あるフィリピン人に「仕事の話をしたい」とマカティまで呼び出された。
「Shuseiさんは、たまに僕たちの事務所に来て、チェックだけしてくれればいいから、そんでちょっとだけコミッションをくれればいいから、あとは何にも用意しなくていいし、面倒な書類もいらないし、一緒にやりませんか」
たまに来るだけだ?
チェックだけだ?
アウトソーシングは、人数集めて、パソコン並べて、仕事を渡して、どんどんかかせればどんどん儲かる、みたいな幻想を抱いている輩は結構多くて、疲れる。
欧米系のメディカル・トランスクリプションとか、コールセンターとか、まさに人数集めてパソコン集めて、どんどん流す世界だ。それでうまくいっているんでしょうか。うまくいっているなら結構なことです。
以前は、日本もそうやってアウトソーシングしていかないとどんどん置いていかれる!どんどん人件費の安い国を使っていくべきだ!なんて思ったけれども、最近、違うな、と思うようになった。
日本人には日本人の目指すものがあって、馬鹿みたいなこだわりがあるわけですよ。
クレイジーといわれようが、マニアックといわれようが、あいまいといわれようが、キチガイといわれようが。
それを捨てちゃあ、もう日本人じゃない。
だから日本は日本のやりたい道を行けと。
無理して中国やベトナムやフィリピンを使わなくたっていい。
日本人のお客さんと仕事をするということは、離れていたって、その人と寝食を共にするくらいな覚悟ですよ。
君たちには一生わからんだろう。
なんだか書いてて涙が出てきたな。
コメント (2)
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ローカルの方々とのタイアップほど難しいものはありません。 わが社フィリピン支店において代々申し送りされる項目のうち最重要なのがこれで、ローカルとはJVを組まない、タイアップしない。 それで取れない仕事はあきらめる。 どんなにおいしい申し入れでもこれだけは守れ、と言われています。 5年ほど前になりますがある大手設計事務所からのオファーでCMをお願いしたい、と。 そこでこの土地に高層マンションを建てた場合のフィジビリティをということで、ドラフトを描いたことがありました。 それから何か月たっても連絡がないのでこちらからあれはどうなりましたか、と連絡を入れたところデベの都合で取りやめになったような感じでした。 しかし近年になってボニファシオに完成し既にほぼ完売しているのは・・・何と弊社のデザインに酷似していました。 やられたっ!と思いましたね。 まあ完売間近のようだったのでスコーシ溜飲を下げましたが。
NVCMI {353} 2007 年 8 月 28 日 @ 2:40 PM