駐在員は、すげー儲かると思った。
この話題はある意味、タブーだと思う。
海外赴任、というか、飛ばされて驚いたのは、デデーンと給与明細に加わった海外手当てのでかさだ。
28歳の当時で、25万円くらい、毎月の給料のほかにくっついていたのである!
(なにこれ、こんなもらえんのかよ。。。)
ほんとにびっくりした。
同年代で海外に出たやつなんて、全くいなかったので、誰にもいえなかった。みんな、海外はけっこうもらえるらしい、とは知っているものの、具体的にどれくらいもらえるかなんて、誰も知らないのである。
僕は28歳で飛ばされたとき、貯金が40万円しかなかった。(これは貯金とは言わないか)
それが2年ジーっとフィリピンにいたら、500万円くらい貯まったのだ!
その後、海外駐在員はオイシすぎる、という議論が社内ででてきて、当然といえば当然なのだが、どんどん手当ては減らされ、10年たつと、10年前より少ない16万円程度になった。それでも16万円。すごい。
まあアフリカの僻地でダムや道路を作っているような人たちは、本当に苦労しますからこれくらいもらってもまだ足りないと思う。でもフィリピンのしかもマニラなんて、基本的になんの危険も無い。海外手当てなんて、なーんにもいらないはずなのだ。
海外はどの会社もコンドミ支給ですから、住宅費ゼロ。しかも、子供もいないのに、3LDKの高級コンドミとかに住んじゃって、何に使うんじゃーという感じです。(でも家族カーは自腹なので、みんなシビックかアルティス。)
しかも今のように物価は高くなかったので、買い物をするときに値段を気にする必要なんて無かった。
当時の上司は「俺、住宅ローン全部払っちゃったよ」なんてことまで言っていました。
まー会社の差こそあれ、駐在員はどこも基本的に金持ちです。
しかしここからが駐在員のイヤらしいところ。
まず、かならずみんな、金が無いフリをする。実にイヤらしいですねぇ。あるくせに。
駐在員が「うち、もうお金ないよー」と言った時の本当の意味は「これを使っちゃうと50万円貯金できるはずが40万円の貯金しかできないよー」という意味です。
自分の金を使うときはすっごいケチです。
それでも、身銭を切って、ちょっとでもスタッフやお手伝いさんに還元するならいい。
みんな使わないんだ、これが。
「あ、きみたち、今日は好きなもの食べていいよ。どんどん注文しなさい」
といっておいて、会社の経費。
(そのイクラ、俺が徹夜して書いた階段詳細図のカネだろがぁ、ごるぁああ)
と何度心の中で炎を燃やしたことか。
(経費を使いまくって飲み食いしていた当時の社長は若者から大顰蹙を買い、最後は孤独な状態で帰任したようです。)
部長格程度なら余裕で年収1500万はいきます。
そんなヤツが、運転手の給料の500円1000円の昇給を、上げすぎだの、甘やかすなだの言ってます。
深夜のタクシー手当てを30ペソから50ペソに値上げするのに、2年くらい話し合ったりします。
雲の上から、豆粒を眺めるような気分でしょう。
本当に人間というのはイヤらしい生き物だなぁと思いました。
サラリーマンで、巨大な責任を背負い込んで、苦労して苦労して出世するのは男として王道です。
僕もそうなりたかった。
が、物価の安い、人の行きたがらない外国(ニューヨークとかシンガポールとか物価のクソ高いところはだめです。東南アジアか中近東あたり)にポーンと出て、「いやだいやだ、帰りたい、最悪だ」とか言いながら、のうのうと5年くらいいる、これも実は勝ち組だったりします(爆
ま、そのためには図面でも企画書でもいいので、一発丸めてですね、客の頭に投げつけとけば、片道切符獲得です。
Shuseiさん、お早う御座います。
ナベ坊 {490} 2007 年 10 月 17 日 @ 7:43 AM同感です、私も、出張でなく、永住するつもりで来て、日本と同じレベルの給与を貰えると・・・。実際は新卒の高卒より低い。駐在員は日本の給与を貰い、海外手当てが生活費。しかし家賃はゼロ、しかも高級。現地採用は同じ仕事をして、雀の涙。ショックでした。しかし、女房、お腹の子供が・・・。無いよりましだと、働いてきました。日本人が、日本人をバカにしている。会社の名前の金看板だけで、中身の薄い連中なのに・・・。解っている人は、本当に優しいですが・・・。
金を貯めて来なかったのが悪い?×イチで全てを無くしたバカ親父です。(笑)フィリピンで出直しと思い、来たのに、病気で倒れ、身体障害者。年収10,000,000円以上が、今は・・・。
惨めです。でもある面、何の縛りも無い自由。ある意味楽しいです。