、ということだ。

じゃあ、フィリピンにいながら、シンガポールやアメリカから、ネットで購入して配達させたらどうなるのか。

シンガポールの代理店に電話をしたところ、答えはNo。まあ相手も、適当に簡単な回答をしただけかもしれないが。

アメリカのamazonなどで、格安で売っているのを指を加えて眺めながら、自分は50%くらい高い物を自国で買わなければならないわけだ。

;************

よくNBIの査察が入って、違法ライセンスの取り締まりを受けた、という話を聞くが、よくわからないことがある。

「Windowsの本数と、AutoCADの購入本数を比べて、数があわない場合は、取締りを受ける可能性がある」という話を聞いたことがあるのだが、Windowsというのは、どの会社が何本購入したかというのは、まったく誰にもわからないはずだ。マイクロソフトはアクティベーションやユーザー登録で、個人情報は収集していない。なので、立ち入り調査をせずに、購入状況を調べることは不可能なはずなのだ。

Windowsを売っている店も、現金と引き換えにCDを渡すだけで、登録行為などは一切ない。

それに対して、AutoCADのほうは、販売店がものすごく限られているので、販売記録は逐次、AutoDESKに報告されていると思われる。購入時には、会社のTINナンバーなど、かなり細かいことを聞かれる。(会社名義で1本でも買えば、たちまち相手の顧客リストに名前が連なり、一生、むしりとられ続ける、という印象だ)

まあ正規ユーザーにとっては、疑われたくないから買っているだけなので、それくらいしてもらわないと困る。

;**************

Windowsのアクティベーションも、よくわからないことがある。ひとつのキーで4台くらいインストールをしたら、すべて認証が通ってしまったのだ。

正規版を買ってきて、新しいキーを入れなおそうと思っても、「すでに認証が済んでいます」と出て、キーを入れようがない。

「おいおい、せっかく大金払って買ってきたんだから、入れさせろよ」と思ったものだ。

プロダクトとキー入れ替えツールで入れ替えをして、事なきを得たが、なんだかよくわからない。全く同じ構成のPCなので、マイクロソフトのデータベースが「同一のPCである」と認識したのかもしれない。でも、同一構成のPCなんて、ざらにあるだろうに、なんだか?だ。

コメント (5)

AEPの届出は何なのですか
2007 年 10 月 8 日

よくわかりません。

AEPを取得する際に、月給6万ペソと書きました。

今思えば、ちょっと多かったかな?と感じています。

この金額を書くときに、どうせ税金とは関係ないだろう、と思って適当に書きました。

仕事が軌道に乗れば、6万ペソ 8万ペソくらい申告しようと思っていたので、なんとなく2万ペソでは格好悪いと思い、6万ペソと書きました。

とりあえず最初の月、売り上げはゼロだったので、先月分のBIRやSSSは3万ペソで申告しておこうと思うのですが、AEPで書いた金額と異なっていると、あとで何か言われるのでしょうか。

一度書いたら、何が何でもその金額をもらわなければいけない、なんて法律があるのでしょうか。そんな法律があったら、儲かっていない会社はお金がなくなってしまいます。

秘書が知り合いの弁護士に聞いたら、「来年のAEPの更新の時に、CTCを提出しないとならないので、そのときに、『なぜ少ない金額しかもらっていないのか』と問われるので、AEPで書いた金額を申告しなければダメだ」といったそうです。

私は秘書には「そんなもの、聞かれれば『儲かっていないからだ』と答えればいいじゃないか、弁護士なんて一番簡単な答えしか答えないに決まってるだろ」と言ってしまいました。

実際のところよくわかりません。

BIRがDOLEに問い合わせて、AEPの金額を確認したりするとも思えないし、そもそもきちんと帳簿で説明がつけば、いくらもらおうが関係ないと思うのですが。。。

どなたかご存知の方、よろしくお願いいたします。

コメント (3)

いやらしい商売のしかた。
2007 年 10 月 5 日

AutoCADの小売店から電話がかかってきました。

「『明日までなら、1本47000ペソだけど、あさってから値上がります。買い足すなら明日中に決めてください。明日以降は58000ペソになります』 といっています』

と秘書が 言う。

「なんで値上がるんだよ!それに、なんだ、明日までに決めろって。そんな高いもの、明日までに決められるわけがないだろ」

「2008を10本買うと、2本おまけで2007がついてくる、というプロモをやったので、1ヶ月前は30本在庫があったのだけど、今は10本くらいしかないそうです」

「いやらしい商売の仕方だな!なんで、顧客に向かって決断をせまるようなことをするんだ!いやらしい」

「どうしますか、明日までですよ。」

「無視!」

「はい。

「本当に買うときになったら、別の会社の人に別の名前で見積もりを取らせて、値上げしていなかったら、文句言ってやる。」

本当にいやらしい商売のやり方。

いったん、見込み客だとわかると、どんどん爪を伸ばして、もっともっと儲けようとする。

フィリピンの商売人は、個人でやっているようなところは非常に良心的だけど、ある程度の大きさの会社とか店は、どこも似たり寄ったりの、いやらしい雰囲気がある。

あーいやらしい!こういうやり方、大嫌い。

コメント (0)

