建設関係、壊滅である。
不況ではなく、もはや壊滅。
この数日で、同業の友人関係と、メールや電話などでいくつかやり取りをした。
それはあたかも、地震か爆撃に見舞われて、お互いの安否を確認しあっているような状況である。
「どうよ、そっち」
「いや、設計依頼が50%減だわ。しかも検討ばっかりで、受注には結びつきそうに無い仕事ばっか」
「3月以降の仕事が全く無い。」
「外資系はすべてキャンセルか、もしくはストップ。」
「とりあえずすべてのプロジェクトに見直しがかかっている。」
「(工場で)作るものが無い」
「受注が8割減」
昨日は、社内のリーダークラスを集めて、いかに状況が厳しいかという説明をした。
そしたら、やっぱりフィリピン人っていいんだわな
暗い顔をするのは、俺が話をしている10分くらいだけ。
話が終わるとすぐに
「地元の設計事務所や脈のありそうなところをローラー作戦的に営業をかけて仕事を取ります」
と、自分たちの作った案営業作戦を説明し始める。
会社概要、英語版のWEBページとか作っちゃって、もうハリキリまくり。
中には、「大学生の卒業設計の図面を作成するという仕事もあるんですよ。あれは親から金が出るので、わりとおいしい」という話までも。
悲壮さのみじんもない。むしろ、普段より楽しいくらいの感じだ・・
当社も仕事は少ないが、社員の士気はかつてないほど高く、社内の雰囲気は、すごくいい。
問題児なんて一人もいない。
社員として働いているというより、「俺たちがこの会社を守る」という感じがひしひしと伝わる。
国が違うと、ここまで違うのか、というくらいに不況に対する受け止め方が違う。
ペソ高の我慢比べの次は、不況の我慢比べ。
俺も、彼らを見習って、楽しみながら、やったるわい。
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