ニートの海外就職日記 (←クリックすると音が出るので注意)
はてなブックマークでたまにでてくるので、何度か読んだことがある。
作者は、「日本のクソ労働環境が嫌で海外脱出。オーストラリア留学後、現地のデザイン会社に海外就職。シンガポールでのクソ日系勤務、海外ニート生活を経て、シンガポールにて外資系に転職、勤務中。」という方だそうだ。
毎回、とても元気よく、日本の労働環境の悪さをこき下ろしていて面白い。
自分はもう8年か9年くらい日本で働いていないので、日本の労働環境がどんなんだったか、というのは実は忘れつつある。
でも、よーく思い出してみると、やはり日本の労働環境は異常だったかな、と思う。
ここフィリピンの労働環境の特徴を書きます。(フツーのオフィス系の場合)
サービス残業 これはとにかく、あり得ない。今まで1分たりともサービス残業をさせたことはない。
たとえ、その残業が、本人がつくったミスを手直しするためだけの残業だったとしても、残業代を払う。
しょっちゅうミスをしたらどうするのか、というツッコミには、「そんな社員は覚悟を決めてクビにしちまえ」
制服を着替えたりする時間なども、全て払うのが礼儀。
有給休暇 有給申請はリーダーがOKなら全て許可。休んだ者の尻ぬぐいは全てリーダー。
子供の出産 法律上、母だけでなく、父親にも産休が認められているので、これも申請があれば当然、却下しない。
子供の出産立ち会い 出産の立ち会いって、素晴らしいです。僕は2度立ち会いました。あれより大事な仕事があるとは思えない。なので父親が「立ち会いたいので休む」と言えば、当然、許可。
それ以外でも、「生れたばかりの赤ちゃん」がらみの休みは全て許可。1歳くらいまでは、本当に大変だもの。
土日出勤 忙しければ当然、出社を要請するが、「土日のどちらかだけ」にして、「両方」というのはさせない。
土日出勤は、非常に難しい問題で、「土曜日も日曜日も来い、これは会社命令だ」としてしまえば、就業規則上、社員は業務上の命令には背くことができないので、出社させることは可能だと思う。ただ、これを乱発してしまうと、本当に「なんのための仕事なのか」がわからなくなってくる。また、週5日勤務ベースで処理できない状況を慢性化させると、社員からマネジメント側の手腕を疑問視されることになる。
ただ、「明日、土曜日は私は来ます」と言っておきながら、会社に来ないという、「来る来る詐欺」は厳しく対処する。
交通費 不思議なもので、フィリピンでは交通費は支給しないのが普通。当社も払っていない。「本当にそこに住んでいるのかを証明するのが難しい」からかな。。
ここフィリピンは労働局が雇用者に厳しい、ということもあり、「法律は全て守る」のが基本なのだが、不思議なもので、最初のうちは「法律だから」守っていると、だんだんと、「そうすることが正しいのだ」、と思うようになってくる。
自分の場合、会社に入って数年は、かなりの社畜だったと思う。
夜10時、11時の残業は当たり前、土日出勤あたりまえ、年末年始やお盆休みは「あーこれでゆっくり仕事ができる」と思う方だった。
フィリピンへ来て、こういう労働に対する考え方がガラリと変わるのに、2年もかからなかったと思う。
なんでだろう
「仕事なんてただの手段であって、あくまで家族が一番」、という常識が、そこらじゅうにダダ漏れしているからかな。
まーとにかく
労働、という点において、日本の常識は、世界の非常識。
そうおもいます。
日本の常識が非常識かどうかは、さてあれ、
ゴルゴ53もうすぐ54 {6676} 2009 年 12 月 9 日 @ 1:21 PMよその国のルール(地下鉄の乗り方ひとつを取っても・・)が、なかなか理に叶ったものであったりして感心すること多々ありますね。
最初は、色々とまどいますが、「個人の責任に於いて」と、いう精神が見事に浸透しています。社会において、とにかく。
他国に行きますとホント勉強になります。
その点、日本、否、日本人は、何につけ甘やかされる事に、少々、慣れすぎたな。
それも、子供のうちから・・・。
だから、社会人10年目でも、平気で人前でグチたれる。不満だけは吐く。
なさけねぇ。
と、思っちゃいました。昨日、飲み屋で。