昨日、スタッフを見ていたら、すごく面白い場面があった。
あるベテランスタッフが、CADで図面を書いていて、社内で開発したプログラムに不具合を発見した。(1日数回おきる)
その瞬間
「おーい、レオーっ、なんだよこりゃー。こんなんじゃだめじゃねーーか、ちゃんとつくれ~」
と叫んだ。
その叫びを聞いて、プログラムを作った張本人レオが、隣の部屋からすたすたとやってきて
「あい?ライアン様、なんでしょう。」
と不具合状況を聞きに来た。
「こんな設定、ありえねーだろ。すぐなおせ~」
ベテランは27歳くらいで経験6年、超ド級の作図スピード。
プログラム開発者は22歳くらいで入社して半年。

この状況すげー、と思った。
前にいた会社では、プログラムを作る人のほうが圧倒的に強くて、使う人が作った人の意見に縛られると言う感じで、まったく立場が逆だった。
最初のころはいろんなアイデアを全部実現してくれたのだけど、だんだんと変わってしまった。
要望を出しても、ほとんど通らない。
それは社内で決まったことだから変えられない。
それは将来的にはこうなるから、いくらやりにくくてもこう使うべきだ。
しまいにはサポート打ち切り。何百人と言う人がまだ使っているのに、次の開発に忙しいとかで終了。
なんか違うんじゃねーか?
まてよ、俺がプログラムを作っていたときも、みんな言いたいことを言えなかったんだろうなぁ。
こうやって、プログラム作成者に、現場がガンガンものを言えるという状況は、僕が意図的にデザインしたわけじゃない。たまたまそうなっただけだ。
これはいいな、と思った。
フィリピン人同士の人間関係って、見ていると、本当に勉強になる。
なんかこう、人間関係って、落ち着くところに落ち着くんだなぁ、という気がする。
へんてこりんな組織図を描いちゃうと長続きしない。
組織を設計する力を身につけたい人は、フィリピンはかなりお勧め。
何でも実験できます。
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学生3人が昨日から仕事を手伝いに来た。
電気の配線図面の英数字だけを黙々と入れさせることにした。
図面そのものはまだ難しいので、その部分は社員が書き、英数字だけを空欄にしておいて、あとで学生に入力させる。
1単語1ペソ。間違えたらマイナス2ペソ。
さすが学生。いいかんじにボサーッとしています。
ああいうボサーッとしたヤツらをみるたびに、
「みておれ、おまえらも改造してやるわい」って、闘争心が沸くんだわな。
久しぶりにCADの部屋の9台がフル稼働をしているのを見て、なんか安心した。
まだ隣の部屋に3人くらいスペースがあいているので、今募集をかけている。
3人雇って、CADスタッフを14人に戻す。
そんで、12月頭に、アヤラ通りに引っ越す。
そうすれば全員が同じ部屋で、ガラっと雰囲気がかわる。
そっからが勝負じゃ。
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PC関係のパーツは今が買い!
CPUだ、液晶だ、メモリーだ、全部輸入品なので、ペソが下がるとあっという間に値段が上がる。
その代わりペソが上がればあっと言うまに値段が下がる。
AutoCADの値段なんて、為替にめっちゃくちゃ敏感で、あがるときはPCよりも変化が早い。
でもさっき、液晶モニタの値段を調べたら、まだ値上がってないかんじだった
22インチLCD
サムソン 11400ペソ
LG 11250ペソ
CUBE 9999ペソ
17インチLCD
サムソン 7750ペソ
1円0.38の時と、全く変わっていない。
カネないけど、いづれ必要だし
う~ん、ギルモアに走らせるかぁ~??
