「My computer, something wro—-ng」
というスタッフのパソコン、Documents & Settings の中の隠しファイルを見ることができなくなってしまった。
フォルダの設定をいくら変更しても、もとに戻ってしまう。
CADの設定がいろいろあるので、これが見れないと、いろいろ困る。
よく調べると、ウイルス。
ばかやろー、おめーのせいじゃねーか。
お、なんだこのFドライブって。おれハードディスク2個もつけたっけな。
なんだ、こいつ、生意気にUSBのHDDつないでやがる。
「あ、これ今から禁止。NOT ALLOWEDね。」
「インターネットも、もう切ろうか。It’s t—ime to cut connection!!」
そのウイルスというかマルウェアというのか、ワームというのか知らないけれど、NOD32では検知できず。
トレンドマイクロでは検知するが、削除できず。
カスペルスキーのオンラインスキャンでは検知できるが、削除してくれない(ケチ)
このクソ忙しいときに、俺の仕事増やしやがって。
明日から全員、ネットなし。
ざまーみろ。
俺は、ONかOFF.
全員に使わせるか、全員に使わせないか。
リーダーだけとか、勤続何年以上だけにネットを使わせるとか、フィリピン人の大好きな特権システムはだーーーーい嫌いなの。
フィリピン人にインターネットは、やっぱ10年早い。
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6台買ったら1台電源が入らなくて、誰かよこせと、電話で言ったら、
「You must bring the unit here」
「we don’t have a service person」
「We are not allowed to send a person」
と、勝ち誇ったように言いやがったので、ブチ切れ。
「お前らが最初に言うことは、ごめんなさいだろが。謝らないのはフィリピンの習慣か?あ?」
18台もその店から買っているんですが、フィリピンのサービス精神なんてこんなもんです。
一方。
Windows XPのCOAと呼ばれるステッカーがひとつ無いので、
「ここに張ってあったのどうした?」と秘書に聞いたら
「もう書き写したので。捨てました。」
「おいおい、あれは大事な証明書なんだ、頼むぜ~」
とオフィスのゴミ箱を全部床にひっくり返して、
「探せ。」
といったら、半べそかきながらゴミをほじくっていました。
地下のゴミ置場も行ったが、結局見つからず。
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何年ぶりかに風邪をひいてしまい、家でダウンしてしまいました。
ネットをはいかいしていたら、こんな記事がありました。
「ギリギリの船上作業 仲間選びのポイントはココ」
http://www.j-cast.com/tv/2008/04/27019512.html
「水産加工船は港を出てから約2か月の間、ずっと作業を続ける。魚を獲り、それを船内でタラコやすり身に加工する。映画で目にした事はあったが、やはりこういう仕事に就く乗組員は航海ごとの契約のようだ。30~40人が契約の度に入れ替わる。希望者の面接をする際、吉田は直接新人と向き合うが、そのときに見定める事は1つだけ。ずるをしない人かどうか、だという。」
あーこれだ、と思いました。
ズルをしない人を見分けるなんて、僕には出来ませんが、フィリピンの場合、
「あなたはズルをしますか?」
とそのまま本人に聞くのが、結構良かったりする。
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起業しちゃったネットワークっつうのがあるんですよ。
僕は日本人同士で集まるのはかなり嫌いで、ブログの輪、とか言うのも生理的に受け付けないものがあるのですが、今日の会合はかなーり良かったなぁ。
会社設立関係のいろいろな疑問点を確認しあいました。
参加者がツワものぞろいというのも面白いです。
これだけの濃い内容のミーティングをしたのは、フィリピンで初めてかもしれない。
次回が楽しみです。
僕の仕事は、図面を書くことなので、ストック型経営とは程遠く、100万なら100万円分の仕事をしなきゃいけないし、200万なら200万の仕事をしなければならない。
中にはうまくストック型経営をされている方もいらっしゃるので、いいなぁ、うらやましいなぁ、俺はどうすればいいんかなぁ、と思ったりもした。
ま、やりながら、そのうち何か見えてくるかもしれないので、あせらず、とりあえず、12人とか15人で安定させることが先決だな。
まじめにやってれば、いいことあるさ。
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日本のニュースにはあまり興味が無いけれど、チベット問題とそれに対する中国の反応をネットで見聞きしていると、本当にムカムカしてくる。
