解雇。
2008 年 9 月 30 日

プロベの社員を一人解雇した。

さっき本人を呼んで、いきなり、「今日で終わりです」と言った。

そのあとでリーダーたちに、そのことを伝えたら

「それはあまりに急です。」

と2人とも泣きそうな顔をする。

「なんだよ、正社員になったらあれやこれや権利で守られているけど、プロベのうちは、いつ切ったっていいじゃねえか。この期間中だけなんだ、俺が好きに切れるのは。」

「・・・・・ですけど・・・」

「気にすんな、俺の決断だ、おまいらの決断じゃない」

さすがにまずかったかなと思い、本人に正式なレターを渡すときに

「君にも次の準備があるだろうから、あと2週間、きてもいいよ。今日で終わりにするか、2週間いるか、きめてくれ。13ヶ月とTAXのリファンドは5日後に払います」

と伝えた。

 

さらにもう一人、呼びつけて

「君、このまま雇うかどうか悩んでいます。ちょっとヤバいから、せいぜいがんばれや」

と伝えました。

 

当社の初任給はP14000。スキルの割に高い設定。プロベのうちはベネフィットが無いのでかまわないのだけど、正社員にする前にはさすがに考えます。

「こいつに14000の価値があるか。そいつが仮に辞めて、他の会社で働いて”OffshoreCADって会社の社員はこんなにスキルが低いのか”、といわれないかどうか」とか、いろいろ考えちゃいます。

 

 

 

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散歩。
2008 年 9 月 29 日

 

今日は日曜日で、近くのスターバックスまで初めて歩いていった。

天気もよく、涼しく、風も通り

店も混んでおらず、久しぶりにとても気持ちが良かった。

 

カミさんは、常々、外国、特にヨーロッパに住みたいという

それは散歩をしたいからだそうだ。

僕は箱根か七里ガ浜に住みたいのだけど、

名古屋そだちのかみさんは、「関東大嫌い 人、多すぎ」

 

フィリピンは散歩をしてきもちのいい場所は無い。

どこも汚い。

立ち小便の跡がそこらじゅうにある

 

夜も同じスターバックスへ行ったら

ガキどもがうようよ

タバコを火のついたまま床に捨てる若い女やら

ノートパソコンで、音楽をやたらうるさくかけ続けるグループやら

蛍光ペンで本のハジからハジまで塗りつぶす、”勉強中”の若者やら

客がいるのに床掃除をする店員やら

ほんと

長くいる国じゃないわな。ここは。

 

 

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とんかつ 激うま。
2008 年 9 月 28 日

プライマーのサイトに載ってた、トンカツ屋。激うまでびっくり。

店は、すげー小さくて、ゴーストタウンみたいな地下にあって、「おいおいこんなとこでトンカツ食えんのかよ」みたいな場所だったが、出てきたとんかつ見て、びっくり。

細かいパリッとした衣

やわらかいヒレカツ

ごはんもうめー

キャベツもシャキシャキで

モヤシの小皿まで、うめーーーー

これがプロの仕業か。

それに値段。安すぎ。1.5倍にしても、全然かまわないんじゃない?

 

カミさんいわく

はっちんで売っている、ケーキ

マニラでは一番まともな味。

ホテルで売ってるケーキとか、ビズのケーキなんてクソ。

 

日本人がんばってるよ。

 

 

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エージェント・システムいきます。
2008 年 9 月 27 日

 

各国に散らばってしまった、何十人というフィリピン人たちを、エージェントとして活用する。

ドバイやらシンガポール、アメリカ、カナダ、ニュージーランドにいる、自分の昔の部下たちに仕事の窓口(エージェント)になってもらい、仕事を流してもらう。

エージェントと、うちのスタッフが直接連絡をとりあって仕事を進める。

仕事が終わり、100%の支払いを無事受けたら、売り上げの15%をエージェントにキックバックする。

どうよ、これ。

英語とタガログ語で仕事は勝手に進むは、支払いの催促までやってくれるだろう(じゃないと、自分がもらえないから)という、涙が出るほどうれしいシステム。

向こうの会社にしてみたって、一度にわけのわかんないCADオペを社員に抱える必要も無く、コミュニケーションの心配も無く、すでに顔見知りだとしたら、メリットだらけだ。