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反応のない社員が、いかにイライラする存在で
反応のある社員が、いかにかわいくて
無理難題を平然と命令するのが、いかに気持ちよくて
銀行の残高がすげえ気になるってことが
社長をやると
よくわかる
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1日に1回はAcorbatでPDFを作成する。
このソフト、気がきいてない。
作成したPDFは、作成元の文書と同じフォルダに置きたいと思うのに、そういう設定ができない。PDFを作成するたびに、元文書のフォルダをいちいちマウスで何回もクリックして目的のフォルダを指定するのが、すんげぇめんどう。
印刷するときに、ファイル名をスタンプで入れることができない。
大量のPDFを印刷してどれがどれだが照合するのがめんどくさい。だからふつう、片っ端から開いて、「ああ、これか」ってみつける。
バージョンアップするたびにいらねえ機能のオンパレード。
こんなけバージョンアップしていて、ユーザーも何万人もいて、そんなこともできないで、アホじゃねえかとおもう。
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来た。
1万円5100ペソ。
思えば、ペソ高で我慢比べの様相を呈していたのが12月19日ごろ。
撤退していった企業もかなりある。
撤退しなかった人たち、(ていうか撤退する金も無かった人たち)どうなのよ。
俺もそうだけど。
よくこらえたよなぁ。
俺たち
円~ペソレートのグラフは自分たちの感情をそのまま表しているようで、涙ナシには見れないよな。
どうなのよ。
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日本→フィリピンの送金方法で、多分一番、安いのではないかという方法。
新生銀行のプラチナ会員になる(海外送金手数料が月1回無料)
↓
フィリピン側に円口座を開く(もしくは持っている人に受け取ってもらう)
↓
フィリピン側の銀行に着金したら、円紙幣を引き出す
着金時に600円程度引かれる。
↓
両替屋を呼んで銀行ロビーで円をペソに両替する。
↓
ペソを口座に預金する。
これで、手ぶらで行って手ぶらで帰ってこられるので、途中、襲われる心配もありません。
新生銀行のプラチナ会員というのは、月1回まで海外送金が無料などの優遇サービス。会員の資格を得るには、300万円の外貨預金が、ある月末に1日だけでもいいから口座にあること。そうすれば翌年4月までプラチナ会員の資格がもらえるようです。
送金する通貨と受け取る通貨を同じにすること、銀行内で円→ペソなどの通貨移動をしないこと。この2つを守るだけで、5%くらい得をします。
円口座を持っていない人は、マカティの日本人の不動産屋さんなどにお願いすれば、円で受け取ってくれると思います。
フィリピンの銀行は不思議なことに、ドルと円の紙幣を引き出したり、預けたりすることができます。
日本でドル紙幣を引き出せる銀行は、どこなんだろう。東京三菱あたりは出せそうな感じがしますが、ほとんどの銀行は外貨の紙幣を扱っていません。円で入金し、あとはコンピューター内の数字の操作だけで、紙幣そのものを扱わないところがほとんどです。
そういう意味ではやはり日本は閉鎖的な感じがしますが、その閉鎖具合こそが大切なのだという気がします。
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約250枚の図面を1ヶ月でCADトレースするという仕事を受注いたしました。
昨今の日本から提示される海外向けアウトソーシング単価は、不当に安いと言わざるを得ません。おそらく、中国が低単価で低品質・低サービスを提供し続けたために、安い単価だけが一人歩きしてしまったのが原因であると思われます。
そうはいっても、受注しないことにはお金にならないので、ギリギリの単価で受注し、あとは企業努力で利益を作り出すしか無い。(だんだん、町工場のオヤジみたいになってきた)
こういった大量・短納期・低単価という仕事に対して、われわれはローテク・ハイテクを織り交ぜて、積極的な効率化を行います。