私の祖父は中国の福建省から日本に出てきた華僑だったそうだ。私は1度しか会ったことが無く、日本語が下手で、何を言っているのかわからなかったことぐらいしか記憶に無い。祖母には会ったことがないが、やはり中国人だったそうなので、自分の父もDNAは中国人ということになり、自分は50%も大陸の血が流れていることになる。(母が薄めてくれたので、だいぶ助かりましたが。)
1回か2回しかあったことがない中国系の親戚たちを見る限り、いや、もう、中国人、確かにかっとんでました。
話して分かる人たちじゃない。
すべては一族の繁栄のためであって、個人の正義とか、社会のためとか、そんなの全然関係ない人たちです。
もう、日本のあらゆる企業は、あんな国と一切の取引なんてやめてしまえばいいのにと思う。
僕はフィリピンでのアウトソーシングが仮にうまく行かなかったとしても、絶対に中国だけには行きたくない。
中国人とも、仕事をしたくない。
よく、「中国なんていいんじゃない?」なんて、他の企業の人に言われるが、
「中国ですか?全く興味ないですね。私はご遠慮します。」と、きっぱり言うことにしている。
中国人と仕事をしてまで、お金を稼ぎたくない。
フィリピンで成功していると言われる、華僑ともかかわりたくない。
チベットも、日本のすぐ隣にあれば、日本が守ってやったのにな。
実にチベットが気の毒でならない。
僕もチベット国旗を持って、長野に行きたい。
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仕事の報酬は仕事
かっこいい言葉だなぁ。
会社辞めて変わったこと。
仕事を頼まれると、めっちゃうれしい、ってことかな。
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今日は会社の口座に1ミリオン(250万円)入れてきたですよ。
だって、残高5万円しかないんだもん。
そのうち半分、125万円はAutoCAD代で、一瞬で消えます。シリアルナンバーを入力するだけなので、開封さえしないのに125万円。あとはパソコンに40万円。
ちょろいっすよ。こんなもの。安い車を買ったと思えば(泣
サラリーマン時代に貯めた、なけなしの定期預金の証書を2枚、銀行に持って行き、解約し、会社の口座に移しました。
それが終わって、帰りの車で、通帳を見たら、なんだかおかしい。
60万ペソの定期を2つくずしたので、少なくとも利息込みで1.2Mちょっとは無いとおかしいのに、会社の口座に1ミリオン、あまりのお金が195,000ペソ、自分の口座に入っている。
足しても1.2Mにならない。。。
会社に着いたら、秘書に銀行に電話をさせ、どういう計算をしたのか聞け!と問い合わせた。
結果は、
「すみません、間違えました。」
とのこと。
「今日中に銀行に、もう一度来てください」
と言われた。
やっぱり馬鹿ですか?
こういう単純なところで、計算間違えるかね。
忙しいのでほうっておいたら、再度電話がかか。ってきた。
電話に出ている秘書に向かって、「忙しいから明日以降。いつ行くかわかんない。ていうか、お前行ってこい」と言ったら、銀行の使いのものが会社までとんで来た。
この国は、ぼーっとしていると、どんどんお金を取られちゃいます。
僕が家で、あんまり頻繁にバカと言う言葉を使うので、子供もバカという言葉を覚えてしまい困っています。
どうせ国の統計も、間違いだらけなんだろうな。
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今日は一日、やる気が全然でなかった。
専門用語で言えば、「プチ・ウツ」
なんかすごーく、自分を安売りしてきたような気分になってしまい、落ち込んでしまったのでした。
でもよく考えれば、開業したばかりなのに、毎月130万円くらいの売り上げが2ヶ月続いたので、受注産業としては奇跡ともいってもいいくらいの立ち上がりだ。「安すぎた」なんて、少しでも思ってしまった自分が、非常に情けない。お仕事をいただいたかたに、とても失礼なことだ。ごめんなさい。明日からがんばります。
今日は朝からスタッフを集めて、「海外の仕事を受注していきたい。」と言う話をした。
話は弾み、彼らからいろいろなアイデアが出た。
多分、僕はスタッフにこうやってものごとを相談をしたり、マネジメントに少しだけ巻き込みつつ、本人たちのやる気を引き出すことにかけては天才なのだと思う。でもほとんどの発言は、参考程度にしか聞かないので、あまり意味は無いのだが、雰囲気作りというか全員の士気を高め、同じベクトルに持っていくには、こういうブレインストーミングは非常に役に立つ。
うちの会社の廊下には、声をかけていただいた企業のロゴを紙に印刷し、貼り出してある。
