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作図開始前の周到な計画
大規模なプロジェクトの作図に取りかかるときは、作図前に念入りに作図計画を立てます。
まず一番重要なのが、外部参照計画で、どの部分を、外部参照にするかを考えます。
全ての階をよく睨み、共通部分を探し出して、外部参照計画をします。
次に、誰がどの部分を担当するか、何階を先に書くか、の分担をします。
通常、構造躯体担当、外壁担当、ELV・階段担当、各階の中味担当というような分け方を行います。
1人が1つの階を端から全部作図してゆく、というようなことは現実的にはほとんど無く、実際には、全てのパーツが同時並行的に進んでいき、ある日突然、全体が合体するというような、手法となります。
大規模プロジェクトを数多く経験していますので、このような手法を取ることができますが、一見、簡単そうに見えて、実は大変高度なチームワークが要求されるため、我々のいやり方を真似できる作図事務所はほとんど存在しないでしょう。
CADオペレーターが作図しながら判断に迷うようだと、作図のスピードが著しく低下します。このような時は、作図の開始を1日遅らせてでも、十分な資料を準備してから作図を開始したほうが、結果的には早く完了します。
資料は色を多様することで、文字・言葉による説明を最小限に抑えます。
発注者からの資料は、通常、大変難解で役に立たないことが多いため、ほとんどの場合、作図用の資料は社内で作り直しを行います。
 
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