アドミという生き物
2007 年 9 月 21 日

フィリピンのトラブルのうち、7割はメイドで3割はPLDTというようなことを書いたことがあるが、それに加えて、ビルやコンドミのアドミという生き物も相当なカタブツが多い。

ところが、今、借りている物件のアドミはものすごく親切で、僕はとても感動している。

PLDTのDSLを申し込んだのが1ヶ月前、昨日までつながらなかった。

PLDTは「明日行く」「明日行く」を3週間くらい言い続け、挙句の果てに「端子の数が足りないのでDSLを供給できない」と言いだした。

それが本当なら大問題だ。

秘書はPLDTの言うことをただ僕に伝えるだけしかできないので、秘書にこう伝えた。

「端子が足りないなんてどうせ嘘だから、その端子がどこにあるのか聞け。このビルなのか、道路のどっかなのか、PLDTのセンターにあるのか。それと端子の数が全部で何個あって、何色なのかも聞け。」

ところが当然のことながら、「担当者がいない」ということになり、返事など来ない。

「なんだがわからないけど、本当に端子がなかったら大問題だ。待ってたって何も起きない。アドミへ行くぞ。」

と秘書を連れて借りているビルのアドミへ。

「このビルはDSLが引けないのか?PLDTが端子の数が足らないとか言っている。もしそうなら、明日にでも全部、別のビルに引っ越す。」

アドミ「 それはきっと嘘ね。彼らは何でもかんでもEXCUSEしますから。私がフォローアップします。つながるまで、このアドミで使ってるDSLのモデムを貸してあげます。」

「モデムを貸してくれる?でも番号と一対になってるから、そんな簡単にいかないでしょう。」

「大丈夫、うちの電気屋ちょっと配線工事すればできます。」

「??なんだかよくわからないが、お願いします。」

1時間後、電気担当がきて、僕のオフィスの電話のジャックのパネルをあけ、コードを3センチくらい剥く。

電話回線というのは、2回線で1本になっているみたいだ。

スプリッターを、その予備の2回線目に取り付け、モデムをつける。

あっという間にDSLがつながった。

「あれ、できちゃったよ。他人の回線なのに、こんなことできんのか。。。」

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そして翌日。

PLDTの工事屋2名がついに登場。「おれはお前らがくるのを、3年もここで待っていたんだぞ。」と一発かます。

あっという間に、うちの本来のDSLの取り付け完了。アドミのフォローアップで、本当に翌日に取り付いた。

いままでの1ヶ月は何?

聞いたところ、うちのビルの管轄はマカティではなくジュピターだそうで、マカティにいくらフォローを入れても伝わらないのだそうだ。(同じ会社なのにめちゃくちゃだ)

ついでだからエンジニアにいろいろ事情を聞くと、エリアによって使っているシステムが違うので、スピードが出たり出なかったり、まちまちなのだそうだ。
また、PLDT自体が抱える、顧客不満足な体制についてもスタッフたちは十分承知していて、わかっているのだけど何もできない、というのが末端のスタッフたちの本音なのだそうだ。

「マカティは何でもかんでも書類、書類で、遅いしうるさい。ビッグ・プロブレム」

と言っていた。多分、末端の人間は、いつも客に文句を言われて、つらいのだろう。

それにしても、DSLを貸してくれたアドミは本当に親切だった。9年すんでいるが、こんなに親切なアドミは本当に初めてだ。ほかのアドミは、意地悪なことしか考え付かないから。

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ちなみにコマーシャルは住宅よりはるかに割高で、P3000払っても768Kbpsの回線にしかならない。

実行速度は、PLDTのサイトで調べると750bps出ているが、このサイトは真っ赤な嘘。
GLOBEのサイトで調べると、70kbpsというダイアルアップ並のスピード。これも嘘。
商売敵だから、多分、IPによってPLDTからのスピードは遅く出るように操作しているのだろう。