今のところ4枚しかないのだが、その1枚1枚に”
“We”
“Get”
“More”
“& More”
とでかく書いてある。
「おれたちゃ、顧客を取りまくるぞー!」という意気込みを絵で示してある。
すると、部下の1人が、「会社の名前じゃなくて、国ごとにしましょうよ!シンガポール、ドバイ、オーストラリア!」なんて言いだした。
私の構想は、海外に散らばっていったフィリピン人たち、あるいは、これから散らばっていくだろうフィリピン人たちを営業窓口にして、仕事を取ってきちゃおう、というものだ。本人たちにはもちろん、こっそりコミッションを払う、なんていうことも考えている。
以前勤めていた会社から海外に散っていったやつも、フィリピンに帰省すると、もとの会社に顔を出すのではなく、まだ出来たばかりの僕の会社に顔を出してくれる。だから、海外の情報はほうっておけばどんどん入ってくる。
僕とフィリピン人スタッフの関係は、「駐在員とローカルスタッフ」なんていう希薄なものではなく、「戦友」という関係に近い。久しぶりに顔を出したやつらと、6年も前の思い出話をしたり、あいつはもう子供が出来た、とかそういう話をする。もし、この構想がうまくいくと、7年越しの壮大なストーリーとなる。
海外の仕事をすることのメリットはもう一つあり、それは日本人がいなくても動くと言うことだ。
私1人では25人が限界。それ以上になると、おそらく、顧客満足度が下がる。
すると、その先に展開しようとすると、日本人を雇わなくてはならないのだ。
僕はフィリピン人には甘いけれど、日本人、それもリーダーとしての日本人を雇うとなると、相当厳しい注文をつけると思うので、満足できる人材を見つけることが出来ないような気がするのだ。
すると、永遠に25人のままやっていく可能性が高くなり、それではビジョンもへったくれもない。
それが長い間の懸案事項だったのだが、海外進出することで、それが一気に解決する。
今日は残業もそこそこに、「おい、おめーらでかけるぞ。ハイ・ストリートでディスカッションをやる」といって、スタッフを車に詰め込んで、日没後のボニファッショのスターバックスへ行った。
(もちろん飲み物は私が支払うのだが、社内で会議をすると1人80ペソとか120ペソとかの残業代がかかることを考えれば、かかるお金はほとんどかわらない)
頭の中にいろいろなモヤモヤがあって、じっくり考えたいときは、やはりスターバックスに限る。
特にハイストリートのスタバは、町の喧騒から離れていてフレッシュな頭で考えられる。
そして、彼らが普段は来ないようなスタバで、ちょっと特別な感じでざっくばらんに話をするというのは、なんともいいものだ。
(土曜日の夜などは、ガキが多くてどうにもならないので、そういう時は車を飛ばしてパソンタモ・エクステンションのスタバに行く。ここは客が誰もいないので、瞑想にふけるには最高の場所だ。)
さて、スタバで全員を集めて、まず最初に、今度の新規採用者のなかから最終選考まで残ったレジュメを15枚ほどならべて、「全部試したいんだけど、どうするべか」みたいな話をした。
キャパ的に、10人が限界なのだが、本当に賢そうで、素直そうで、切るにはもったいない若者が15人残ってしまったのだ。実は、秘書のメールボックスには、まだ開封すらしていないレジュメが200枚以上ある。もうさすがにこれ以上は無理だから、このへんで打ち切りにするが、あの中にも原石がゴロゴロしていると思うと、なんとももったいない。仕事があるわけではないのに、どうしても全部試したい。。。
なぜ400枚近いレジュメがほんの数日で集まったのか、とスタッフに聞いたら、まず一つは、偶然、卒業シーズンという時期にあたっておりタイミングが良かったこと。
それと、重要なのは、採用条件がゆるかった(というか無いに等しい)ことだそうだ。
(ここからはノウハウです)
広告にあまりしつこく「経験3年以上」「ナントカ学科卒業」「要ナントカ資格」と書いてしまうと、志願者のほうが、たとえその条件を満たしていたとしても「僕には無理そうだ」と思ってしまい、怖がって志願してこない。つまり、「志願者が7人しか来ない」とか「30人しか来ない」と言っている人は、よく広告の方法を見直したほうが良い。たいていの会社はローカルマネジャーにまかせっきりで、「いつものヤツ」を繰り返しているのではないだろうか。志願者がほしいと言っておきながら、広告の文面で「当社はこんなに入るのが難しい会社です」と、潜在意識の中で虚栄心を満たしていたりはしないだろうか。(実は僕はそうでした)
僕が今回、広告になんて書いたかというと、
「Experience doesn’t matter!」(経験?そんなのかんけーねえ!)
「We teach everything in our company!」 (すべてはここで教えます)
「Fresh Guraduate Only!」 (新卒のみ!)
