フィリピンのトラブルのうち、7割はメイドで3割はPLDTというようなことを書いたことがあるが、それに加えて、ビルやコンドミのアドミという生き物も相当なカタブツが多い。
ところが、今、借りている物件のアドミはものすごく親切で、僕はとても感動している。
PLDTのDSLを申し込んだのが1ヶ月前、昨日までつながらなかった。
PLDTは「明日行く」「明日行く」を3週間くらい言い続け、挙句の果てに「端子の数が足りないのでDSLを供給できない」と言いだした。
それが本当なら大問題だ。
秘書はPLDTの言うことをただ僕に伝えるだけしかできないので、秘書にこう伝えた。
「端子が足りないなんてどうせ嘘だから、その端子がどこにあるのか聞け。このビルなのか、道路のどっかなのか、PLDTのセンターにあるのか。それと端子の数が全部で何個あって、何色なのかも聞け。」
ところが当然のことながら、「担当者がいない」ということになり、返事など来ない。
「なんだがわからないけど、本当に端子がなかったら大問題だ。待ってたって何も起きない。アドミへ行くぞ。」
と秘書を連れて借りているビルのアドミへ。
「このビルはDSLが引けないのか?PLDTが端子の数が足らないとか言っている。もしそうなら、明日にでも全部、別のビルに引っ越す。」
アドミ「 それはきっと嘘ね。彼らは何でもかんでもEXCUSEしますから。私がフォローアップします。つながるまで、このアドミで使ってるDSLのモデムを貸してあげます。」
「モデムを貸してくれる?でも番号と一対になってるから、そんな簡単にいかないでしょう。」
「大丈夫、うちの電気屋ちょっと配線工事すればできます。」
「??なんだかよくわからないが、お願いします。」
1時間後、電気担当がきて、僕のオフィスの電話のジャックのパネルをあけ、コードを3センチくらい剥く。
電話回線というのは、2回線で1本になっているみたいだ。
スプリッターを、その予備の2回線目に取り付け、モデムをつける。
あっという間にDSLがつながった。
「あれ、できちゃったよ。他人の回線なのに、こんなことできんのか。。。」
;**********
そして翌日。
PLDTの工事屋2名がついに登場。「おれはお前らがくるのを、3年もここで待っていたんだぞ。」と一発かます。
あっという間に、うちの本来のDSLの取り付け完了。アドミのフォローアップで、本当に翌日に取り付いた。
いままでの1ヶ月は何?
聞いたところ、うちのビルの管轄はマカティではなくジュピターだそうで、マカティにいくらフォローを入れても伝わらないのだそうだ。(同じ会社なのにめちゃくちゃだ)
ついでだからエンジニアにいろいろ事情を聞くと、エリアによって使っているシステムが違うので、スピードが出たり出なかったり、まちまちなのだそうだ。
また、PLDT自体が抱える、顧客不満足な体制についてもスタッフたちは十分承知していて、わかっているのだけど何もできない、というのが末端のスタッフたちの本音なのだそうだ。
「マカティは何でもかんでも書類、書類で、遅いしうるさい。ビッグ・プロブレム」
と言っていた。多分、末端の人間は、いつも客に文句を言われて、つらいのだろう。
それにしても、DSLを貸してくれたアドミは本当に親切だった。9年すんでいるが、こんなに親切なアドミは本当に初めてだ。ほかのアドミは、意地悪なことしか考え付かないから。
;**********
ちなみにコマーシャルは住宅よりはるかに割高で、P3000払っても768Kbpsの回線にしかならない。
実行速度は、PLDTのサイトで調べると750bps出ているが、このサイトは真っ赤な嘘。
GLOBEのサイトで調べると、70kbpsというダイアルアップ並のスピード。これも嘘。
商売敵だから、多分、IPによってPLDTからのスピードは遅く出るように操作しているのだろう。
フィリピンというのは、本当に何が真実で何が嘘か、常に考えなきゃいけない。
いつも使っている日本のサイトで調べると、180kbps。これが一番信用できる。
アラバンの自宅で使っているやつは同じP3000でも700Kbpsくらいはいく。
180kbpsというのは、0.18Mbps。
写真1枚表示するのに、3秒とか5秒かかる。当然、YouTubeなんてまとも見ることはできない。
これで月7500円。
アドミに借りていた回線は、住宅用のP999(2500円)のプランで、呼称が368Kbps。
日本とのスピードはさらに遅くて150Kbps程度。
話にならない。
というわけで、今、複数の回線を束ねて1つのネットワークで使用する方法を検討している。
たとえばSmartBroでもいいから5回線くらい引いて1Mくらいにできないのか。
自分で自分の尻尾を食べるような話なのかな?
うーん、スピードサイトの表示についてはサイトの
tom in manila {402} 2007 年 9 月 22 日 @ 11:24 AMIPアドレスから自分のコンピューターのIPアドレスを
計測しているので、それぞれのサイトで違うのですが、
日本のテストサイトとフィリピン国内のサイトでは
日本とフィリピンをつなぐファイバー回線とサーバーの
問題なので、PLDTの問題というより国と国の間のスピード
なのでどうしようもないのではないでしょうか?
日本とのデーターのやり取りに速さが必要とされるので
あれば、NTTとかKDDIの専用線と契約するしかなさそうですね。
いずれにしても相対的な速さなので、
第3者のテストサイトで調べるしかない
ですね。