フィリピンというのは、本当に何が真実で何が嘘か、常に考えなきゃいけない。

いつも使っている日本のサイトで調べると、180kbps。これが一番信用できる。

アラバンの自宅で使っているやつは同じP3000でも700Kbpsくらいはいく。

180kbpsというのは、0.18Mbps。

写真1枚表示するのに、3秒とか5秒かかる。当然、YouTubeなんてまとも見ることはできない。

これで月7500円。

アドミに借りていた回線は、住宅用のP999(2500円)のプランで、呼称が368Kbps。
日本とのスピードはさらに遅くて150Kbps程度。

話にならない。

というわけで、今、複数の回線を束ねて1つのネットワークで使用する方法を検討している。

たとえばSmartBroでもいいから5回線くらい引いて1Mくらいにできないのか。

自分で自分の尻尾を食べるような話なのかな?

コメント (12)

うーん、スピードサイトの表示についてはサイトの
IPアドレスから自分のコンピューターのIPアドレスを
計測しているので、それぞれのサイトで違うのですが、
日本のテストサイトとフィリピン国内のサイトでは
日本とフィリピンをつなぐファイバー回線とサーバーの
問題なので、PLDTの問題というより国と国の間のスピード
なのでどうしようもないのではないでしょうか?
日本とのデーターのやり取りに速さが必要とされるので
あれば、NTTとかKDDIの専用線と契約するしかなさそうですね。
いずれにしても相対的な速さなので、
第3者のテストサイトで調べるしかない
ですね。

tom in manila {402} 2007 年 9 月 22 日 @ 11:24 AM

私見としては、Easternテレコムの回線がNCRではBESTかと。。

回線の安定度、保守サービスに関しては、少なくともP社、G社よりは格段に上。。

単価も大事だけど、安定性、保守は欠かせませんよね。

manila-ceo {405} 2007 年 9 月 22 日 @ 11:44 AM

tomさんこんにちは
もちろん日本とフィリピンの回線の混雑具合に依存するということは承知しています。僕の場合、大切なのは、日本から少なくとも実効速度が700Kbpsあることで、数キロ離れた電話局、しかも嘘だらけのPLDTやGLOBEの計測サイトなんて別にどうでもいいということです。今回768の契約で180しかなかったので、アップグレードしてもタカがが知れてそうだということがわかりました。いまから全部調べて、なるべく安く700kbpsを実現する方法を検討します。
回線のスピードは地域でえらく差が出るということもわかりました。
専用線はよっぽどの大企業のサポートがない限り金銭的に無理だし、私には必要ありません。

Shusei {404} 2007 年 9 月 22 日 @ 2:54 PM

すなさん
ありがとうございます。早速easternを調べます。
1つ1つ契約して、違約金をばら撒いてでも、全部試すつもりです。
通信関係の友人に聞いた話では、複数の回線をまとめるロードバランシングとかいう、ハブみたいな機械があって、数年前では1基18万円とかいう値段で売られていたそうです。なにかご存知ですか?
今、フィリピンの代理店から見積もりを取り寄せている最中で、これがもし手ごろな値段なら、ウンコ回線を5本くらい束ねれば瞬間的には1Mくらいでるのかな、なんて思いました。
でもDSLを5回線も引いたら、全部のスピードが遅くなるだけで、結局同じになりそうだし、コマーシャル契約だとレジデンシャルとちがってえらく高いので、現実的ではないかもしれません。

しかしいつになったら、実効速度で1Mとか2Mとか手ごろな値段で使えるようになるんですかねぇ。

Shusei {403} 2007 年 9 月 22 日 @ 3:01 PM

IDCC(エルミタ)は、現在PLDTとEasternの2本立てです。
PLDTは、スモールビズを契約していますが夜間だと1 1.5Mで通信できています。
ファイルの転送も700 900kb/sでていますね。
しかし、2 3ヶ月に2 3日まったく使えない日がありますし、対応は、相変わらずです。
Easternは、1Mで契約して計測はしていませんが使い勝手はいいようです。
Easternを入れた理由は、リスクマネージメントの一環とPLDTで事業用回線が約P2,000/月(定額制)、同じ金額でEasternはDSL1Mとセットで導入できたことです。

