土曜日に「起業家ネットワーク」と言う集まりに参加しました。
僕は日本人と居酒屋に行ったのは、何ヶ月ぶりだろう?ビールを飲んだのは6ヶ月ぶりくらいかな?
ちょっと緊張してしまいました。
”起業家”と言う言葉にはちょっと抵抗があって、”起業家”というと、会社を興しては売り、起こしては売りと言うことを生業としている人を想像してしまう。ほとんどの人は、自分で会社を興してずっとそのままやっていくので、”起業しちゃった人たち”ぐらいのほうが、しっくりくる。
いろんな方が、いろいろな仕事をされているのですが、それぞれの方が今現在どんな仕事をしているか、ということはそれほど重要ではなくて、どういう背景、そういう生活環境、そういう思考回路でそうなるにいたったかという”過程”にこそ意味があると思っている。
ビジョナリーカンパニーで言うところの”助走”。
いま華麗に飛んでいる姿を眺めても何も分からない。
ある成功者が、どんな助走をしてきたか。あるいは、将来成功するかもしれない人が、今現在どんな”助走”をしているのか。
こういうことにこそ興味がある。
これを知るためには、いくらその人のWebページを見たって分かるはずも無く、その人物に実際に会っていろいろな質問をぶつけて聞き出すしかない。
そういう意味で、こういう集まりは非常に有意義だと思う。
今回は全員の方とじっくりお話できたわけではないのが残念だったのだが、たまたま隣に座った、僕よりも6つも年下で、ITで一応の成功を収め、中国支社に続きマニラ支社を立ち上げに来た方。めっちゃ成功しているはずなのにそんなことおくびにも出さず、ひたすら人の話に耳を傾けるその態度はやはりタダ者ではなかった。
そして29歳と言う若さで「これからは技術だけじゃだめだ!マネジメントもできんとあかん」と日本を飛び出し、「今が楽しくて仕方が無い」「日本人の一人当たり生産性は低い」というネットワーク系の青年。自分が29歳のときに何を考えていたかといったら「今度の特別休暇はボラカイでヤパック攻めるか」くらいなもので、ほんとうに恥ずかしくなる。
いやほんと、すごい。
”今の若い世代”というとひきこもりとか、ニートとかいう言葉がすぐに出てきてしまうのだけど、僕の、若い世代に対する見方はまったく正反対で、多くの人が僕たちの世代(40歳前後より上の世代)よりも、はるかに”優れた行動力と洞察力”を持っていると感じており、その迫力には恐怖心すら覚えることがあります。
ニートとか引きこもりと言うのは、抑えきれない行動力、表現力、エネルギーを発散する舞台が無いから反面的な行動となって表れるだけ。パワーのない若者など存在しないし、子供らしくない子供も存在しない。
うつ病だって、強い責任感の裏返しであり、責任感の無い人はうつ病にはならない。また適切なリーダーに導かれていれば、決してうつ病にはならない。
ところが日本の社会は、無駄な仕事や規制ばかりが増えると同時に、無能な上司だらけで、もうガッチガチ。
僕のようなテキトー人間でも、サラリーマンをやっていた時代は自分のエネルギーをぶつける場所が自分の会社に無いことを感じ、毎日ため息ばかりをついていたんだから、もっと若い人たちならなおさらであると思う。
さて日本のこれからは、という月並みなはなしになってしまうのだけど、こういう人たちに会うたびに、日本はこれからどんどんいい国になってゆく気がしてならない。京都議定書だって、こういう若い人たちがいれば、日本はやりますよ、きっと。
起業家っていうより、起業しちゃったっていうニュアンス
僕はとってもよくわかります。
日本にいくとITの彼みたいな人がごろごろしてるんでしょうね。
tom in manila {650} 2008 年 3 月 18 日 @ 4:08 PM