『ちょっと”ビジネス”について』
2007 年 3 月 20 日

ビジネス、ビジネスと、なんだかうるさい。

僕はビジネスという言葉が大嫌い。
「何か儲かるビジネスはないか、あれが儲かるんじゃないか、こうれはいけるんじゃないか」とか言っている人がけっこういるけれど、そんな探し方をしていても、多分何も見つからない。

じゃあどういうのが成功するパターンか。僕は2つしかないと思う。

1つめが、他人を喜ばせたり、他人に儲けさせてあげること
2つめが、自分の専門からはずれないこと

他人を喜ばせたり、他人に儲けさせてあげること
利益は追いかけてもやってこない。
お客さんの満足した笑顔しか利益を持ってくるものはない。
だからお客に、いい思いをさせるにはどうしたらいいか、だけを考えていればいい。
今この客が、欲しているものは何なのか。本当にお客さんの立場にならなければ、これは見えてこない。

ここで問題だ。もしお客さんに
「いやあ、君のおかげで儲けさせてもらったよ。」
といわれたら、どうするか。次の機会には値上げをしてこっちの儲けを増やすだろう。
でもこれはだめだ。
さらに値下げして、さらに相手に儲けてもらう。
これがいい。

自分の専門からはずれないこと
どんな成功者にも、長い長い助走期間がある。
世間の人は、成功した人の、現在の成功した姿だけを見る。
助走期間にその人がどういうことをしていたかというのは見ないものだ。
逆に考えれば、今の専門を、とにかく5年くらい愚直に突き進んでみる。
惰性じゃだめだ。何かテーマを持って、突き進む。
あとになって振り返れば、これは立派な助走期間だ。
10年くらいひとつの業界にいれば、自分では「たいしたことない」と思っていても、ハタから見ればけっこう専門家だったりする。
助走なくして飛び立つことはできない。

あとは、起業家とか経営者がいろんなこといったり、本に書いたりしているけれど、この2点以外は枝葉末節のテクニックに過ぎないような気がしてきた。

注意しなければならないのが、合格体験記現象。
合格体験記現象というのは、有名大学を目指して四苦八苦していた人が、合格したとたんに、「合格体験記」を書く。すると、受験勉強していたときは、「はたしてこの勉強方法がいいのだろうか。間違っていないのだろうか」と悶々と悩んでいたくせに、合格した瞬間、やってきたすべてのことがよかったのだと思い込み、
「私はこうやって合格した。これはおすすめだ。」みたいなことを書く。
それと同じで、早起きして成功した人は、「早起きするべきだ」と書くし、何でもメモして成功した人は「何でもメモするべきだ」と言う。

だから結局、本は本。人の話は人の話。
いろいろなことをやってみて自分の経験から会得していくしかないんだろな。

コメント (4)

「助走なくして飛び立つことはできない。」
感動しました。
正にその通りですね。
今の私の心境にぴったりです。
自分の将来の為に今何をすべきか考えながら生きていくのと、
無為に過ごすのとでは、大きく変わってくるでしょう。
ただ、テレビや経済雑誌で取り上げられている成功者が、半年後、一年後に没落して叩かれているのを見ると、助走もさることながら、飛び立ったあとどうやって順調な飛行を保てるのか、又飛行が終わり着地の態勢に臨んだとき、つまり、自分の仕事を終え後人に
役目を譲ることが出来た時、初めて人に語るべきものがあるのだと思います。

「人の話は人の話」

本当にそうですね!!!

moimoi {54} 2007 年 3 月 21 日 @ 8:04 AM

結局やってみなきゃ、わかんないんですよね、

tom in manila {55} 2007 年 3 月 22 日 @ 11:50 AM

助走がしっかりした人は、墜落してもまた飛ぶけど、助走のない成金は墜落するとそのまんまですね。

Shusei {56} 2007 年 3 月 22 日 @ 8:02 PM

3流は金を残し、2流は事業を残し、1流は人を残す
”自分の仕事を終え後人に役目を譲ることが出来た”としたら、1流ですね。

Shusei {57} 2007 年 3 月 22 日 @ 8:03 PM
 

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