自宅は、GLOB1.5Mでとにかくスピードにムラがあり個人使用だから
耐えられますが、仕事だったらイヤに成りますね。

高橋 勝 {401} 2007 年 9 月 22 日 @ 4:02 PM

すみません高橋さん、お電話で話したいのですが、shusei@offshorecad.com.phまでお電話番号を教えていただくか、882-5473までお願いできないでしょうか。

Shusei {400} 2007 年 9 月 22 日 @ 4:17 PM

林さんへ

回線のロードバランシングの機械は、複数の回線を束ねるものではなく、予め複数の回線をつないでおいて、メイン回線がダウンしたら自動的にサブの回線に切り替える機能を持つ機械になります。

ウチはコールセンター事業用にEasternのLeaseLineを引いていますが、日本のサーバーにつないで実行速度を常々計測していますが、時間たんに関わらず上りも下りも、1.6M 1.9Mで安定しています。LeaseLineといってもISPまでの専用線という意味で、日本とダイレクトでつながる専用線ではないので、それほど高くはありません。当然ADSLよりは全然高いですが・・・

manila-ceo {399} 2007 年 9 月 23 日 @ 3:34 PM

すなさん
言葉が間違っていたのかもしれません、こういうのを友人に教えてもらったのです。複数の回線を束ねるそうです。

http://www.hytec.co.jp/solution/multihoming/case01.html

当時18万円したそうです。フィリピンにも代理店があるので、月曜日に見積もりが来る予定です。
Easeternのリースラインはどのプランでおいくらですか。
20万円くらいでしょうか。Eastern Gigabitになるのかな?
打ちの地域でもEasternができるかどうか調べてみます。

Shusei {398} 2007 年 9 月 23 日 @ 4:47 PM

PLDTのことを考えると血圧があがります。 いつか火炎瓶を投げ込んでやろうかなと思っています。

NVCMI {397} 2007 年 9 月 24 日 @ 9:13 AM

林さんへ

この種の製品を販売している業者的な立場で言わせてもらえれば・・・

一連のマルチホーミング製品のうたい文句としては複数の回線を束ねる事により xx 倍の高速化とありますが実際の所は各ISPごとの実行速度すなわち1Mbps , 2Mbps の回線をマルチホーミングで束ねたとしても3Mbps にはならないという事です。あくまで 2Mbps の回線を誰かが使ってる時は他のユーザーのリクエストを 1Mbps の回線で行うという形です。

日本の様に ADSL も十分高速な環境ではそれなりの威力を発揮出来ますが、当地においてはマルチホーミングよりも Proxyを設置することで帯域を節約することがより効果的ですね。マルチホーミング自体は実態としては速化にはあまり効果がなく、リダンダンシーというか冗長化に効果化がある製品と考えて頂いて宜しいかと存じます。

当社で引いているEasternの回線はONE BROADBAND IDS E1 MSFとかいう製品名で、いわゆるE1ですね。$890が月額だったかと・・・ちゃんと調べてみないと分かりませんが。

manila-ceo {396} 2007 年 9 月 25 日 @ 12:27 AM

すなさん
昨日、Symantecの製品のレビューを読んでいたらまさにおっしゃるとおりのことが書いてありました。

考えてみれば同じファイルをダウンロードしているときに、ある部分はこっちの回線、ある部分はあっちの回線を通って相手先でうまく合流できる。複数のファイルをダウンロードしたり、複数の人がダウンロードするときに多少、効果を発揮するだけみたいですね。それもちょこっとだけ、って感じみたいですね。

$890というと10万円。目の玉がとびでるほどではないけど、将来的には不可能な金額ではなさそうです。
いろいろ参考になる話をありがとうございます。

各社問い合わせをしていますが、まだ何も返事がありません。
SkyCableからは対象外地域という返事だけもらいました。

Shusei {395} 2007 年 9 月 25 日 @ 8:43 AM

NVCMIさん、PLDTのMakatiセントラルオフィスはいつでもOKです。私のところの管轄ではなさそうなので!

Shusei {394} 2007 年 9 月 25 日 @ 4:33 PM
 

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