フィリピン人のガッツを見せるか?
2007 年 10 月 1 日

プログラマーの広告を出して、応募してきたのが4人で、一人は今、使っている。

最初に連絡をしてきた男は、ちょっと内容が稚拙だったので、かかってきた電話に対し、採用しない理由を、電話でありのままに伝えた。

「プログラムを見てもらえましたか!」

「うーんみたけど。」

「で?どうなのよ。」(←よっぽど自信があるのか、相手はタメ口)

「いやその」

「何か?」

「率直に言って、同じようなコマンドばかりを使っていて、レベル的にはビギナーレベル、なんだよ。。」

「え?」(←ちょっと信じられない様子)

「例えば、僕が期待しているのは、entgetとか、entmake、mapcarとか、そういうコマンドなんだけど、使われていない。君が作ったのは、ただのショートカットに過ぎないんだ。」

「・・・entget・・・・?」

「このままだと、僕が君に教える時間のほうが長くなりそうで、とても採用できない。」

「・・・・」

「ここで働いてもいいけど、給料は払えないよ。だっていろいろ教えなければいけないから。」

;*****************

これが2週間前のことだった。

今日、突如として、その彼からメールがあった。

「その、あなたのいうアドバンスレベルのmapcarとかlambdaのサンプルをもしよろしかったら、いただけないでしょうか。リスト操作の練習なども勉強したい。」

今までの電話の調子とは全く違い、ちゃんと敬語っぽい英語(would)なんかを使ったり、メールの書式もきちんとしていたりして、態度が全然ちがっていた。

それにこの2週間の空白は何だったのだろう。フィリピン人にはちょっと珍しい行動パターンだ。普通は「だめだった」であきらめて終わりなのに。ビギナーといわれたのが、ショックだったのだろうか。

僕のほうからは、短いけどたぶん参考になるだろうというコマンド(選択した複数の線分の中から1直線上にある2線分の組み合わせを見つけて、それをつないで1直線にするもの:機能は簡単だけれども、作ろうと思うと、ちょっと難しい)を送って、何項目か、大事だと思う点を書いておいた。

プログラムを扱う連中は、僕が今まで付き合ってきたちょっとCAD造CAD子ちゃんとは違うというか、芯があるというか、大人というか、そんな気がした。

がんばれー!

そんなお前に、この本を贈ろう!って読めないか。。。

41djshuomyl_aa240_.jpg

福沢諭吉が『学問のすゝめ』を著して、あの時代に75万部も国民に読まれ、一世紀以上経った。――しかし現在、この国における学問への関心は、この10年で大きく後退、実態は目を覆いたくなるほどだ、と本書は現実を示す。一例では、中学生のうち41%は、学校以外ではまったく勉強をしていず、これは国際比較のなかで際立った「新しい現実」である、と。著者・和田秀樹氏は、日本人が勉学への意欲と敬意を失ってしまったこの姿は、これからの日本の運命を暗転させる最大の要因、と感じている。
 本書は、その危機感、焦燥感から生み出された。かつて福沢諭吉が『学問のすゝめ』を世に問おうとした主な動機は、欧米列強への恐怖感からだった。その恐怖にくらべて、現状はもっと深刻で、フィリピン――戦後20 30年の間に、優秀な教育先進国からつるべ落としのように「出稼ぎ国」になってしまったフィリピン――の例をとってそれと同様な近未来を迎える可能性がある、とその類似性を論証している。一国が堕ちはじめると早いのだ、と。
 著者は、名著『学問のすゝめ』のひそみにならって『新・学問のすすめ』を執筆することに、当初ためらいを持ったと、まえがきで書く。しかし、謙虚にしてはいられない使命感が打ち勝って本書を渾身の力で世に問うことにしたと言う。和田氏、久方ぶりの全力投球といったら言い過ぎか・・・。

コメント (2)

日本人の書く仕様書。

「洋室・和室・リビングと水廻りの間はLGS40+PB9.4(2重貼り)・PS廻りの壁についてはスラブ スラブまで立ち上げの上、上部をシール。壁はPSとUIB間の間の壁を除きすべてPB片面2重貼りとする。ただし、物入・クロゼット・システム収納などの家具・押入れがある場合は片面1枚貼りとする。UBに接する居室周りの壁はPB片面2重貼りとする。居室周り以外の壁の場合は片面1枚貼りとする。物入・クロゼット・システム収納などの家具・押入れがある場合も片面1枚貼りとする。トイレに接する居室周りの壁はPB片面2重貼り(トイレ側)、片面1枚貼り(居室側)とする。居室回り以外の壁の場合は両面一枚貼りとする。ただし物入・クロゼット・システム収納などの家具・押入れがある場合は物入・クロゼット・家具・押入・UB側は省略してもよい。物入・クロゼット・システム収納などの家具・押入がPS・UB・トイレ以外の諸室間にある場合は背面壁PBを省略してもよい。」

