日本は成長を続けなければならないのですか
2008 年 2 月 14 日

久しぶりに真冬の日本を体験しました。

日本に帰って、思ったこと。

テレビはギョーザの話ばかり。ギョーザみたいなものまで中国人に作らせているんだ!?なんで中国人がコネコネしたもの食わなきゃならないの。

変な話だ。当然安いんだろうけど、ギョーザくらい、自分で作れ。メーカーもいくら安いからって、ギョーザまで中国でコネコネする必要はないだろうに。スーパーに並んでたら、そりゃあ安い方を買っちゃうもの、もとから置いていなければいいのに。

一方、環境問題が庶民にまで浸透していて、どこ行っても環境、環境、二酸化炭素。

それが、けっこう、一時的なブームという感じでもなくて、わりと自然というか、日本人の性にあっているというか、日本人ってやっぱり生まれつき「もったいない」の精神が好きなんだな、と思った。

京都議定書の削減目標は達成不可能といわれているけれど、日本人ならできるような気がする、と思った。

そしてこのガソリン高にも、それほど文句を言っている人がいなくて、むしろ

「これくらい高い方が無駄に車に乗るのを控えて、いいんじゃないか」

という声の方が多い。

日本人って、えらいなぁ。

一方、日経ビジネスの記事で、「中国では欧米企業の進出がすさまじく、学生を大量に囲い込んで、日本はすでに出遅れている」みたいなことが書かれていた。

それを読んで思った。

多分、日本人て、そういうの苦手なんだ。

外国に出て行って、外国人を使って何かやらせるとかいうことが苦手。

中国でソフトウェア開発をしている苦労話のメルマガを読んでいるけれど、本当に気の毒なくらい無理をしている。

日本人だけで作っちまえば、早いし手っ取り早いのだけど、人材不足やコスト削減で、中国人を使わざるを得ない流れになっている。

最近思うことは、もう、そんなに無理してもの作りするのやめたら?ということ。

欧米に負けようが何しようが、日本は日本人だけでシコシコとマニアックなもの作り続けていればいいじゃないか。

いやいや中国人使って、無理して変なもの作るなよ。

競争力が低下しようが、円が低下しようが、経済成長率が鈍ろうが、ほっとけ。

そんなに成長してどうすんの。

経済大国である必要なんかない。

外貨が高くて、海外にいけないなら、じっと日本にいればいい。

シコシコと車とカメラとアニメとゲームでも作ってれば、デンマークくらいにはなれるだろ。

それより、きれいな自然、日本人らしい仕事のやりかたを続けていけばいいような気がした。

せめて日本人が作ったギョーザを食べようよ。

日本は人口が減り始めているけれど、多分、遺伝子が種を保存するために、自己調整を始めたとしか思えない。

日本はこれから30年くらいかけて、賢者のペースダウンをしていくんじゃないだろうか。

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