AutoLISPの最近のお気に入りに、「線分間隔をチェックする」というものがあります。
今までは、線分長さをチェックして、1000.000003というような線分を検出したり、デルタXが0.00001というような微妙にナナメっちゃった線分を検出するコマンドはあったのですが、2本以上の線分の間隔をチェックするコマンドはなかった。
今度のコマンドは、任意の線分を選択し、そのお互いの距離が1000.000002のようになっていると、線分が赤くなる、というコマンド。
20本選択して、全ての間隔が精度OKなら、一本も赤くならない。
20本選択した中に、1本だけヘンな位置にあると、20本全てが赤くなります。(全ての線分間隔を総あたりでチェックしているため)
コマンドを繰り返すことにより、20本を10本、5本とエリアを絞り込んでいって、問題の線分を突き止めることができます。
精度の悪い一般図を受領して、それを利用しながら平面詳細図を書いたりすると、100%、精度の悪い図面が出来上がります。
そういうときは、一般図を一旦、データ精度を小数点2桁、ときには1桁でDXFOUTし、精度を調整してから利用するのがパターンです。
ところが、これがうまくいかなかったり、忘れたりして、精度の悪いまま作図してしまうと、もう、矯正がたいへん。
1枚の平面詳細図の精度調整に、数時間かかってしまう。
しかも、線分間隔というのは、図面上のあらゆる線分の間隔を、手でひとつひとつ調べるわけにいかないので、こういうコマンドがない限り、チェックする方法がない。
CADオペレーターの技術が未熟だと、そういう曲がった線分、ヘンな位置の線分が、必ず入り込みます。
だいたい、精度のよい線を引けるようになるまで、1年はかかります。
枚数でいうと、200枚くらい。
曲がった線をたくさんひいちゃうオペレーターを負傷兵と呼んでいます。
手当てするのに健康なオペレーターが2名必要になるので、とても苦労します。
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