6日ほど前に今、アウトソーシング拠点をつくりなおすなら、やはりフィリピンを選びますか?』というアンケートを行いまして、実に123名の方にお答えいただきました。ありがとうございました。
結果は下記のようになりました(アンケート自体はまだ進行中と思います)。

私はこれをみて、けっこうびっくりしました。ダントツで多いのが「フィリピン」。次が、中国でもベトナムでもなく「日本回帰」。3位が「ベトナム」。上位に来ると思っていた中国はわずか2票。
一応、考察をつけてみました。
●秘密の花園フィリピン?
フィリピンにいる人は、自分で望んでフィリピンにいる人もいれば、会社に派遣されて気づいたらフィリピンにいた、という人もいます。
いろいろ小さなストレスはあるにせよ、「なんだ、けっこうみんなおおむね楽しくやっているじゃんか」というのが最初の印象です。
ここで仕事をして、本当にいやな思いをしていたり、希望を見出せなければフィリピンに票を投じるとは思えないので、84票というのは「とりあえず、うまく行っている人の数」「フィリピンをなんらかの形で肯定的に捉えている人の数」あるいは「ほかの国にはあまり興味が無い人の数」と考えてよいのではないかと思います。
昔、「フィリピンは秘密の花園」という言葉がありました。つまり日本ではとにかく危険というイメージしかなく、みんな来るのがいやなのだけれでも、来て見ると、あれれ物価は安いし、ゴルフはたくさんできるし、夜の遊びも楽しいし、治安なんてぜんぜん問題ないし、スタッフも明るいし、フィリピンけっこういいじゃんか、となる。親会社には「こんなところ最悪だ、たまらん、早く帰りたい」と言っておきながら、「実はあと5年くらいいたい」と思っている人がけっこういたものでした。それを総称して「秘密の花園」という言葉が生まれたのですが、この言葉は非常に面白いと思いました。
今回のアンケートでは、そういう「秘密の花園」的な評価が出てきたのかな、と考えています。(私は、こういったフィリピンの「来てみなければわからない良さ」「穴場的感覚」が非常に好きで、これからもずっとアジアのマイナーな存在であれば良いのにと思っています。)
●国内回帰!
一方、無視できない「国内回帰」の20票。これは重いです。
この票の裏には
「フィリピンはだめだ品質が上がらない」あるいは「フィリピンだけでなく海外はどこもだめだ。日本でやったほうがよい」
「日本も最近はかなり値段が下がっているので、もう海外でやる意味が無い」
というような意味が込められていると思います。
この票を入れた人のほとんどは、実際にここで日本とかかわりのある仕事をしている人だと思うので、3倍くらいの重さで見たほうが良いかもしれません。(退職して仕事をしていない人がこの票を入れるとはあまり思えないので)
いずれにせよ、身の引き締まる思いがします。
●ベトナム9票、インド5票、その他3票、中国2票
このメルマガを見ている人は、何らかの形でフィリピンとかかわりのある人ばかりだと思うので、その国の国民性がいかに仕事に影響を与えるかを身にしみて感じている人がほとんどであると思います。そういう意味でベトナムは、英語が通じないなど問題があったとしても注目されているのではないかと思います。一方、機密漏洩、反日デモなどで日本との関係が取り沙汰される中国に票があまり入らないというのも、納得できます。かなり冷静な票の入り方だな、と感じました。
コメント (4)
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お久しぶりです。
でもこのblogを見る人はフィリピンに対するバイアスが
tom in manila {134} 2007 年 4 月 24 日 @ 2:33 PM思いっきりかかっていますので、あまり意味ないような気がします。