「We need Honest, Obedient, Energetic person」 (正直で従順でエネルギッシュなやつ求む)
この広告を出したときは、スタッフには「これは求人広告ではなく、何かのプロモーションの宣伝だ」、と言われた。
僕としては、思ったとおりのことを、1分か2分で、一気にタイプして終わり。推敲も何もしなかった。
結果的にこの文句を読んだのかなんなのか知らないが、400人近くの志願者が、社員6人の無名の会社に集まったのだから面白い。
それと、書類選考しない、というのもポイントだと思う。
たとえば、ただのお供で会場までやってきたやつが、ついでに試験を受けちゃう、なんていうのも全然アリ。
だって書類は、面接のときまで読まないんだもの。誰にでもチャンスがあると言うことだ。
ふと、通りがかって、試験を受けていったやつもいる。
たとえ犬が試験を受けに来たとしても、点数がよければ面接まで行く可能性がある。
(ただしマウスが使えないから、実技で落ちる可能性大)
意図的に敷居を低くする戦略が必要なのではないかと。(そうだ、次回は”哺乳類に限る”って書くことにする)
新人研修は、おそらく、会社の活動の中で、もっとも大切なものだと私は考えている。
すべてはその数日間で決まる、とさえ思う。
この部分に、かなりのエネルギーを使うことになる。
もうそろそろ研修資料をまとめる時期に来ているのだが、メニューとしては
「オートキャド基本操作。特殊ショートカットなどの作図テクニックの習得」
「カスタマイズプログラムSpeedDraftの使い方」
「平面図、平面詳細図、展開図の作図練習」
「施工ビデオの視聴とパワーポイントによる解説、実物のLGSを使った組み立て練習」
「断熱、耐火被覆、防火区画、材料などの基本理論」
の5つを、1時間半ごとに、学校のカリキュラムのようにまわして教える予定だ。
それと、基本的な心得は必ず最初に刷り込む。
「ここにいる人間は、みんな兄弟である。兄弟どうしなのだから、分からないことは聞けばいいし、恥ずかしいことなどは何も無い。」とか「この会社で一番大切なものはチームワークです。チームワークを守れないAクラスよりも、チームワークを守るBクラスを評価します」というような、フィリピンの定番説法をカマすのも忘れてはいけない。
なんて、書いているけれど、内心、もうドキドキものだ。
10日間に及ぶ講演会のネタを作るようなものである。
うわ、すげー会社だ、と最初の1日で思わせることが出来るか。
聴衆を長期間にわたって引き付けられるか。
・・・
もう、ドキドキハラハラの第2ロケット点火準備です。
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グーグルで、CADのアウトソーシングを行っている海外の企業を検索して、色々調べてみた。
一般的に、CADの作図の時給は15ドルから18ドルだった。なかには10ドルから12ドル、というところもあったが、それはかなり安いほうで、一般的には15ドルから18ドルなら国際的に競争力があるようだ。
ちなみに当社は12ドル、しかも単なる入力ではなく、かなりの検討・分析まで行っているので、かなりお得な設定だ。
1枚あたりの値段の設定は、面白いことに、紙のサイズ、それと密度を3段階(薄い・ふつう・濃い)にわけ、あるいは、納期ごとに区切っているところも多かった。つまり納期1日だと普通の5倍、3日だと2倍、1週間で1倍、1週間以上だと割安、というような感じだ。
急ぎだと、残業代を払ったり、人の配置を一時的に変更せねばならないので、当然、余計なコストが掛かる。だからこのように特急料金を請求することは理にかなっていると思う。
それとおもしろいのは、「1人1ヶ月囲い込んだ場合の料金設定」というのがあって、だいたい1500ドルくらいとなっていた。当社の設定では、経験1年か2年くらいのレベルの人材で17万円/月なので、ほとんど同じだった。
でも、これは多分、誰も契約している人はいないだろう。なぜならドバイではフィリピン人CADオペが15万円から20万円で雇えるので、わざわざ離れた場所のインド人を月15万円で契約するというのはメリットが何も無い。
CADのアウトソーシングとして、WEBで宣伝しているのは、ほとんどインドの会社だということもわかった。アメリカに本社があり、インドで書かせているとか、もともとインドに本拠地がある、という会社ばかりだった。なかには、2000台以上の端末を確保し、高速回線とバックアップのサーバーもあり、セキュリティも万全です、みたいなところもあった。その割には写真を載せているところが一つも無く、なんだか怪しいかんじだ。
ただ、こういうのって、WEBに載ってるからといってきちんと機能しているとは限らず、めちゃくちゃな図面を出して、追加追加で儲けようとしている会社もかなりあると思うので、実態は使っている人に聞いてみる以外に知る方法が無い。あるいは、自分で調査のために発注してみるとか。。