どうやったら一番効率よくできるかを、ためしに何枚か書きながら、3日くらいかけて検討します。ここが一番楽しい部分であり、脳みその使いどころであります。効率を高めるためにクライアントに仕様変更を要求することも多々あります。
効率化には2つの方法があり、1つめはどのように作業を切り分けて分担するかという人的配分 2つめがブロックなどを整備する標準化 3つ目がAutoLISP。
当社の秘密兵器はこいつ。AutoLISP製造機です。

壁にベタベタ貼ってあるのが、仕掛かり中のプログラム。
今回のような大量トレースで、特殊な表現が繰り返し出てくるような場合は、まずリーダーに必要と思われるプログラムを設計させ、それを元にこいつがプログラミング、作成したコマンドは同期ソフトウェアで全PCに配布、1日後には全員のツールバーに新しいコマンドが追加されます。プログラムに改良が加えられた場合も、サーバーとシンクロさせ、CADを再起動すれば完了です。
すでにそのプロジェクトのためだけに使う4つのプログラムが作成され、私もさきほど、使い方説明会に顔を出しました。
全員から
「ウォーっっっっっ!」
と言う叫び声があがりました。
ともすれば、ただ疲弊するだけのつまらな~いトレース業務も、こういうことをやってると、なんとも面白い。
大量トレースが定期的に発生するような業務を抱えている方がいらっしゃいましたらご一報ください。
単なるCAD化のみならず、仕様の標準化・専用ツールバーの作成なども含めてトータルな提案をいたします。
OffshoreCAD&Management 林
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いま日本で話題の人が書いた本の冒頭部分だ。
これを読んでとても元気が出た。
~・~・~・~・~・引用~・~・~・~・~・
平成十七(二〇〇五)年の暮れ、外務大臣としてインドを訪問する機会があった。首都ニューデリーに滞在中、できたばかりの地下鉄を視察したのだが、この時インドの方々からうかがった話が今でも忘れられない。
この地下鉄視察が日程に組み込まれたのは、日本の政府開発援助(ODA)を使って建設されたものだからであった。私たちが訪ねた駅には日本とインドの大きな国旗が掲げられており、日本の援助で作られたということが大きな字で書いてあった。改札口にも大きな円グラフが表示され、「建設費の約七十パーセントが日本の援助である」と分かるように、青で色分けしてあった。その配慮に感激し、私は地下鉄公団の総裁に御礼の言葉を述べた。
すると、逆にこんなふうな話をしながら、改めて感謝されたのである。
――自分は技術屋のトップだが、最初の現場説明の際、集合時間の八時少し前に行ったところ、日本から派遣された技術者はすでに全員作業服を着て並んでいた。我々インドの技術者は全員揃うのにそれから十分以上かかった。日本の技術者は誰一人文句も言わず、きちんと立っていた。自分が全員揃ったと報告すると、「八時集合ということは八時から作業ができるようにするのが当たり前だ」といわれた。
悔しいので翌日七時四十五分に行ったら、日本人はもう全員揃っていた。以後このプロジェクトが終わるまで、日本人が常に言っていたのが「納期」という言葉だった。決められた工程通り終えられるよう、一日も遅れてはならないと徹底的に説明された。
いつのまにか我々も「ノーキ」という言葉を使うようになった。これだけ大きなプロジェクトが予定より二か月半も早く完成した。もちろん、そんなことはインドで初めてのことだ。翌日からは、今度は運行担当の人がやってきた。彼らが手にしていたのはストップウォッチ。これで地下鉄を時間通りに運行するよう言われた。秒単位まで意識して運行するために、徹底して毎日訓練を受けた。その結果、現在インドの公共交通機関の中で、地下鉄だけが数分の誤差で運行されている。インドでは数時間遅れも日常茶飯事であり、数分の誤差で正確に動いているのは唯一この地下鉄だけである。これは凄いことだ。
我々がこのプロジェクトを通じて日本から得たものは、資金援助や技術援助だけではない。むしろ最も影響を受けたのは、働くことについての価値観、労働の美徳だ。労働に関する自分たちの価値観が根底から覆された。日本の文化そのものが最大のプレゼントだった。今インドではこの地下鉄を「ベスト・アンバサダー(最高の大使)」と呼んでいる――。