仮にうちから退職者が出て、海外に行ったとしても、働きながら、うちのエージェントになってもらえばそれでいいのだ。

名づけて、「行け行けおまいら、仕事もってこい作戦」

仕事を仲介せず、会社を紹介するだけなら、売り上げの7.5%で最初の1年間のみ。あとは無し。

これでもいいけど、あまりおもしろくない。

書類は完成したので、来週そうそうにでもばら撒きます。

Friendsterも役に立ちそうです。

世界各国に営業所を作るより早いです。

特許とります。

 

 

 

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イラ~っとくる瞬間2。

 自分のスタッフとだけしか、日々の取引が無いなら全然OKなのだけど、外部の会社や個人と取引しようとするとき、この国は、実にイラ~っとくる国だ。

「いつ来ますか」「トモロー」

「いつ出来ますか」「トモロー」

「いつ送ってくれますか」「トモロー」

フィリピン人のトモローは、ほんと、その場しのぎの挨拶にすぎません。

 

「メールを送ったのですが届いていますか、と先方は言っています。」

(そんなもん、届いてねーよ。)

これもフィリピン人がよく使う手です。送ってもいないメールを、「送ったのに、おかしいなぁ、届きませんねぇ。来週まで待ってみてください。」みたいな。

これは応用が利きます。

「メッセンジャーが書類もってそっちへ向かっていますが、まだ来ませんか」

(来てねーよ)

「おかしいなぁ。来週まで待ってみてください。」

 

あと頻出なのが、「オンザウェイ」。庶民はよくつかいます。これもただの挨拶です。

「もう配達、こっちに向かってるか」

「オンザウェイです。」

3時間後

「まだかよ。」

「商品が在庫切れでありません。来週になります」

ガク~~~~。さっきの「オンザウェイ」ってなによ。フィリピンに住んでいると、このオンザウェイ攻撃は年に5回くらいくらいます。

 

約束の日に、来られない、メールを送れない、なんていうときは、ほぼ100%連絡はない。で、必ず、あとで、あーだこーだ、100倍くらいのストーリーを聞かされる。来れないなら来れないで、連絡さえすればいいのに、何を勘違いしているのか、一生懸命これなかった理由を、ウダウダと話します。

これってなんなんでしょう。どうしてこんなにポイントをはずすのか?

「No No No No No you are not getting my point…No No」

 

銀行、通信会社、あっちゃこっちゃの問い合わせの「フォローアップ」ほど嫌な仕事はない。

なんで、フォローアップなんて、俺がいちいち言わなくても、事務担当が勝手に俺の替わりにフォローアップするべきなのに、全然できません。

で、どうしても俺が先に気づいてしまうので、

「おおい、あれどうなった?今日だろ」

「あ!」

です。

フォローアップリストを張るためのコルクボードもあるは、書き込み式のカレンダーもあるは、Eメールも、携帯も、電話もFAXも、紙も、鉛筆も、全部あります。あと、あなたの仕事のために、足りないのは何?脳みそ?あ、すみません。それは用意できません。

事務員の仕事の50%はフォローアップだっていうのに、なんで俺がフォローアップのフォローアップせにゃいかんの。

 

あとイラつくのが、単機能人間。

銀行で色々手続きは出来るが、車の運転が出来ない。

車の運転は出来るが、銀行の色々な手続きは出来ない。

1つのチャンネルしか写らないテレビなので、たくさん並べないといけない。

日本人の主婦なんて、1人5役ですよ。弁当作って、車運転して、学校送って、買い物、掃除、洗濯、食事の支度、ぜーんぶ日常業務を1人でやって、おまけに働いている人までいるんだから。

