平面詳細図ツール

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[SD_4403] アルミサッシ枠(ALC用)

ALCや押出成形板にアルミサッシ枠(ALC用)を作図するAutoLISPコマンドです。
アルミサッシのダイナミックブロックを配置し、ALCや押出成形板、内装のLGS、仕上ボード、断熱材のトリム処理までを行い、最後に寸法を配置します。

作図方法

基準点1を指示したのち、壁をザクッとクロスで選択します。
SpeedDraftの設定を正しく行っていれば、プログラムが線分のレイヤーを読み取って、ALCや押出成形板、LGS,、仕上げ、断熱材の線がどれなのかを自動で判定しますので、ユーザーはザクッと全体をクロスで選択するのみで済みます。

ダイアログでは、基準点1からの離れ距離と、サッシの有効Wを指定します。
基準点のどちら側にサッシを配置するかは、クロス選択する位置が基準点のどちら側だったかで判別します。
※RCの欠込み寸法は固定です。変更できません。

動作するための壁の条件

下記のようなパターンの壁に対してコマンドが動作します。

AALC/押出成形板のみ
BALC/押出成形板+吹付け断熱材
CALC/押出成形板+LGS+ボード
DALC/押出成形板+吹付け断熱材+LGS+ボード

このAutoLISPコマンドが動作するには、仕上線・LGS・躯体・断熱材の線が正しいレイヤーで書かれている必要があります。プログラムがクロス選択された線のレイヤーをチェックし、本数を数えたうえで正しい場合にのみコマンドが動作します。レイヤー設定については、SpeedDraftは複数の作図標準に対応可能を参照してください。

  1. LGSの線は、無しか2本のどちらかでなくてはなりません。
  2. ALC/押出成形板の線は、2本なくてはなりません。
  3. 仕上げ線は、無し、1本、2本のいずれかでなくてはなりません。
  4. 断熱材の線は、無し、1本のいずれかでなくてはなりません。

サッシ見込みの変更

サッシの見込みは、デフォルトでは70mmですが、作図後に100mmに変更可能です。
ブロックのハンドルをドラッグすると100mmに変更できます。70mmと100mm以外の寸法には変更できません。

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