グーグルで、CADのアウトソーシングを行っている海外の企業を検索して、色々調べてみた。
一般的に、CADの作図の時給は15ドルから18ドルだった。なかには10ドルから12ドル、というところもあったが、それはかなり安いほうで、一般的には15ドルから18ドルなら国際的に競争力があるようだ。
ちなみに当社は12ドル、しかも単なる入力ではなく、かなりの検討・分析まで行っているので、かなりお得な設定だ。
1枚あたりの値段の設定は、面白いことに、紙のサイズ、それと密度を3段階(薄い・ふつう・濃い)にわけ、あるいは、納期ごとに区切っているところも多かった。つまり納期1日だと普通の5倍、3日だと2倍、1週間で1倍、1週間以上だと割安、というような感じだ。
急ぎだと、残業代を払ったり、人の配置を一時的に変更せねばならないので、当然、余計なコストが掛かる。だからこのように特急料金を請求することは理にかなっていると思う。
それとおもしろいのは、「1人1ヶ月囲い込んだ場合の料金設定」というのがあって、だいたい1500ドルくらいとなっていた。当社の設定では、経験1年か2年くらいのレベルの人材で17万円/月なので、ほとんど同じだった。
でも、これは多分、誰も契約している人はいないだろう。なぜならドバイではフィリピン人CADオペが15万円から20万円で雇えるので、わざわざ離れた場所のインド人を月15万円で契約するというのはメリットが何も無い。
CADのアウトソーシングとして、WEBで宣伝しているのは、ほとんどインドの会社だということもわかった。アメリカに本社があり、インドで書かせているとか、もともとインドに本拠地がある、という会社ばかりだった。なかには、2000台以上の端末を確保し、高速回線とバックアップのサーバーもあり、セキュリティも万全です、みたいなところもあった。その割には写真を載せているところが一つも無く、なんだか怪しいかんじだ。
ただ、こういうのって、WEBに載ってるからといってきちんと機能しているとは限らず、めちゃくちゃな図面を出して、追加追加で儲けようとしている会社もかなりあると思うので、実態は使っている人に聞いてみる以外に知る方法が無い。あるいは、自分で調査のために発注してみるとか。。
もし当社が海外の図面(アメリカンスタンダード)の分野に出て行くとなると、競合相手はインド系の会社と言うことになりそうだ。ドバイに照準を絞るとすると、ドバイへの出稼ぎが多いインドで、ドバイのプロジェクトの図面を書いている可能性はかなり高く、また地理的にも非常に近いので、話としては自然である。
さて
日本の超神経質な図面で鍛えられたわれわれが、日本流のサービス精神をもって、中東へ切り込んでいったときの勝算は、、、、、、、、
「インド人に負けるわけにはいかねえだろ。図面の書き方?よくわかんないけどなんとかなるだろ」
情けないが、これくらいしか言うことがない。今の時点では。。。
そうだ、支払いはどうなんだろうな。
ちゃんと払ってくれるのかな、外人というのはなんだか信用できないな。
結局そこだけが解決できない、と言う可能性もある。
さて
どう攻めたらいいんだろ。
やっぱ、数年間かけてドバイに放出したフィリピン人スタッフたちのネットワークを使わないわけにはいかない。
そうなると、おれが日本からデジカメやらGショックやらを、スタッフのためにせっせと運んであげた苦労が、花開くときがくるというわけだ。
おまえら、俺のためにはたらけーーーー
仕事もってこいーーーー
ってな
今Timothy Ferriss のThe 4-hour Workweek
tom in manila {699} 2008 年 4 月 21 日 @ 10:57 AMという本を読んでいるのですが、そこにインドの
アウトソーシング会社に誕生パーティーの貸し出し屋から、
妻に贈り物を贈るものを送ることまでパーソナルな
インド人のVirtual Assistantに頼むところがでてきます。
それからするとたぶんインド人一人囲い込みというのは
実際にアメリカ人あたりはやっているという気がします。
この本ひさびさに読んで面白いと思った本で、お勧めです。