これは一般的なマンションの設計標準仕様書のうち、間仕切壁のボードを何枚貼るかを記したものだ。
一流の大学を出た、一流の企業人が大真面目に書いている。

この仕様書にさらに、防火区画やら、耐水・非耐水やら、グラスウールの有無、断熱、プロジェクトごとに固有の設定やらが加わる。

それだけではなく、間違いやら勘違いが必ず入り込み、末端の設計事務所に回るころには、もうわけのわからないぐっちゃぐちゃの仕様書となる。

こういう仕様書をそのまま英語に訳してフィリピン人作図者に渡すと、さらにぐっちゃぐちゃになり何が正しいのかチェックすらもできなくなる。

設計者に「わかりやすく書いてください」と聞きたくなるところだが、お忙しい日本のお方にそんなことを聞くわけには行かない。

ごく普通に受験問題でも解くようにこの仕様書を解くには、マトリックスを作成する以外にない。
タテ・ヨコに「リビング、台所、トイレ、PS、押入」などと書いた表を作成してその交点すべてに壁の仕様と壁記号を図で記入して、配布すれば、答え一発。たった一つの説明も不要になる。

ところが、この業界に入って15年間、マンションの壁仕様をマトリックス化した資料を見たことがない。日本国内では、このままの仕様書でみんな作業ができてしまうのであるから不思議だ。

僕が「日本からの建築系のアウトソーシングは基本的に非常に難しく、不可能ではないが非常に苦労するものであり、インターフェースは必ずベテランの日本人でなければならない」と思うのは、まさにこういうわけわからなさが理由であり、そこが面白い点でもある。

コメント (4)

帳簿のつけかたが、ぜんぜんわかりません。

会社をスタートして、もう1ミリオンペソくらい使ってしまいました。

ほとんどがパソコンとソフトウェア、家賃のデポジットなどです。

うちの秘書は経理でも何でもない、ただの秘書なので、知り合いの経験者に帳簿のつけ方とかを教えてもらっていはいるのですが、どうも埒があきません。ちょっとイライラしてきました。

やはり最初の道筋だけは僕が作ってやらないと、自分で開拓していくのは、むずかしそうな感じです。

といっても私は帳簿のつけ方がさっぱりわかりません。血迷った時代に簿記の2級をとったことはあるのですが、どうもフィリピンのやりかたとは違うみたいです。

素朴な疑問

1: パソコンはほとんど手元の現金(自分のお金)で買っているのですが、その取引をどうやって帳簿に記録するのでしょうか。
現金の帳簿を作って、最初に50万ペソくらい会社の金庫にあったことにして、そこから引いていくのか?
その最初の50万ペソは、私個人から会社への貸し出しなのか、それとも資本の増資なのか、なんなのか。
会社を設立して、最初に銀行に払い込む現金は資本金の1/16なので、どの会社もその現金だけでは立ち上がるはずがないのですが、どう扱うのでしょう。よくわかりません。

2: 同じように小切手の口座も、すぐに最初のお金がなくなってしまったので、途中で30万ペソくらい現金を預金したのですが、この現金は、私個人から会社への貸し出しなのか、資本金なのか、なんなのか。あとで、会社から私個人に、形だけ返金するのでしょうか。

3: 売り上げがないので、私は今月の給料はいらないのですが、そういうのって認められるのでしょうか。もらってしまうと所得税とられてしまいます。元はといえば自分の現金をつかって自分に給料を払うことになってしまい、そうすると税金だけ取られてあほみたいです。

4: BIRからもらってきたあの5冊か6冊の帳簿ノートはどうやって使うのでしょうか。会計士が全部記入するのでしょうか。3ヶ月に1回くらい、会計士を呼んで、全部記入させる?えらく大変な感じです。それに帳簿の記入なんて、会計士じゃなくてもできると思うのだけど。
あのノートは会計士が記入するとしたら、あのノートとは別に、自分たちの記録用に別の帳簿を用意するのか?
ナショナルブックストアにも、いろんな種類の帳簿のノートが売っていますが、使い方がさっぱりわかりません。
みんな、あのノートを使って記録しているのでしょうか。エクセルしか使わないような気がするんだけど。

5: パソコンなどは確か減価償却で何年間かにわたって、経費化できるはずですが、 そういう資産の台帳みたいなものを、みんな作っているのかな?

この辺の実務に詳しい人、教えてください。

なんでも会計士に任せるというのは、僕は大嫌いです。

コメント (10)

  • RSS | コメントRSS