
指示したオブジェクトが属するレイヤーをフリーズさせるAutoLISPコマンドです。
外部参照に対する挙動
図面に複数の外部参照があるとき、外部参照に対する挙動を選択できます。

1 | 指示した図形が属する外部参照のレイヤーのみフリーズにする |
2 | 全ての外部参照に対してフリーズします。 指示した図形のレイヤーを他の外部参照も持っている時、それらも全てフリーズにする。 |
1の場合、外部参照2のレイヤー4を指示すると、外部参照2のレイヤー4のみフリーズになります。

2の場合、外部参照2のレイヤー4を指示すると、外部参照1~4全てのレイヤー4がフリーズになります。

レイアウト空間にいるときの挙動

1 | 現在のビューポートのみでフリーズになります。モデル空間もしくは他のレイアウトではフリーズされず表示されます。 使用例:モデル空間には平面詳細図が表示されているが、レイアウトではLGSや躯体のハッチングなどを印刷せず平面図として印刷したいときは、レイアウト空間に行き、基本的にこのモードでLGSや躯体をフリーズさせます。 |
2 | モデル空間でフリーズになります。現在のレイアウトではフリーズになりませんが、モデルでフリーズされているので、全てのレイアウトで表示されません。 使用例:モデル空間には平面詳細図が表示されているが、複数のレイアウトでLGSや躯体のハッチングなどを印刷せず平面図として印刷したいときは、レイアウト空間に行き、このモードでLGSや躯体をフリーズさせますと、全てのレイアウトで同じフリーズ状況になるので時間を短縮できます。 |
3 | モデル空間でフリーズになり、かつ全てのビューポートでフリーズになります。 |
ブロックに対する挙動
ブロックが挿入されたレイヤーではなく、ブロック内部のレイヤーをフリーズします。
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