 これはマジすごい。

 

 

 

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イラ~っとくる瞬間。
2008 年 9 月 24 日

あまり自分のスタッフにはイライラしないのですが、今日はいろいろあって、いらいらしてしまいました。

いらいらしてしまうよくあるパターン。

その1

「指示が(日本から)来たから印刷して」

「全部ですか?」

「・・・・」

(必要だと思うなら全部印刷しろーーー。必要ないと思うなら印刷するなーーー。俺が全部の資料を、印刷する、しないでわけて指示だすんかいーーー。俺と何年仕事してんだいーーーーー)

その2

「この寸法通りに入力すると、こっちとこっちのトータルが合わないのですが、どうしたらいいですか。」
(現地調査のスケッチを入力すると言う単純な仕事において)

「俺も知りませんーーーー。自然に考えて正しいと思うほうを選んで、自分で決めてくださいーーーー。いちいちそんなこと答えたくないですーーー。僕は社長ですーー忙しいですーーー。」

その3

「ここ、アルミサッシの見込みが70とだと、アスロックが60なので10mm飛び出ちゃいますが。。」

「そこアスロックないとおもうんですがーーーー。質問する前に立面図見てくださいーーーーー。」

その4

続きのプロジェクトなのに、前回の指示を踏襲せず、また同じ指示をさせられる。

 

●よく心の中でフィリピン人と日本人を比べることがあります。

単純ミス・・・申し訳ないがフィリピン人の仕事には非常に間違いが多い
スピード・・・フィリピン人のほうが速い
気遣い・・・日本人の方が気がつく
判断力・・・フィリピン人は判断することを極力避ける。(←いったい何が影響しているのか?一番不思議。)
雰囲気・・・フィリピン人のほうがやる気満々、素直で、楽しく仕事ができる

●特に単純ミスはどうにもならんくらい多いので、最近ではこういうふうにやり方を変えた

ス「図面、できました。(帰っていいですか)」

俺「ありがと。そこ座って、この色のマーカーでもう一度、全部チェックして」

これを夜の何時で何十枚あろうともやらせることにしました。

 

品質に自信がもてるまでには、まだしばらくかかりそうだ。はぁ。

 

 

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日本人の拒否反応。
2008 年 9 月 21 日

日本人というものは不思議なもので、歴史的にみても、いろいろな点で”拒否反応”をおこしてきている。

近年では成果主義は結局、ほとんど浸透しなかった

ホリエモンや村上ファンドは叩かれた。

外資系に対する羨みと軽蔑

もっとさかのぼれば

キリスト教はあまり広まらなかった

麻薬もそんなに広まっていない

英語に対する拒否反応。
ヤフーオークションでは、たびたび、外国人詐欺師が「あなたのこれをいくらいくらで売ってくれ、お金はすぐ振り込む」というような詐欺の書き込みをしてくる。
それに対して
「I’m sorry I can’t English」とめちゃくちゃな英語で答える出品者。
英語がわからないということ、英語への拒否反応。これはもう最強の防御手段である(爆

今デリヴバティブやらレバレッジをバリバリに効かせてのさばってきたベアスターンズやリーマンが消えるなか、「銀行は、預金者を足でこつこつと集める昔ながらの営業に戻るべきだ」と唱えるスイスの銀行家がいるという。

汗を流さず富を手に入れることに対する、日本人が本来持つ拒否反応。

英語に対する拒否反応

そのほか外国からのいろいろな圧力にたいする拒否反応

結構大切なんじゃないか、と思う今日このごろ。

海外に仕事をアウトソーシングすることへの拒否反応があるとすれば、それはものづくり日本への警鐘なのかもしれない。

でもお仕事、大歓迎です!

 

 

  

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おめーら、みんな集まれ。
2008 年 9 月 19 日

「おう、おめーらみんな集まれ。

この展開図、建具リストと突合せしろって指示したよな。したのか?