もし当社が海外の図面(アメリカンスタンダード)の分野に出て行くとなると、競合相手はインド系の会社と言うことになりそうだ。ドバイに照準を絞るとすると、ドバイへの出稼ぎが多いインドで、ドバイのプロジェクトの図面を書いている可能性はかなり高く、また地理的にも非常に近いので、話としては自然である。
さて
日本の超神経質な図面で鍛えられたわれわれが、日本流のサービス精神をもって、中東へ切り込んでいったときの勝算は、、、、、、、、
「インド人に負けるわけにはいかねえだろ。図面の書き方?よくわかんないけどなんとかなるだろ」
情けないが、これくらいしか言うことがない。今の時点では。。。
そうだ、支払いはどうなんだろうな。
ちゃんと払ってくれるのかな、外人というのはなんだか信用できないな。
結局そこだけが解決できない、と言う可能性もある。
さて
どう攻めたらいいんだろ。
やっぱ、数年間かけてドバイに放出したフィリピン人スタッフたちのネットワークを使わないわけにはいかない。
そうなると、おれが日本からデジカメやらGショックやらを、スタッフのためにせっせと運んであげた苦労が、花開くときがくるというわけだ。
おまえら、俺のためにはたらけーーーー
仕事もってこいーーーー
ってな
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ドバイやシンガポールではウンコなCADオペが、15万円とか20万円の給料をもらっていて、それもひっきりなしにフィリピンから渡っているのが不思議でならない。
以前、勤めていた会社で、どうにも使い物にならないCADオペが何人かいたのだけど、もう、何年もドバイで働いている。ゼンゼン帰ってこない。
不思議だ。
ドバイではどういう仕事をしているのか、と聞くと、全員口をそろえて
「すごく簡単な仕事。店舗の内装とかの図面だけど、別の図面からコピーしてちょっと変えれば終わり」
「残業は全くなし。」
「新しく覚えることは何も無い。」
いやはや、そんな簡単な仕事で、それだけの給料が払えるって、やはり海外と日本の事情はかなり異なっているようだ。
余り詳しくはないのだが、海外では「設計者」「詳細設計者」「作図者」の住み分けがすごくきっちりしているということは聞いたことがある。
そして、図面の書き方がものすごくシステマチックで、全体図に「この部分は何ページのここを見ろ」と書いてあり、そのページに飛ぶと、「さらなる詳細は何ページのここを見ろ」とあり、そこへ行くと、「さらに詳細の詳細は何ページのここを見ろ」という風になっているのが普通だ。
日本の図面は、きわめてあいまいで、「矩計図のどっかに載ってるんじゃないか?あ、ほらほらあったあった」とか、「外壁何なんだろな。あ、立面図にちっこく書いてあった。」とか「この部分どうなっているんだろうな、断面詳細図かな、無いなあ。部分詳細かな?あったあった、ここにちょこっと書いてあらぁ」という感じで、どこを切って何を書くかというのは、あまりルールが無く、すごくファジーな図面構成をするのだ。
多分、その辺がウンコCADオペを使いこなせるかどうかの”差”なのだろう。
私はよく感じるのは、欧米企業は植民地化のプロである、ということだ。
「ここが変だよ日本人」によれば、日本人が中国や韓国を植民地化したのはわずか36年、白人は700年間の植民地政策を行っていたそうだ。
もう、他国の人間を使うことに関してはプロ中のプロで、いかに人間をうまく使って自分たちが儲けるかという点に対して日本人は遠く及ばない。だから、マニラにコールセンターをぶったてて、何百人も雇ったりすることなんてお手の物。
その影には、あいまいさを排除し、ISOのように何でもルール化、標準化するというDNAがあるのだ。
だから、建築図面もものすごくシステマチックな書き方をする。
そうすれば、CADをそこそこいじれさえすれば、建築なんて知らなくても、システムの中に放り込めるわけで、ウンコCADオペでも困らない、というわけだ。
日本のように、何でもいっしょくたにして、「とにかくぜんぶやれ」「金はこれしかない、これでやれ」というようなやり方ではないのだろう。図面屋が詳細設計をしたり、法規チェックをしたり、日本のやり方はちょっとどうかしているとおもう。
また海外ではおそらく、「設計者」「詳細設計者」「作図者」それぞれが、ちゃんとプロとして認められていて、予算も取ってあるのではないだろうか。
いずれ私も、日本ではなく、ドバイやシンガポールに調査にいく必要がありそうだ。
出稼ぎに行った何十人ものフィリピン人の知り合いに営業をさせてコミッションを払って客を紹介してもらうか、そいつらを窓口にして仕事を送ってもらうとか。
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