私はこの話にいたく感銘を受けた。
地下鉄建設に携わった日本人技術者たちの仕事ぶりそのものが、優れた外交官の役割を果たしたのである。彼らはなにも、よそ行きのやり方をやって見せたわけではない。いつものように、日本で普通に行なっているスタイルで仕事をしたに過ぎない。しかしそれが、インドの人々には「価値観が覆るほどの衝撃」だったのだ。
日本ではよく「カローシ(過労死)」を例に挙げて、日本人は働き過ぎだ、日本人の働き方は間違っているという人がいる。だがそれはあまりに自虐的で、自らを卑下し過ぎてはいないだろうか。「ノーキ」を守る勤勉さは、私たちが思っている以上に、素晴らしい美徳なのである。
第三次小泉改造内閣、安倍内閣と続けて外務大臣を拝命し、一年半が過ぎた。この間、二十三か国を訪問し、国際会議や国内での会談を含めれば、のべ百か国以上の首脳とお目にかかったことになる。
私は外務大臣をやらせていただいていることに心から感謝している。なぜなら、外務大臣として様々な国を訪ね、各国要人と話したことで、世界における日本の位置づけを改めて確認することができるからだ。どの国の人からも日本に対する期待がヒシヒシと伝わってくる。外相就任は、日本の実力を冷静な視点で再確認できたという意味で、貴重な経験になっているように思う。
日本はまことに不思議な国である。
敗戦後は一度も戦争をすることなく平和と安定を維持し、数十年に及ぶ努力の結果、世界史上でも希に見る経済的繁栄を実現した。
にもかかわらず、新聞を開けば、やれ格差社会だ、少子化だ、教育崩壊だ……と大騒ぎ。テレビをつければ凄惨な殺人事件ばかりが報じられ、識者と称する人たちが「日本はなぜこんなにおかしくなったのか」などと語っている。新聞やテレビを見ていると、まるで明日にでも日本が滅びそうな気がしてくる。
でも、ちょっと待っていただきたい。日本は本当にそんなに「駄目な国」なのだろうか。そんなにお先真っ暗なのだろうか。
私は決してそうは思わない。むしろ、日本は諸外国と比べても経済的な水準は相当に高いし、国際的なプレゼンスも極めて大きい。日本人が考えている以上に、日本という国は諸外国から期待され評価されているし、実際に大きな底力を持っているのである。
バブル崩壊以降、日本はもっとグローバル・スタンダードを導入すべし、などという議論が幅をきかせたけれども、私に言わせれば、むしろ「日本流」がグローバル・スタンダードになっている現実もあるのだ。トヨタ、ソニー、カラオケ、マンガ、ニンテンドー、Jポップ……。「ノーキ」や「カイゼン」が、世界の経済にどれだけ貢献しているか。インスタント・ラーメンやカップ麺が、どれだけの人を救ったか。
日本は、マスコミが言うほどには、決して悪くない。いや、それどころか、まだまだ大いなる潜在力を秘めているのである。
もちろん、目の前に課題がないわけではない。少子高齢化に伴い、人口構成が変わってゆくのは間違いないし、それに応じて政策を変えていかなければならないだろう。社会の活力を維持しながら、セーフティネットを構築することも不可欠だ。しかし、そもそも社会というのは常に変化するものなのであり、それに合わせて臨機応変に対策を講じていけばよいのである。目の前の変化に怯えて、いたずらに悲観ばかりしているのは、かえって国の舵取りを危うくさせるのではないだろうか。
本書は、そんな思いから、私なりに「日本の底力」をもう一度、見つめ直してみようとしたものだ。ときには話が脇道にそれてしまったり、かなり乱暴な物言いになってしまったりしたところもある。しかし、これは「失言」や「放言」のたぐいではない。発想の転換のために、あるいは考えるヒントとして、あえて暴論、異論めいたことも述べさせていただいた。あまり眉間に皺を寄せずに、柔らかい頭で読んでいただけると有り難い。これからの日本を考える上で、本書が議論のきっかけになれば本望である。
祖父・吉田茂は、私が幼い頃、よくこんなふうに語っていた。
「日本人のエネルギーはとてつもないものだ。日本はこれから必ずよくなる。日本はとてつもない国なのだ」――。
私はいま、その言葉を思い出している。
~・~・~・~・~・引用終わり~・~・~・~・~・
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