たった1面だけ展開図チェックしたら間違えてんぞ。

この扉、両開きじゃねえのか?俺の間違いか?」

(スタッフがファイルをひらき、間違いであることを認める)

「あのさ、単純ミスならかまわんよ。

おめーら、ひょっとして赤ゲラだけ直して、リストとの突合せしてねーんじゃねーか?

俺がおめーらの展開図、全部チェックするんか?

こんな単純な仕事、俺はしたくねーんだ。

もう一人チェックマン雇うか?そいつの給料でおめーらのボーナスも昇給もふっとぶぞ。

おれが、突合せしろって書いたら、突合せしろ。命令だ。

このPJは俺らのミスで何度も戻ってきてんだ。

俺は恥ずかしくてたまんねーよ

もっと仕事とりたいのに、こんな品質じゃ増やせねーな。

ストップ・フィリピン・クオリティー、頼むぜおい。」

 

フィリピンで仕事をしていて、みなさんどうやってスタッフを叱っていますか。

僕はいつもこんな感じ。

これで人間が辞めるなら、その国の限界です。僕は帰ります。

でもこういうので人は絶対に辞めない。

泣きはしますけど。

 

 

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アメリカは蜂の巣か。

「米証券大手リーマン・ブラザーズの破綻は、さまざまなタイミングを測って「引き金を引かれた」ように見えます」

日経ビジネスオンラインからの抜粋。

日本でもこれだけ大騒ぎなので、単純なアメリカ市民は、蜂の巣をつついたような騒ぎになっていると思います。

僕のような末端市民にとって大事なのは為替相場がどうなるのか。

ちょっと目が離せません。

 

 

 

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知財ファンド。
2008 年 9 月 18 日

三菱東京UFJ:知財ファンド設立 大手行で初

三菱東京UFJ銀行は12日、事業化が有望な新技術やデザインなどの知的財産を持つ新興企業に出資し、資金支援する投資ファンドを設立したことを明らかにした。知財専門のファンドは大手行で初めて。出資先の企業が上場を果たせば、ファンドは多額の収益が見込め、銀行の融資拡大にもつながる。景気停滞で企業向け融資が伸び悩む中、三菱東京UFJ銀は新興企業を取引先として発掘、収益源に育てたい考えだ。 これまでも、企業の知的財産を担保に銀行が融資するケースはあったが、知財がある程度事業化され、融資が焦げ付く恐れが小さい場合などに限られていた。これに対し、今回のファンドは、融資が困難な新興企業に資金を提供し、将来の高収益を狙う。 ファンドの規模は5億円で、同行はファンド設立と同時に最新の技術や事業戦略に詳しい行員を集めた専門チームも発足させた。新技術の特許やデザインなどの意匠権を持ちながら活用しきれていない企業を探し出す。

 選定した企業にはファンドが出資するとともに、設備投資計画の策定に協力したり、製品の販売先を紹介する。エネルギー技術や農作物の品種開発なども含め、幅広い業種の新興企業を対象にする方針だ。

 将来性ある知的財産を持ちながら、事業化のノウハウがなかったり、資金面の手当てができずに挫折する新興企業は少なくない。三菱東京UFJ銀は「現状では新興企業で生き残れるのは100社に1社程度。事業を軌道に乗せるため、銀行が支援できる分野は多い」と、知財ファンド設立の意義を強調している。【斉藤望】

http://mainichi.jp/select/biz/news/20080913k0000m020160000c.html
より引用

 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

面白そうです。

大手銀行で初だそうです。

一方、日本政府は毎年30兆円くらいアメリカの国債をせっせと買っているそうだ。(非公開なので推定らしい)

そしてその国債は決して換金されることがないという(アメリカによって事実上凍結されている)

三菱東京UFJ銀行が融資する5億円は、その金額のわずか0.0016%

こういうのをどんどんやってほしいなぁ。

どうせ使えない金なら、日本の若者に金をばら撒けっつうの。

日本の若者は、スゲーんだぜ。

 

 

  

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